2024年2月7日(水)曇 嘉手納基地
今日、私が嘉手納に向かったのは、ある情報が入ってきたからだ。結果は没。時間が合うかはなかなかわからない。お陰で、思わぬ物を撮ったのだ。
私は沖縄高速、「池武当」(いけんとう)を11時50分頃歩き出した。
先ず上がったのは、C-130系だが何か? 暗いな。12:14
今日はシルエットを撮るしかないだろう。
第3ゲートを越えて
最近私が拘っている通信施設が置かれている場所。車両2台が置かれているが、アンテナは出ていない。12:20
その先
泥道だったのが、整備工事中だ。左(東)側 第3ゲートの奥に通じているのだろう。12:25
右側。12:25
左側。ダンプが来る。12:26
ダンプから土砂をこの先(前の写真)に落としておりました。ならしてローラーを掛けている。道路工事だが、何の為か、不明。沖縄防衛局の工事受注一覧(2022年度から23年度まで)をみたが、該当する案件を特定できなかった。工事別件の絡みで、手段としての道路建設だろう。確かめておきましょう。
南側滑走路の北東端に到着。12:45
12:46 MC-130特殊作戦機が北東に飛んでいる。
12:49 同一の機体だろう。周回飛行中。
12:49 左奥から嘉手納弾薬庫に戻る爆発物積載車両。私の前を通過した。帰路は積載物なしだった。戦闘機等に搭載したのだろう。
寒いし、余り飛ばないようだ。私は先を急ぐ。
私は嘉手納基地から嘉手納弾薬庫に入る道(県道地下を通過)の上の県道(歩道)に座り込む。
後ろを振り向いたら怪しい車両(奥)が嘉手納弾薬庫の中に入っていく。13:10
私は一目で自衛隊車両だと分かる。このS字状の道を行ったが、第15高射特科連隊第3中隊の車両だ。すぐ側の白川分屯地の中隊だ。ご丁寧にも車両(2分の1トントラック)に擬装(葉がついた幕)のカバーをつけている。同隊は「03式中距離誘導弾」(地対空ミサイル)の部隊である。嘉手納基地・嘉手納弾薬庫に出入りしているのは、自衛隊が米軍嘉手納基地の防護部隊である証左だろう。
【補正】2024年2月10日夜、地形図で確認し、「沖縄の米軍基地」(沖縄県知事公室基地対策課編)で確認:同第3中隊は嘉手納基地第3ゲートから北東に約600mの位置にあり、東側にキャンプ・シールズが並ぶ。管理地域と言われている白川分屯地だ。演習場は、上記の道から約6km(直線距離)北にあるビオスの丘西側に演習場(P201mの南側)がある。嘉手納弾薬庫の北端であり、周囲は森に囲まれている。P201からその一端が見える。要調査。
余りに咄嗟だったので、正直私も、所属記号を読み取れるとは思っていなかった。3枚撮った内の1枚だ。
13:16 嘉手納基地に向き合う。フェンス越しに一発撮ってみよう。お出でになったのは、KC-135空中給油機だ。フェンスの穴の中に機首を入れる。フェンスと被ると、ぼやっとしてしまう。北側滑走路の脇から撮影。
今度はMC-130特殊作戦機。真下から見ると、胴体の太さが際立っている。13:26
フェンス越し撮影に拘ったのだが、なかなかうまくいかない。同じ経路を飛ばないから。
13:30 同じく。フェンスが白く見えている。
F-35A戦闘機が凄まじい音を出して飛び上がる。13:33
計7機が飛び出した。
13:34 フェンスが白くみえる。ネガではないのだ。
13:41 MC-130のお通りだ。車輪を出しており、タッチアンドゴーをやっていると知れる。
13:52 周回飛行。タッチ・アンド・ゴーだ。鉄条網を潜るが如く位置に入れる私。正確に狙えばできることだ。
ここで約1時間粘ってしまった。
道の駅に行きましょう。展望デッキに上がった。14時20分頃。
右奥の駐機場にデカ物がいる。14:26
C-5「ギャラクシー」大型輸送機だ。
こちらはアトラス航空機。軍契約で物資等を運んでくる。14:27
しばしの一休み。
南側滑走路にF-35Aが下りてきた。14:37 テイルサインは「HL」。
14:37 左に前進中。「5567」番機。
14:37 ほぼ止り、この先で誘導路へ右折する。
2機目。14:38 「HL」「5623番機」だ。
誘導路を入るF-35Aが4機。14:39
奥のF-35A2機は駐機中で、別部隊。
14:40
14:41 5機目。
14:41 「5540番機」
F-35A全部で6機下りた。
KC-130 空中給油機。「OD」「9535」番機離陸。14:44
ヘリ2機が飛んだ。
慌てたら、カメラを間違えた。14:55
HH-60 空軍救難ヘリ。2機をまとめて入れようと思ったが、1機づつ。
14:55 北側滑走路沿いに飛ぶと近い。
天気が悪くなってきて視界が効かない。AH-1対地攻撃ヘリ。(KC-135の左上)15:23
UH-1が下りる。15:23
15:24 AH-1が下りている。
2機とも普天間基地からの着陸だろう。ここ嘉手納で弾薬を積み込むのだ。
普天間基地には弾薬庫がないのだ。人家まで近すぎるからだ。
15:25 テイルサインが「AK」5370番機。離陸。
毎度書くのもなんだが、ウルセえ!
この麗しい小型機は何か? N799JR ボンバルディアBDー700-1A10 グローバル6000
やたらに長いネームだ。15:28
調べたらビジネス航空機(小型輸送機の豪華版)。同社のHPを見ると凄いと唸る。しかし同社も軍事部門にもアプローチしているようだ。こんな飛行機を買えて動かせるブルジョワはそんなに多くないだろうからな。飛行機の「宿命」か?!
余談はともかく、誰が乗ってきたのだろう? 米軍嘉手納に着陸「許可」が出る奴。
F-35Aが飛ぶ。静けさが破られた。15:38
飛ばないね。もう帰ろうか。
下りてきたF-35。「DT」機番読めず。16:41
【訂正】DTは岩国基地のF-35Bだ。
手前の北側滑走路を下りてきた。もう帰宅準備していたので、大きな望遠レンズを使えなかったのは残念。
駐機場に入ったF-35Bの2機。給油を受ける。2機とも「DT」16:48
奥のP-8対潜哨戒機の右側は米軍ではない。オーストラリア空軍機。天気悪いからそこまでみていませんでした。
本日のP-8は8機駐機していた。米軍が7機、豪軍が1機。
F-35Aは「HL」、「AK」の2個隊。そしてF-35Bの3機か。総計は不明だ。全部外来機だ。
F-15は飛ばず。演習空域に行っているかもしれない。空中給油機が少なかったからね。一緒に出ている?
これもMC-130の系統だろうが、暗いしよくわからない。C-130の系統はやたらに各種があり、悩ましいのだ。16:50
機番は「7109」テイルサインは「QD」だろう。
飛んだばかりだが、別のMC-130系統が下りてきた。17:50
鼻がでかい。角度のせいもあり、機種を断言できない。
本日はMC-130系統に悩まされた。各種あるということは、C-130という基本形を様々に改造し、使っているのであり、兵器としてエグい機種だと言えるだろう。
本題とは別の総括になってしまった。お粗末。