先日ここで紹介した京都本だが 京都で買ったのは実家に置いてきちゃったので amazonのマケプレで東京用を一冊買ったのは前に書いた。その時に44円ぐらいだからいいよーと書いた。新本が2750円だからタダみたいなもんだ。で呑みながら眺めてたんだが 観光本でも無いのでお寺さんやお社の紹介もないし 美味しいお店や名物の紹介も無いのだが厚手の上質紙で写真がきれい。それもいらんもんが写りこんでない。あーこりゃ京都に住みたい人のイメージをかきたてるにはいい本だな・・と。送料が256円なので 1冊300円・・気が付いたら良いを5冊カートに放り込んでポチってた。5冊で1500円なので ハードカバー1冊のお値段。あげても誰も300円とは思わんだろうw もう全て手元にあるのだが 5冊のうち3冊は帯付きで1冊は背焼けはしてるが程度はいい・帯の無い1冊だけ付箋だらけで 裏表紙の内側に平成23年1月石田・・なんてサインしてるが まあ300円だし・・京都本も色々あって 少し前の京都の暮しなら大村しげさんや寿岳 章子 、 沢田 重隆さんだし 京都という町の思想的な部分に興味があるなら京大のセンセの鷲田清一さん もう少し文化の色が濃いなら杉本秀太郎さん 西陣の暮しなら入江敦彦さんだし 白洲正子さんも良い。京都に恨みがあるような井上章一や ファッションとして見てるような永江朗や麻生圭子はどうでもいいが・・京都のスタイルに憧れる気持ちはわからんでもないけどねぇ・・個人的に京都に住みたいなら まずはコレというのが 小学館刊の京都の大路小路 1994年初版311Pだろう。京都の道は条坊制というか 平城京と同じように碁盤の目のように道がはしってる。厳格なのは豊臣秀吉がこさえたお土居の中 つまり上・中・下の洛中だが 洛外でも多少は雑だが北・左京・右京・東山あたりは 住所がわかれば大体の位置関係が浮かぶ。これに京都駅のバス停に山ほど置いてある市バスの路線図があれば困らない。観光地で無い住所だと この本がとても役に立つ。大体大きな通りの交差点には ここは何通・・という標識があるからである。学生時代に住んでたのは上京区七本松中立売下ル一番町だったので 上京区で七本松通に面していて 中立売の交差点から下ったところ・・とわかる。ここ 千本通から一本西でうちは一番町だったがは水上勉の五番町夕霧楼の近くだったりして 西陣から下がった歓楽街でもある。今は寂れちゃったけどね。というわけで まずは通りの名から覚えるのが必須なので これはお薦めしたい。昔は300円ぐらいでごろごろあったんだが 今は絶版で古本が千円以上するのでアレだが。あと 京都は毎日何かしら行事があるので らくたび刊の京暦365日: 都ぐらしのいざない帖 があると 今日京都のどこで何があるかわかるので これもあったほうがいい。京都の売り物件が高沸してて 今日あたりだと1Kで800万円台なのでこりゃもう無理か・・というところ。前に目星をつけてたところが空いて 管理費込みで3万7千円 狭い1Kだがもうこれでもいいか・・と。洗濯機は共用で 屋上に共用物干しがあるので下着ドロには絶好の物件がだ 残念ながら若い女子はいないぽいw
入江 敦彦 (著) WAVE出版刊 2002/5 1200円+税だが 既に絶版だがマケプレなら1円からある。
入江さんと言えば 京都西陣なので お近く。あたしは少し下がった七本松中立売下ルだった。1961年生まれだからもう62か・・多摩美の染織を出て今はロンドン在住。京都の人が普通に食べてる・・といっても ちょいとよそいきのものも多いが。京都の観光本がこぞってここの・・というようなものではなく 普通の京都のお家が特別なときに使うようなそういうお品の本。若い女性向けの京都本に出てくるような洋風ではなく 戦後の京都で普通に食べられてた ただし歴史はあるものの本。あたしがお付き合いある仕出し屋さんは お任せでお願いしとくと 京都の普通のお家でハレの日にいただくようなもん出してくれるし。先日商店街で家族連れが いつもお世話になってます~と馴染みのお店になんぞ配ってたりする。京都に暮らす・・てそういうことやし学生向けの美味しくて安い大盛はあるし安い美味しいパン屋もある。見切りで一袋80円の玉ねぎ売るスーパーとか まあ東京に比べると物価は4割ぐらい安い。観光京都やら古都京都の外側にある日常の京都というところか。1954年生まれ埼玉県北浦和の有名会席料理屋「二木屋」の主人の小林 玖仁男さんの 死ぬなら、京都がいちばんいい‥て本がある。残念ながらうちの図書館には無いし 2018年初版なのに未だに古本は700円以上する。新本でも1210円なので買えばいいじゃん?とか言われそうだが なんとなくがっかりしそうで手が出ない。
難病で余命わずか。生まれる場所は選べなくても、死ぬ場所は選べる。間質性肺炎を患った著者が人生の最期に京都で見て、食べて、考えたこと。人生最期に味わいたい! 究極の古都ガイド。
だそうで あたしが京都に戻りたいのは 京都がうちらの人生の方向を決めた街だし 好きな街だというのもある。あーなんか遺言書いてるみたいで嫌なんだが 結局はそういうこと。お星さまになる前にもう少し楽しみたい。小林さんは2019年にお星さまになられたようだが 最後のメッセージをリンクしておく。おんなじようなこと考えてはったんやなぁ・・という感じだ。
入江さんと言えば 京都西陣なので お近く。あたしは少し下がった七本松中立売下ルだった。1961年生まれだからもう62か・・多摩美の染織を出て今はロンドン在住。京都の人が普通に食べてる・・といっても ちょいとよそいきのものも多いが。京都の観光本がこぞってここの・・というようなものではなく 普通の京都のお家が特別なときに使うようなそういうお品の本。若い女性向けの京都本に出てくるような洋風ではなく 戦後の京都で普通に食べられてた ただし歴史はあるものの本。あたしがお付き合いある仕出し屋さんは お任せでお願いしとくと 京都の普通のお家でハレの日にいただくようなもん出してくれるし。先日商店街で家族連れが いつもお世話になってます~と馴染みのお店になんぞ配ってたりする。京都に暮らす・・てそういうことやし学生向けの美味しくて安い大盛はあるし安い美味しいパン屋もある。見切りで一袋80円の玉ねぎ売るスーパーとか まあ東京に比べると物価は4割ぐらい安い。観光京都やら古都京都の外側にある日常の京都というところか。1954年生まれ埼玉県北浦和の有名会席料理屋「二木屋」の主人の小林 玖仁男さんの 死ぬなら、京都がいちばんいい‥て本がある。残念ながらうちの図書館には無いし 2018年初版なのに未だに古本は700円以上する。新本でも1210円なので買えばいいじゃん?とか言われそうだが なんとなくがっかりしそうで手が出ない。
難病で余命わずか。生まれる場所は選べなくても、死ぬ場所は選べる。間質性肺炎を患った著者が人生の最期に京都で見て、食べて、考えたこと。人生最期に味わいたい! 究極の古都ガイド。
だそうで あたしが京都に戻りたいのは 京都がうちらの人生の方向を決めた街だし 好きな街だというのもある。あーなんか遺言書いてるみたいで嫌なんだが 結局はそういうこと。お星さまになる前にもう少し楽しみたい。小林さんは2019年にお星さまになられたようだが 最後のメッセージをリンクしておく。おんなじようなこと考えてはったんやなぁ・・という感じだ。
村上 春樹 (著) 平凡社刊 1999/12初版 119P 1540円
誰もが知ってるベストセラー作家の本だが 元はサントリーの広報誌に載ったものを単行本したものらしい。個人的には作家村上春樹は気にはなるが好きというわけではないが 本読みとしては読んどかないと・・とでタイトルで買った本のうちの一冊。今amazon見たら古本でも結構いいお値段がする。あたしは 2015年に77円で買った記録が残ってるが・・一見小説のようなタイトルがついてるが サントリーの広報誌に書かれたものなので データベースによれば
スコットランドのアイラ島で名高いシングル・モルト・ウィスキーを賞味し、アイルランドで町や村をまわりながらアイリッシュ・ウィスキーを楽しむ。そんな2週間を綴った、ウィスキーの匂いのする小さな旅の本。
だそうだ。奥さんと二人で行ったらしく 中の写真は奥さんの陽子さんが撮ったものだが 商業色が無い素敵な写真が満載。装丁が ちょっとした詩集みたいな感じで素敵だが 本としては3時間もあれば読めてしまうw 内容はウィスキーを巡る雑文なので 呑まない人には面白くないかもしれない。最近の若い人は安い居酒屋で騒いで飲む人が多いし ちょっと小金持ちになると見栄え張って こじゃれたレストラン 金にものを言わせるご老人たちは銀座や赤坂なんだろう。そういうところで騒いで呑むのが好きな人だと は?だと思う。最近のキャンプブームでBBQで大酒呑んで騒ぐのが好きな人も多いようだが 個人的にはお酒は静かに楽しもう・・と思ってるので どうもねぇ。別に高い酒で無くてもいい。毎日のように通ってた吉祥寺のJAZZ喫茶で呑んでたのはサントリーホワイトだし 普段呑んでるのはジム・ビーム 帰ると冨士千歳か 先に書いたがセブンの900円とかね。若いうちは騒いで呑むのが楽しいのはわかるが 結局何も言わなくても呑んでて気持ちのいい友達だけになる。長く呑んでる酒好きはこうなるよ・・みたいな感じで へぇ春樹わかってんじゃん・・というところ。
誰もが知ってるベストセラー作家の本だが 元はサントリーの広報誌に載ったものを単行本したものらしい。個人的には作家村上春樹は気にはなるが好きというわけではないが 本読みとしては読んどかないと・・とでタイトルで買った本のうちの一冊。今amazon見たら古本でも結構いいお値段がする。あたしは 2015年に77円で買った記録が残ってるが・・一見小説のようなタイトルがついてるが サントリーの広報誌に書かれたものなので データベースによれば
スコットランドのアイラ島で名高いシングル・モルト・ウィスキーを賞味し、アイルランドで町や村をまわりながらアイリッシュ・ウィスキーを楽しむ。そんな2週間を綴った、ウィスキーの匂いのする小さな旅の本。
だそうだ。奥さんと二人で行ったらしく 中の写真は奥さんの陽子さんが撮ったものだが 商業色が無い素敵な写真が満載。装丁が ちょっとした詩集みたいな感じで素敵だが 本としては3時間もあれば読めてしまうw 内容はウィスキーを巡る雑文なので 呑まない人には面白くないかもしれない。最近の若い人は安い居酒屋で騒いで飲む人が多いし ちょっと小金持ちになると見栄え張って こじゃれたレストラン 金にものを言わせるご老人たちは銀座や赤坂なんだろう。そういうところで騒いで呑むのが好きな人だと は?だと思う。最近のキャンプブームでBBQで大酒呑んで騒ぐのが好きな人も多いようだが 個人的にはお酒は静かに楽しもう・・と思ってるので どうもねぇ。別に高い酒で無くてもいい。毎日のように通ってた吉祥寺のJAZZ喫茶で呑んでたのはサントリーホワイトだし 普段呑んでるのはジム・ビーム 帰ると冨士千歳か 先に書いたがセブンの900円とかね。若いうちは騒いで呑むのが楽しいのはわかるが 結局何も言わなくても呑んでて気持ちのいい友達だけになる。長く呑んでる酒好きはこうなるよ・・みたいな感じで へぇ春樹わかってんじゃん・・というところ。
吉岡 幸雄 (著), 槙野 修 (著) 幻冬舎刊 2002/5初版 183P 2750円
下鴨の納涼古本まつりに行った時に 京都の古本屋で手に入れた。もう20年以上前の本だが焼けもなく 程度のいい帯までついてて300円 しっかりしたハードカバーで 綺麗な写真を引き立てるためにか上質紙なので重たい。大事にされてた本らしく美本。
競べ馬、町家、お茶屋、夏座敷、お西さん、お東さん、夫婦煮き、おこしやす…。千二百年の古都、日本人の故郷。訪れるほどに奥深い、都人が大切にしてきた、美しい日本語503の響き。
という京ことばの本なので 住んでいるかよく知ってる人には なんやこんなもん・・という感じだが 写真がやたら綺麗。帰りの荷物が多かったんで実家に置いてきたが 見たくなったのでamazonで買った。同じ本2冊買ってどないするねん?と言われそうだが 本好きはそういうもん。一部の人は読んで気に入ったら保管用にもう一冊買うのが頭のおかしい本好き。非常に良いが送料込み351円だったのでポチったが 良い・・なら送料込みで300円からある。本と言うよりも写真集という感じで読むより眺める 数ページ眺めて閉じるみたいな そういう本。amazonのレビューに
故郷をはなれて20有余年。
この本を開きながら、故郷を想い、
「いつか戻るぞ・・・」と、心に誓っています。
というのがある。あたしは京都生まれでは無いが京都で人生を決めた人なので こういう気持ちはよくわかる。新本は高いので興味のある方はマケプレでどうぞ。コーヒーでもお酒でもいいが数ページ眺めて楽しむなら素敵な本だ。あたしはもういつ終わるかわからないので なるべく早く戻ろうと動いてる。京都の何がそんなにいいのか?と言われると住んだことが無いと理解しにくいと思うが 人が町が めんどくさいがやわらかい・・とでも言えばいいのか。あたしは なんでみんな東京に出たがるのかよくわからん。東京ってどこがいいんですか?と訊いたら みんななんと答えるんだろうねぇ
下鴨の納涼古本まつりに行った時に 京都の古本屋で手に入れた。もう20年以上前の本だが焼けもなく 程度のいい帯までついてて300円 しっかりしたハードカバーで 綺麗な写真を引き立てるためにか上質紙なので重たい。大事にされてた本らしく美本。
競べ馬、町家、お茶屋、夏座敷、お西さん、お東さん、夫婦煮き、おこしやす…。千二百年の古都、日本人の故郷。訪れるほどに奥深い、都人が大切にしてきた、美しい日本語503の響き。
という京ことばの本なので 住んでいるかよく知ってる人には なんやこんなもん・・という感じだが 写真がやたら綺麗。帰りの荷物が多かったんで実家に置いてきたが 見たくなったのでamazonで買った。同じ本2冊買ってどないするねん?と言われそうだが 本好きはそういうもん。一部の人は読んで気に入ったら保管用にもう一冊買うのが頭のおかしい本好き。非常に良いが送料込み351円だったのでポチったが 良い・・なら送料込みで300円からある。本と言うよりも写真集という感じで読むより眺める 数ページ眺めて閉じるみたいな そういう本。amazonのレビューに
故郷をはなれて20有余年。
この本を開きながら、故郷を想い、
「いつか戻るぞ・・・」と、心に誓っています。
というのがある。あたしは京都生まれでは無いが京都で人生を決めた人なので こういう気持ちはよくわかる。新本は高いので興味のある方はマケプレでどうぞ。コーヒーでもお酒でもいいが数ページ眺めて楽しむなら素敵な本だ。あたしはもういつ終わるかわからないので なるべく早く戻ろうと動いてる。京都の何がそんなにいいのか?と言われると住んだことが無いと理解しにくいと思うが 人が町が めんどくさいがやわらかい・・とでも言えばいいのか。あたしは なんでみんな東京に出たがるのかよくわからん。東京ってどこがいいんですか?と訊いたら みんななんと答えるんだろうねぇ
中山康樹著 径書房刊 1992/5初版 341P 2369円 amazonでのマケプレでは998円+257円送料だが あたしは京都の古本屋で100円で買った。埃ぽかったが拭いたらそれなりに綺麗になった。著者は元スウィングジャーナルの編集長。マイルスは1991年に亡くなってるので 企画盤を除けばほぼ全アルバムの解説。JAZZ好きでなければ1円でもいらない本だが 下鴨納涼古本まつりでKIND OF BLUEを買ったあたしとしては外せない本。JAZZ好きなら本棚に入れておくべき本。しかしマイルスって写真をみると 怪しいおっさんなんだけどねぇ 音だけ聞いてると至上の音楽。