大相撲五月場所 千秋楽
はじめて両国国技館で相撲を観戦する。
2階のイス席正面東7列の59番と
かなり上、正面とはいえ東寄りから斜めに観る位置だったので
大迫力とはいかないが
会場全景を見わたすことができ、それはそれで面白かった。
3時少し前、十両の後半戦あたりから見始めたのだが
やはり、テレビで見るのとは違った
会場の独特の雰囲気がある。
幕内力士の入場やら横綱の入場という演出はあるけれど
土俵上の勝負は、淡々と進んでいく。
大型スクリーンやらチアガールのダンスもなく
客は原寸大の土俵を見ながら酒を飲み
ひいきの力士が出てくると声援を送るという
おおよそ格闘技とは思えない、緊張感のない時間が流れる。
とはいえ、さすがに結びの白鵬・朝青龍戦は、
会場の熱気もグンと上がり、全ての視線が土俵に釘付けになる。
昨日優勝が決まってはいても、全勝がかかる白鵬の気合も違うだろうし
朝青龍も、安々と勝たせるわけはない。
両者立会いの、にらみ合いの気迫は
観客にもビリビリと伝わってくる。
長いにらみ合いから白鵬がはずしても朝青龍はにらみ続け
その次の仕切りの瞬間
激しく飛び出してぶつかり合う様は、まるで殺気だっている。
先に白鵬に上手を取られながらも、切り替えして
中央でがっぷり四つに組み、互いにまわしを引きながら
土俵狭しと巨体をゆすりあえば、観客の興奮も最高潮。
ついには白鵬が朝青龍を倒し、会場は怒涛のような歓声があふれた。
惜しみない拍手が送られながらも、座布団が中を舞う。
今場所は白鵬の八百長疑惑が話題の的になっていたが
今日の勝負を見る限り
あの気迫と殺気は、本物だったと思うのである。
・・・表彰式の前に国家斉唱がある。
いまどき、日常生活の中で、誰も何の疑問も無く
起立して『君が代』を歌うなんて
相撲くらいのものだろうな。
平成19年5月場所 千秋楽 両国国技館
2階イス席B 正7列59番 ¥4,900(税込)
はじめて両国国技館で相撲を観戦する。
2階のイス席正面東7列の59番と
かなり上、正面とはいえ東寄りから斜めに観る位置だったので
大迫力とはいかないが
会場全景を見わたすことができ、それはそれで面白かった。
3時少し前、十両の後半戦あたりから見始めたのだが
やはり、テレビで見るのとは違った
会場の独特の雰囲気がある。
幕内力士の入場やら横綱の入場という演出はあるけれど
土俵上の勝負は、淡々と進んでいく。
大型スクリーンやらチアガールのダンスもなく
客は原寸大の土俵を見ながら酒を飲み
ひいきの力士が出てくると声援を送るという
おおよそ格闘技とは思えない、緊張感のない時間が流れる。
とはいえ、さすがに結びの白鵬・朝青龍戦は、
会場の熱気もグンと上がり、全ての視線が土俵に釘付けになる。
昨日優勝が決まってはいても、全勝がかかる白鵬の気合も違うだろうし
朝青龍も、安々と勝たせるわけはない。
両者立会いの、にらみ合いの気迫は
観客にもビリビリと伝わってくる。
長いにらみ合いから白鵬がはずしても朝青龍はにらみ続け
その次の仕切りの瞬間
激しく飛び出してぶつかり合う様は、まるで殺気だっている。
先に白鵬に上手を取られながらも、切り替えして
中央でがっぷり四つに組み、互いにまわしを引きながら
土俵狭しと巨体をゆすりあえば、観客の興奮も最高潮。
ついには白鵬が朝青龍を倒し、会場は怒涛のような歓声があふれた。
惜しみない拍手が送られながらも、座布団が中を舞う。
今場所は白鵬の八百長疑惑が話題の的になっていたが
今日の勝負を見る限り
あの気迫と殺気は、本物だったと思うのである。
・・・表彰式の前に国家斉唱がある。
いまどき、日常生活の中で、誰も何の疑問も無く
起立して『君が代』を歌うなんて
相撲くらいのものだろうな。
平成19年5月場所 千秋楽 両国国技館
2階イス席B 正7列59番 ¥4,900(税込)