ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

冷え込む師走の朝を迎えて(20221220)

2022年12月20日 | 沖縄暮らし

 皆様、おはようございます。沖縄島名護市西海岸は晴れています。沖縄は雪も氷も無縁な世界ですが、福島や新潟は幹線道路まで雪に覆われているところがでているとか、ご用心くださいね。特に高齢者の皆さん。

 12月も20日となり下旬に入りました。この一年も時がどんどん経ってしまいました。時代の流れを追いかけきれず、私はやきもきしています。12月16日に岸田政権が出しだ「国家・安保・軍事3文書」を今読み進めていますが、とんでもない文書です。明確に国家改造計画です。どうも「敵基地攻撃能力」が真っ先に話題にされていますが、それだけではない。もっと深い部分の改造に着手するものです。繰り返しになりますが、国民主権をばっさり切り払い、国家主権へ。

 自民党がずーっとやりたかったことでしょうが、これが現実化しようとしています。この3文書の基本の2つのタイトルの頭に「国家」がつきます。昔、天皇、今、「自衛隊」と言う名の軍隊になりかねない。軍隊が中心になる国、軍隊が束ねる国・国民が目指されているようです。私たち市民の基本的人権が潰されていきかねない。私は暗澹たる気持ちでいます。

 昔『五族協和』という嘘(ほら)を叫んでいたこの国ですが、今、「平和国家」という嘘(ほら)を叫びだしている。何しろ敵は中国だ、北朝鮮だ、ロシアだと明言しているのですから、外交をやる道筋を塞いでいる。彼らが言う「外交」とは「武力による威嚇」に支えられた外交に過ぎません。

 しかし頭を使うと血流が頭により多く流れるらしく、多少暖かくなる。運動すると身体が温かくなったり熱くなるのと似ています。暖房具のない暮らしには難しいことを考えることは、案外いいことなのかも知れません。

 ところで、私の絵はがきの再販売ですが、当ブログを通したメールでの注文から、ファックスでの注文、今日はお手紙での注文までいただきました。ありがとうございます。古証文ではありますが、私はこれを利用して、辺野古・大浦湾のどこがどのように変わってしまったのかを考える企画を準備しようと考え出しています。使えるものを、最大限使うことが重要です。

 引き続き、皆様のご支援をお願い致します。



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