ハレ時々オンデマンドTV

オンデマンドTVの感想やら日々の見聞録

工場萌えな日曜日

2009-04-27 03:17:10 | Weblog


新しいデジカメを買ってしまったので
試し撮りを兼ねて鶴見あたりの工場で萌えてみる。

京急鶴見駅から多分3~4km散歩気分で歩いて埋立地の突端へ。
資源リサイクル工場はなんだかガンダムの体の一部のようでSFチック。



堤防で釣りをする人々にいぶかしがられつつも対岸の風景を撮る。



これは海芝浦の東芝の工場近辺。
こっちは反対側の火力発電所の施設の一部。



トウィニーヨコハマの2本の煙突はこの辺からは随分目だっているのだが
自分のウデではなかなか絵にできず、こんな感じで・・・



デジカメは一眼ではないのだけれど自分的には使いやすくてよさそう。
GWはもう少しあちこち撮ってみようかと思いつつも
徒歩だと、疲れるなあ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Perfume BDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!

2009-04-23 22:21:43 | 音楽
Perfume Live DVD BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!
武道館ライブ 2008年11月6日・7日



昨年11月のPerfume武道館LIVE DVD。
通して全部見るのは根性が要りそうなので
今日はサワリのところだけ。。

ま、オープニングのコンピューターシティを見ただけでも
オジサン的には満足度80%くらいは行ってしまうのだが。

こうしてDVDになって見てみると
あの大きな会場で歌っていても
3人のパフォーマンスは非常に細かくて
全く大雑把になっていないことに驚かされる。

以前、「Perfumeは畳2枚のスペースがあれば大丈夫です」と
笑っていたことがあったが
狭いところでも、大きなところでも
そのクォリティが全く変わっていないのは素晴らしい。

そういうディテールまできっちり合わせているからこそ
あれだけ大きな会場でも、たった3人で
2時間半も飽きさせずにオーディエンスを惹きつけておけるのだろう。
これは、Perfumeを知ってる人も、知らない人も
見る価値がある。

また、どんな会場であっても
楽しそうにやっているところもいい。
9年かかって、やっとたどり着いた、と言っていたが
LIVEを楽しむという気持ちは変わらないかぎり
もっともっと、遠くまで行けるのではないかと思う。

ここ2年くらい思い切り登りつめた感はあるが
そのテンションをどこまで持っていけるか
今年は今年で、楽しみな年ではあります。


Perfume 『BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!! 』DVD 2枚組 ¥5,000(税別)
TOKUMA JAPAN COMMUNICATIONS.
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャラクターエイジ

2009-04-12 21:52:37 | 
キャラクターエイジ VOL.2



プラモデルというと、今なら普通にガンプラか
スケールモデルということになろうが
オジサンが子どもの頃は
現物がない、文字通り空想のメカ物は大流行だった。

宇宙戦車とか深海戦車とか、
日の丸やアメリカ(らしき)白い☆が付いているが
まったくの空想の産物で、映画やマンガなどの
オリジナルがあるわけではない。

大体がモーターまたはゼンマイ、ゴム動力で走行し
背中のミサイルがスプリング内臓で飛ぶ、というのが定番だった。

本号でも取り上げられている緑商会や今井科学、青島文化教材社など
巻頭の写真で紹介されている模型はおそらく半分くらい
作った記憶がある。



多分小学校の低学年の頃はこうした空想系が当時の主流だった。
高学年くらいになると、田宮模型から精密・リアルな
スケールモデルが次々と発売されるようになる。
大体昭和40年~43年をピークにして空想系は次第に衰退していった。

プラモデルの発祥は欧米ではあるが、スケールモデルが主であり
こうした空想系のモデルが隆盛したのは日本だけだったようだ。
いまやマンガやアニメは世界に誇る日本の文化になっているが
そうしたヲタクの源流が、空想系のプラモデルにもあるに違いない。

40代後半のオジサンなら誰もが懐かしく思い出されることであろう。


『キャラクターエイジ VOL.2』 GAKKEN 定価1,680円(税込)


<追記>



たまたまヨドバシのオモチャ売場で
初音ミクのデカールを見つけてしまった!
これで昨年入手したポインターを
痛車に仕上げてやろうと目論んでいるのだが
いつになることやら・・・


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高架下建築 大山顕

2009-04-11 19:27:40 | 
高架下建築 大山顕



またしても、大山顕である。
今度は高架下建築だ。

工場やジャンクションは人間の生活感を拒否するような
合理的で排他的な図体に、設計者の意図しない
見るものの(M的な)美意識をくすぐるところがある。

団地は生活の場ではあるけれど遠めに引いてみると、
コンクリートと鉄でできた幾何学的な構築物は
工場とさほど変わらない無機質さを露呈する。
唯一人間界との仲介役になるのが布団であることは
前にも書いたとおり。

今回の高架下は、もちろん構築物としての面白さもあるが
人間の生活臭がむしろ勝っているところに
本質があるのではないかと思う。
写真の見方にもよるのだろうが
裏道とか下町に接点を求めるアプローチもあるかと思う。



大山氏の目線は相変わらずウォッチャーとしての
客観性を保ちながら、いずれの「物件」にも
等しく愛情を注ぎ、やさしく語られている。

自分は北海道の出身なので、
あまり高架下の建築物には縁がなかった。
北海道で効果があるのはおそらく札幌かその近郊程度で
鉄道も高速道路も殆んど地べたを走っている。
あるとすれば地形や気候条件によるもので
「都市空間の有効利用」とは意味が違うものだ。
ちなみに北海道では高架下や線路脇の補助の敷地には
畑がつくられて、トマトやとうきびが植えられていたりする。
(とても全てが合法的に使われているとは思えないが・・・)

転勤でこちらに来てからは有楽町駅界隈の高架下をよく通ったが
最近ではイトシアができて、すっかり風景が変わってしまった。
東京駅側に若干まだ残っているが、それも時間の問題だろう。

東京から品川にかけて再開発の真っ盛りで
その風景は年々劇的に変化している。
詳しいことはもちろん知らないが、
電車の窓から見る限り、その計画はあまりにも完璧で
異物の入り込む余地もないようだ。

高架下の建築物というのは、
まさにこうした都市計画からはみ出た異物のようなものではないかと思う。
それがゆえに、人間のしたたかさというか、エネルギーの凝縮を
感じるのではないだろうか。
街はそのエネルギーによって新陳代謝を繰り返し
微妙なバランスを保ちながら、役人やランドプランナーの思惑を超えて
活力を維持している。
新宿がその典型で、高層ビル街にの足元に張りつくような
喧騒と猥雑な風景はあぶくのように消えては生まれ、無くなることはない。

東京~品川沿線にはそうした人間臭いエネルギーは、全く感じられず
まるで無菌室の中の模型のように、美しいビルが建ち続けている。

50年経って有楽町の高架下がどうなっているのか
見てみたいと思うのは自分だけだろうか。


『高架下建築』 大山顕著 洋泉社 本体1,700円+税


<追記>



チバラキ限定だったはずのMAXコーヒーが
横浜の自動販売機でも見かけるようになった。
(気づかなかっただけ?)
早速、飲んでみたのだが、聞きしに勝る甘さにはビックリ!
と、言いながら、この味どこかで飲んだことがあるような・・・

そうそう、小学生の頃飲んでいた
インスタントコーヒーの味にそっくり!

ネスカフェ・エクセラをスプーン1杯に
クリープ(もちろん粉末)を山盛り1杯。
さらにグラニュー糖を2杯!
・・・でこんな味だったのではないかと思う。

あまりの美味に感激して
1日でネスカフェの大ビンを空けるほど飲んでしまい
大層怒られた記憶がある。

一時発売されたことがあるネスレ(当時はネッスルと言っていた)の
缶コーヒーもその味に似ていて(もちろんそんなに甘くない)
感激したものだ。

ちょっと、懐かしい気がした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団地の記憶

2009-04-07 22:48:41 | 
団地の記憶 長谷 聰+照井 啓太著



工場の次は団地だ。
これも出たのは去年だから、ネタとしては古いが。

工場の写真は、生産機能飲みに特化して
合理的・抽象的に構成された直線的な非人間性に
なにやら突き放された、M的な美感をそそられるのだが
直線的で合理的という点では団地にも共通するものがある。

コンクリートと鉄で構築されたアパート群は
その素材だけ考えれば、工場とさして変わらない。
大きく異なるのは、「そこに人が住んでいる」という生活感であり
それはベランダに干されている布団が最もよく象徴している。



通の方はどういうのか知らないが
自分にとって団地をを団地たらしめているのは
まさにこの布団ではないか、と思うくらいだ。
さらに言えば、外観からは分からないけれど
コンクリートには明らかに似合わない、内装の畳と襖。

最近のSFでは近未来の世界でも新しいものと古いものが
混在するのが表現方法として定番になっている。
デジタルとアナログ、西洋と東洋と言ってもいいのかもしれないが
相反するテクスチュアが混在する空間は
まさにこの団地の空間にほかならないと思う。

さらに大げさな言い方をすれば
デザイナーが苦心して仕上げたシンメトリーな幾何学模様を
この布団がものの見事に崩してしまっているわけで
それは画一的なテクノロジーに反する
人間のささやかな抵抗と言えなくもない。

団地の写真を見てなんとなく懐かしかったり、ちょっと安心するのは
そうした抵抗を感じるからなのかもしれない。


『団地の記憶』長谷 聰+照井 啓太著 洋泉社  本体1,600円+税

<追記>

団地といわれてどうしても思い出してしまうのが
大友克洋の『童夢』。
ストーリーの面白さもとにかく
緻密なタッチで描かれた団地の情景は
その後の漫画の歴史を変えたと言われるほどのインパクトがあった。
団地好きにははずせない1冊ではある。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

工場萌えF

2009-04-05 22:40:01 | 
工場萌えF 石井哲(写真)×大山顕(文)



出たのは2月だから
ネタとしてはちょっと古いのだけれど。
前作にも増して夜のシーンが増えて
美観が強調されている。
「何度でも、うっとりしよう。」というオビのコピーに
その辺の思い入れが込められているようだ。
燦燦と輝く光に浮かび上がる幾何学的な美しさはもとより
丁寧に付けられた解説の文章には
作者2人の愛情さえ感じられてしまう。

今回の目玉、というか特典は
最後に世界遺産にも登録されているという
ドイツのフェルクリンゲン製鉄所と
デュイスブルク-ノルドパークが納められていることだろう。
こちらは昼の写真のみ。
稼動していない工場だからむしろ「廃墟」と言ったほうがいいのか
さび付いたパイプやら溶鉱炉やらが、なぜか生ナマしい。
前半の美しい夜景と好対照だろう。

前作が結構評判で、流行語大賞にノミネートされたり
工場見学のバスツアーが企画され、大人気となったりと
「工場好き」がそれなりに認知されたというか
人前に出しても恥ずかしくない、くらいの趣味にはなったようだ。
とはいえ、そこは日本のこと、いつまで続くかはわからない。

ドイツの工場は「公園」として管理され
一般に公開されているそうだ。
テーマパーク的な遊びの施設も加えられているようだが
「生活」と切り離さずに考えられているところが
根本的な思想の違いを感じる。

キレイなとこだけ眺めて、写真を撮って帰ってくるなら
工場見学もただの○協ツアーと変わらない。

この写真集シリーズが、ただの観光ガイドブックで
終わらないことを望むばかりである。


『工場萌えF』石井哲(写真)×大山顕(文) 東京書籍 本体¥1,900(税別)


追記

横浜は桜が満開である。
京急沿線の日の出町から黄金町あたりの川沿いが
花見の真っ盛りで、たくさん人が繰り出していた。



確かに、桜は歩道に沿って並んでいるのだが
見る人もみんな歩道にブルーシートを敷いて
酒盛りをしているのには、さすがに驚いた。
お祭りのような出店まで出てるし(それも歩道に)。
多分毎年の恒例なのだろうが、
ちょっと面食らってしまいました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする