皆様、こんばんは。
治療をさせてもらうに当たり、問診、視診、触診、徒手検査など行い、必要があれば『超音波観察装置』で観察をして、症状の確認、治療の参考にしています。
1番良く使う時は、やはり『怪我』をされた時で、
今日は、
・転倒し手衝き、手首の成長線(橈骨骨端線)負傷のサッカ-中学生←固定
・足首をねじ、足関節捻挫のサッカ-中学生←包帯固定
とケガの場所、程度を観察します。
・『筋挫傷』(肉離れまではいっていませんが)×3名 筋肉の配列?がよく分かり、大きな痛みですが、肉離れ(切れていない)なしの確認ができ、治療、処置へ移れます。体育祭に向けて×2名、部活の試合に向けて×1名
先月末から今月なら、後療依頼のあった
・足の第1趾骨折←当接骨院で固定を作成、継続治療。
・足の第5趾骨折、リハビリ前の状態確認
などの怪我に『超音波観察』を行いました。
最近は、小学校高学年から、中学生、やや高校生を対象に、『骨端線』(成長線)を確認し、『骨の発育具合』を観察してから治療に入る時もあります。
骨端線が綺麗に開いていると『今から身長が伸びる』、骨端線が少し埋まってきていると『身長が伸びている最中』、骨端線が無くなっていると『身長が伸び切った状態』と参考までにですが、大きく分けて3つぐらいに観察でき、
怪我で超音波を観察している最中に、↑の話もすることもありますから、ケガとは別に、成長+身長は関心の高いところです。
先日から、小学生から中学生の『腰痛』が重なっていますが、こちらも背骨までは超音波観察はしにくいものの、背骨以外の所で『骨端線』をみて、腰も同様の、またそれに近い状態なので、
腰も筋肉性の腰痛だけでなく、成長痛や疲労骨折も鑑別しないといけないので、それの参考、骨の状態の把握、説明に、超音波観察を参考にします。
※治療させていただいているものは、超音波観察しなくても、成長痛や疲労骨折を頭に治療しないといけない年代ですが、患者さん+保護者さんに超音波観察で成長段階の説明をしています。
少し話は逸れますが、小、中高生の腰痛が多い中で、↑を踏まえて治療、経過をみた結果、治療で良くなった方、
協力病院の診察を紹介させてもらって(今回は遠方からの治療もあったのでその方たちの地元医療機関へ依頼もしました。)腰部『分離症』が3名と続きました。(うち1人は当接骨院でベルト+超音波治療。2名は、遠方からでしたので、地元へ依頼しました。)
と超音波観察事情が、運動クラブ生と超音波観察事情となってしまいました。
が、治療に安心、安全、またこれ以上の検査が必要か?も踏まえ、参考にしています。
超音波観察事情②へ続く。