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武士とは何か

2022-12-16 01:47:41 | メンタルヘルス
呉座 勇一 著 新潮選書刊 2022年初版 240P 1650円
新書だが通常の新書と違って判型が19.1*12.8とB6より少し大きいサイズだ。これも日経かなんかの書評から拾って買う前に図書館検索で 図書館の本。今年の10月の末に出た本なので まだ1か月半だが待ちはあたしだけだったんで まあマイナーな本だろう。なんか 武士の精神構造うんたらの本かと思えば 平安後期から戦国時代にかけて政治・社会の中心にいた中世武士の資料に残された名言、暴言、失言を手がかりに知られざる中世武士の本質を読みとく画期的論考・・なんだそうだが 今120Pあたりなんだが すさまじくダルい本。ちょっと乱暴な言い方をすれば鎌倉殿の前後の権力争いの考察本という感じか。何がダルいか?というと まあ仕方ないのだけど 本人を中心とした一族だの政敵だの家来だの関係者が山盛りなので 系統図をきっちり載せていただかないと 誰が誰なのかあたしは混乱する。で 読みながらこいつ なんて読む 誰だっけ?で前に戻ったりしてそのうち何がなんだかわからなくってダルいのだ。まーあたしが頭悪いんだろう・・と言われたらそうかもだがw ただ文章的に読みにくいのは確か。先に読みにくい・と書いた略奪の帝国ですら もう少し楽に関係が頭に入ってくるのでダルいまでいかないんだが これは文章的にダルい。著者は80年生まれだから42か・・東大文学部から博士課程で専攻は日本中世史 今は信大の特任教授だそうな。どうでもいいが弟は信大卒だが にーちゃんはボンクラであるw まあ著者 頭はいいと思うが 本文中に拙著・・て何度も出てくるのでウザい。こういう人の講義が大学の単位・・てどうなの?という感じはする。まあみんな社会に出たら忘れちゃうんだろうが 大学教育て・・・と思ってしまう。というわけで あたしの評価で申し訳ないが100点満点なら35点くらい。1650円も出して買うような内容ではない。それだけ出せばバーボン1本とプレモルのマスターズドリームが2本買える。このマスターズドリームって 友人にいただいたんだが 国産ビールでは一番美味しいと思う。友人のうわばみ女子に薦めたら絶賛してたから あたしの舌もまんざらではないな・・と思う。これは缶から飲まないで冷えたグラスで飲んでいただきたい。深い色と濃いコクと切れの良さで しっかり高いけど納得できる味だ・・て本からそれたな。本書日本の中世の権力闘争の歴史に興味がある方はどうぞ。あたしは最後まで読むだろうがもう義務感で読んでるみたいなんで投げるかもだ。まあ1650円のバイトと思えばいいか。読みたい方はまず図書館でどうぞ。あたしはもういらない。
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