ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【補足】もう明日になる(20231016)

2023年10月16日 | 沖縄暮らし

あ、明日になってしまっていた。2023年10月17日(火)

 14日から原稿執筆に取りかかってきましたが、漸く本日夕に脱稿。あぁ、疲れた。テーマは14日~始まった日米共同演習RD(レゾリュート・ドラゴン)をどう見るかだ。資料を基に考えはじめたら、次々と謎が沸き立ち、苦戦した。要するに陸自(日本国)の領域横断作戦(CDO)と米国のEABOの接点を探りながら演習を深化させ、新たに中国と渡り合い、戦争に勝つというのだ。他人の迷惑顧みず。

 もっとも米国陸軍の発案なので、勝つことしか頭にないのだろう。現代戦は、ハイテク、AIの時代だ。しかし人間性を破壊し、人の弱点を引きずり出して、一瞬一秒でも速く殲滅するというのだ。彼らの頭にはそんなことしかないのだろうか。寂しい奴らだな。国家を代理して戦の先頭に立つのは、軍人の定め。しかしそうした積み重ねが、力の支配を生み出し、「弱肉強食」を当然だと考え、猪突猛進で突っ走る連中がいる。

 米国は国の成り立ちが、「新大陸発見」という神話を元に始まった。最初から先住民を迫害し、殺しまくってきた。「西部劇」等はみな、その類いだ。先住民の逆襲は描かれても、やはり武力による「革命劇」(結果は無残な敗北)で終わっている。近代化/現代化の影で狡知と欲望が膨れあがり、取り返しの付かないところまで来てしまったのではないか。私たちは、平安を求め、分かち合いを求めることはできないのか。

 明日は早起きしなければならないし、眠い。

 と思っていたら、原稿の依頼先からメールが届いた。入稿したと.速い!

 本日(16日)、友から琉球新報の論壇を読みなさいとせっつかれて、送ってもらった。名文が出ていた。そこに私の名前が書かれており、少々驚いた。以前、その件で彼と議論したので、承知の上だから問題ない。今からでも可能な人は読んでいただきたい。「県都那覇で進む軍事強化 『不都合な真実』直視しよう」だ。筆者はA氏。私が那覇空港(周辺)は危険だが、誰も指摘する人が居ないと嘆いていたら、彼は同意だと。彼が気づいたのは、空港の誘導路を+1にすることが自衛隊の軍事利用を広げると危惧したのだ。

 事の内側で暮らしているから、かえって見えなくなるのだ。わざわざ危ないとか危険だと考えたくないものね。しかし遺憾ながらこの世の中には危険が満ちている。戦禍を如何に生み出すのかと策略を巡らす輩。こんな社会に誰がした。

 しかしこの暗い穴蔵を掘らなければならないようだ。頑張るしかないな!



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