馬鹿なことをするのは鉄道オタク 略して鉄オタくらいのものだろう。東京・大阪・仙台・新潟・福岡の近郊区間だけで使える技であるが 隣の駅に行くのに一筆書きで大回りしていくやり方の本。JR大回り乗車完全ガイド 谷崎竜著 イカロス出版刊 2015年初版。実はこれにはもっと新しい版があって 東京 大回り乗車完全ガイド (140円でどこまでも…) 2018年1月の版がある。需要は鉄オタ それも乗り鉄と呼ばれる連中だけなので 初版しかないせいで 2889円と高額だ。たかだか212ページのMOOKなのにこの値段はないだろう・・と思ったが面白そうなので まず定番の図書館検索したら 上記の一つ古い版が見つかった。定価1400円w 大回りというのは隣の駅に行く切符を買って 真っすぐ行かずに近郊線を大回りして 乗り鉄を楽しむわけ。ルールは3つ 1.線路が一周しない 2.同じ駅を2度通らない 3.発駅から着駅までの経路が全て同じ大都市近郊区間内にある・・である。最低運賃の隣の駅まで切符を買って 東京だと850キロ近くを170円で乗り鉄できるわけだが 途中下車はできないし 無人駅では列車から降りた時点で改札を出たことになるので法外な運賃が請求される・・というわけで ずーっと電車に乗っていたい乗り鉄の為だけに存在する本だ。普通の人は目的地があって そこに行くのに鉄道を使うからこの本は意味が無い。が 時間はあるが金が無いから面白そうだな・・と思って上記の2015年版をあえて買った。ルールは変わってないだろうし 5都市を網羅しているうえ こんなペラペラの特殊なMOOKに3千円も出せないからなのは言うまでもない。で 2015年版は500円ちょいだったから 送料入れても800円ちょい・これなら買っていいだろう。こういう趣味もあるのだな・・という認識だけで十分。地元の図書館検索してあれば借りてみることをお薦めする。
おかんの様態が一進一退なのだが そんな長いこと張り付いているいるわけにもいかず まあどうせいたとしても週に1度10分ほどの面会ができるだけだし気管切開してるので喋れないし とりあえずいつでも飛んでいけるようにして 明日東京に戻る予定。昨日は鰯の頭も信心から・・ではないが いくつかお寺と神社を回って願掛けしてきたわけ。で 甘いものが食べたかったので 出町ふたば・・てのが定番なんだろうが 昨日は日曜。どうせ観光客が店の前2重、3重に行列してるわけで そこに並ぶなんてそんな恥ずかしいことはできないw まあ出町ふたばの豆餅は確かに美味しいのだが あたしはふたばから歩いて10分くらいの大黒屋鎌餅本舗の御鎌餅の方が好き。豆餅と比べるとボリュームは全然無いのだが 柔らかい羽二重に上品な甘さの餡がくるまれていて 更に経木で・巻いてある。住宅街の中にひっそりあるお店なんで 行列も無いので良い。1個216円なんで豆餅とそう変わらないし どちらを選ぶかと言われたらあたしは鎌餅だろう。さて そんな話ではない。鎌餅買って 路地をふらふら歩いていたら関西では大手のデベロッパーが建ててるマンションの工事現場にぶちあたった。路地の奥にどうやって搬入したのかは知らないが大型の自立型のクレーンなんか設置して まあこの辺なら大規模工事。建築確認が掲示してあるから見たら 5階建て(このあたりは中・低層住宅地なんで5階まで)で4棟。販売中とかなってたが 間取りも値段もわかんない。戻ってきてからネットで検索してみたら あるんだが間取りはわかるんだが値段は出てない。まあ場所が場所なんで 高いだろうな・・と見てたら嫁はんが営業に電話してききだしてるw こういう交渉事は嫁はんの方がはるかに巧いw で隣で聞いてたら そうなんですか 高いとは思ってましたが・・と言ってる。こりゃ最低でも五千万はいくだろうな・・と思ってたら 一番小さい61㎡の2LDK それも今回販売分で残ってるのは1階だそうで これで6600万w 次回分で3階があるけどこれは+800万の7400万w 一番広い133㎡の4LDKは1億は軽く超えるだろうな・・とは思ってたが びっくりの1億9千800万w ロケーションがいいから当然といえば当然だが 御所の隣の梨木神社の中古が1億5千万だったが あっちは中京だから同じくらいか?と思っていたのでまあびっくり。2億だから消費税だけでも2000万w 東京郊外なら中古マンションが買える値段だ。なんだかんだで2億5千万くらいいる勘定。あたしの生涯賃金の2倍近いのか・・と思うと誰が買えるんだろうと興味はあるが。 こんなもん買うなら(買えるならだがw)先に書いた38坪5980万の土地買って建てたほうがいい。一番安い部屋でも8千万近いから東京売っても頭金にもなんないw そもそも残りを銀行が貸してくれるとは思えん。ため息しか出ないのだ。まあ予想してたよりは大幅に高いけど 今更新築を買っても 明日をも知れない命である。ここ数日妙に眩暈がしてふらふらするし 少し歩いただけでも息があがる。おかんが先か あたしが先か・・なのだ。
10月1日から第三のビールが増税になってビールが減税になるのは知ってたが 何か他に上るものがあるんかい?と見てたら タバコが~100円の値上げ・・というのでびっくりして調べてみたら ロングピースが510円→560円になるらしい。慌ててコンビニに走って1カートン買いたいところだが 貧乏なので2箱 まあこれで1ヶ月は持つからいいか・・というところ。昔貧乏なころはゴールデンバットを吸ってた。大正期の作家とか吸ってた銘柄だが 御存知無い方も多いだろう。両切りで要はフィルター無し。規格に外れたくず葉を使うので あたしが吸ってたころは100円くらいだったと思う。むろん20本入りだ。それも一時期の半端無い値上げで いまや500円近い。当時ロングピースとの価格差は2~3倍だったから 今度の値上げで100円くらいしか変わらなくなる。なら誰が吸うか?という話。まあそれはどうでもいい。大動脈乖離を乗り越えて 一桁の生還率で戻ってきた時に お酒は少しならいいですが タバコは1本でも血管収縮して死に繋がるから厳禁です・・と言われた。がメンタル持ちでどうしても止められない。前は1日1箱だったのだが 今は1日1本。2,3口吸っては消し 1日かけて1本吸う。まあ それで満足してるので1日20本吸いたいとかは思わないのだが。今はロングピースで560円だから1本28円 安いと言えば安いが無駄といえば無駄だが 安定剤と思えば仕方あるまい。さて第三のビールも10円上ってニュースではがんがん報道されてるが タバコに関してはほとんど報道がない。喫煙者自体が害毒や犯罪みたいに言われてるから まあある意味仕方ないがそれにしても 喫煙者って優良納税者なのに扱いが酷すぎる。タバコが悪て言われるなら 酒だって十分に悪だと思うのだが?
麻生圭子氏って96年に京都に移住したのは知ってるけど いつまでいたんだろう?なんで今は大津に?て謎だったんで検索してみたが いつ京都を離れたのかは結局わからない。でパナソニックのサイトで 暮らしを楽しむ人の心地よい住まい・・てサイトを見つけた。これによると 京都を離れる時に一切合財処分して 旦那さんの仕事の関係で1年英国暮らしして 戻ってきてから大津に居をかまえたらしい。自称 京都の観光大使を公言してたのになんで?という疑問の答えがここにあった。
「エアコンは使わず、昭和期にリフォームされていた台所も元の吹き抜けの土間にあえて戻しました。大変でしたけど、おかげで日本の古い家を手入れする方法をいろいろと学ぶことができました」。ただそんな京都での町家暮らしも、住み始めた当初の頃のような楽しさが薄れ、疲れを感じるようになったそう。「伝統的なしきたりが多く、窮屈に感じるようになって。年齢的なものもあったかもしれません」と麻生さんは振り返ります。
ということらしいが そもそも 伝統的なしきたりの上に今がある京都に越してきてそれが窮屈・・て何?と思ってしまう。東京だと 隣が何をしてようが基本関係ないし 小学校の学区や町内会の結びつきも希薄で評価基準が金と何をしてるか?だけ。そもそも麻生氏は京都をテーマパークみたいに見てるように思える。テーマパーク京都 アトラクションは京町家だったりお茶だったりするわけで 着物はディズニーランドのミッキーやミニーのつけ耳と同じように思ってんじゃなかろうか?とすら思う。まあ氏のエッセイを読んでも生活の部分はほとんど触れられてなく イメージとしての古都京都 伝統文化の・・て面しかない。まあそれもありだけど それだと一日中気を張ってなきゃならん。京女がみんな着物で生活してるわけじゃない。京都のおばちゃんて地味で楽な服着て玄関先で話して 普通にスーパーで買い物してるわけで なんか固定化されたイメージで京都を捉えると がんじがらめになってしまって息苦しいのは当然だ。あたしは学生時代とバイト時代を京都の普通の人たちの中で暮らしたから 観光京都というよりは住んでほっとする街 京都・・て感じが強い。なので観光地と呼ばれるところには行かないし 和食の名店にも縁がないが 普段地元の人が行くようなところは好きだ。スーパーで普通に鱧のおとしが買えたり 露天の八百屋で万願寺が100円で買えたりするような普段着の京都が好きなので ストレスになりようがない。まあ考え方も先に住んでるのは地元の人やから しきたりとか文化とかそういうのは最大限尊重するからあんまりストレスにならんのだと思う。東京の考え方をそのまま押し通すには京都は伝統がありすぎるのだ。
で 結局体よく追い出された感が強い麻生氏だが
「盆地の京都と違い、ロンドンの気候は快適でした。夏も涼しいので、夏と冬で寝具を替える必要もなかったほどです。東京でも、京都でも、ロンドンでも、私はその土地にあった住まい方をしたいと思っています。理由は、それがいちばん自然だから」。そして日本に帰って見つけた、水辺の家。
なんでも どこぞの会社の研修所だった築50年の物件をセルフリノベーションして 英国のカントリーハウス風にされて住んでられるわけで まあそもそも京都に愛が無かったのだな・・と思うと理解できる。あたしは何があろうが京都の土になるのが最終目的だから あたしはこれでいいと思う。
「エアコンは使わず、昭和期にリフォームされていた台所も元の吹き抜けの土間にあえて戻しました。大変でしたけど、おかげで日本の古い家を手入れする方法をいろいろと学ぶことができました」。ただそんな京都での町家暮らしも、住み始めた当初の頃のような楽しさが薄れ、疲れを感じるようになったそう。「伝統的なしきたりが多く、窮屈に感じるようになって。年齢的なものもあったかもしれません」と麻生さんは振り返ります。
ということらしいが そもそも 伝統的なしきたりの上に今がある京都に越してきてそれが窮屈・・て何?と思ってしまう。東京だと 隣が何をしてようが基本関係ないし 小学校の学区や町内会の結びつきも希薄で評価基準が金と何をしてるか?だけ。そもそも麻生氏は京都をテーマパークみたいに見てるように思える。テーマパーク京都 アトラクションは京町家だったりお茶だったりするわけで 着物はディズニーランドのミッキーやミニーのつけ耳と同じように思ってんじゃなかろうか?とすら思う。まあ氏のエッセイを読んでも生活の部分はほとんど触れられてなく イメージとしての古都京都 伝統文化の・・て面しかない。まあそれもありだけど それだと一日中気を張ってなきゃならん。京女がみんな着物で生活してるわけじゃない。京都のおばちゃんて地味で楽な服着て玄関先で話して 普通にスーパーで買い物してるわけで なんか固定化されたイメージで京都を捉えると がんじがらめになってしまって息苦しいのは当然だ。あたしは学生時代とバイト時代を京都の普通の人たちの中で暮らしたから 観光京都というよりは住んでほっとする街 京都・・て感じが強い。なので観光地と呼ばれるところには行かないし 和食の名店にも縁がないが 普段地元の人が行くようなところは好きだ。スーパーで普通に鱧のおとしが買えたり 露天の八百屋で万願寺が100円で買えたりするような普段着の京都が好きなので ストレスになりようがない。まあ考え方も先に住んでるのは地元の人やから しきたりとか文化とかそういうのは最大限尊重するからあんまりストレスにならんのだと思う。東京の考え方をそのまま押し通すには京都は伝統がありすぎるのだ。
で 結局体よく追い出された感が強い麻生氏だが
「盆地の京都と違い、ロンドンの気候は快適でした。夏も涼しいので、夏と冬で寝具を替える必要もなかったほどです。東京でも、京都でも、ロンドンでも、私はその土地にあった住まい方をしたいと思っています。理由は、それがいちばん自然だから」。そして日本に帰って見つけた、水辺の家。
なんでも どこぞの会社の研修所だった築50年の物件をセルフリノベーションして 英国のカントリーハウス風にされて住んでられるわけで まあそもそも京都に愛が無かったのだな・・と思うと理解できる。あたしは何があろうが京都の土になるのが最終目的だから あたしはこれでいいと思う。
上京の1Kの賃貸を見に行った。3万5千円。ロケーションがいいのでとりあえずここでいいか・・と思うが その道で 売り物件を見たわけ。ロケーションいいから4~5千万はするな・・と思った。 売り物件の看板があって40くらいの夫婦とその子供 親御さんと思われる70代と思われる夫婦が下見してたので気になったわけ。大手不動産仲介のCentury21が扱ってたから帰ってきてからネットで検索してみたらあった。38坪弱で5980万w 都心の高級住宅地ほどではないにせよ いいお値段だ。坪単価は160万くらいだから あたしなんかに手の出る代物ではない。税や仲介手数料入れたら土地だけで7000万軽く超える。上モノが2000万としても ほぼ一億・・・w もう笑うしかないのだがw これ古家でもあればフルリノベーションして京町家らしく。敷地いっぱいに建つのだが 更地なので建蔽率60%容積率200%だから 大幅にセットバックして目いっぱい立てても建坪23坪弱。 まあ洛中だからそれくらいするのは当然だが 1億・・て言われたら洛外かもう少し山沿いならもっと安い(それでも買えないけどw)から そっちだろうなぁ・・と思う。そう思うと 永江朗氏の中京の自称ガエまちやは 敷地は狭いが場所から言えば あれも1億だろう。まあ戸建は何かと費用がかかるし 洛中でも新築の文化住宅wには興味が無いので ロケーションは抜群だけど食指は動かない。第一そんなお金はどこにもないw 親が資産家か10人もいて遺産残してくれたら別だけどねぇ