ハレ時々オンデマンドTV

オンデマンドTVの感想やら日々の見聞録

深夜食堂 安倍夜郎

2007-12-30 00:03:44 | 
深夜食堂/安部夜郎

いい味出してるなあ。
くどくないところが、おいしいなあ。
星ひとつ半、
良く出来た川柳みたいなものか。
年の瀬に
のほほんとしながら読むには
最高の一冊でした。

ちなみに『岳』と同じ
「ビッグコミック・オリジナル」で連載中。

オリジナルは『めぞん一刻』が載ってた頃から
読んでるので、もう何年になるか・・・

年とるわけだよねえ・・・


『深夜食堂』① 安倍夜郎 小学館刊 743+税
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武満徹の宇宙 CD

2007-12-28 02:18:58 | 音楽
『武満徹の宇宙』CD

やっと手に入れたよ!
昨年5月のコンサートのライブ録音盤で
うかつにもCD化されていることに気づいた時には
品切れ状態・・・
ついに増刷(というのか?)分で買うことができた!

くどいようだけど、このときの白眉は
加藤訓子に尽きる!
あの圧倒的なエネルギーと繊細さと
そして官能的なパフォーマンスの美しさといったら!!!

しょっぱなからアンコールがかかりそうなくらいの会場の興奮が
まるでついさっきの出来事のように思い出される。

芸術祭のなんちゃら賞をとったそうだけど
それ以上に、歴史に残る名演奏だったと思う。

そういう瞬間に立ち会えた自分は
本当に幸せだと思う。



『武満徹の宇宙』(CD) タワーレコードTOCCF-10 1,050(税込)
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ハロルド・バッド/ザ・パビリオン・オブ・ドリームズ

2007-12-10 23:52:43 | 音楽
Harold Budd/The Pavilion Of Dreams

これもオブスキュア・レーベルの中の1枚で
ブライアン・イーノがプロデュースしたもの。
レコード初版は1978年。

特に意図があるわけでもなく
ひたすら「好きな音」だけで
茫洋とした音空間を構築する、とでも言おうか。
文字通り「オブスキュア」そのものではある。

たとえて言えば、
水に落としたインクが揺らめきながら
溶け込んでいく様を
じっっっっっっっと見つめている感じ。

口の悪い連中なら
「ただのムードプログレじゃん」と
一蹴されそうではあるが、
ピアノや電子ピアノ、その他楽器(シンセ?)の
音のテクスチュアに対するこだわりは
エフェクトが現在ほどデジタルでなかった当時は
それだけで新しかった。

現代音楽でも「電子音楽」というカテゴリーが
成立したくらいだからね。


ストイックなまでの反復を要求するわけでもなく
偶発的なドローンを生むわけでもなく
要するに「展開しない」という意味で
ミニマルな作風。

ブリジット・ライリーの絵に
合いそうな音空間ではある。


Hurold Budd/The Pavilion Of Dreams(CD)
1992 VIRGIN E'G RECORDS LTD.
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ブライアン・イーノ ディスクリート・ミュージック

2007-12-09 23:13:00 | 音楽
ブライアン・イーノ/ディスクリート・ミュージック


本作は「オブスキュアレーベル」の1作目で
イーノ自身の作品をレコードにしたもの。
自分でつくったテープのディレイシステムを使い
単純なフレーズを反復・遅延・増殖させながら
徐々にクラスター化(音のかたまり)させていくという作品。

分かりやすく言うと
炎天下に放置したソフトクリームが
溶けていくのをじっっっっっっっっと
眺めているようなものだ。

「オブスキュアレーベル」からは75年~78年にかけて
10作品がリリースされている。
ペンギン・カフェのようにちょっと流行った(?)ものもあれば
実験的なものまでさまざま。

個人的にはジョン・スティールとジョン・ケージの
カップリングによる『Voices and Instruments』に思い入れがある。
昔、札幌のDISC UPという輸入盤屋(既にない)で
見つけたとき3,200円くらいで(普通の輸入レコードは1,800円程度)。
貧乏だった(今も)自分は二の足を踏み
でも3日後に覚悟を決めて買いに行ったときは
既に売れて無くなってしまっていた。

それ以来、見かけていない、つまり、聴いたことがない。
実に、悔しいのである。

それ以来
「見つけたら、金がなくても買え!」
が教訓になってしまい
おかげで、今もこうして
無駄な衝動買いが止まらない・・・


ま、それはともかく。
こうして冬の夜中に
溶けていくソフトクリームを眺めるのも
なかなかオツなものかと。


BRIAN ENO/DISCDEET MUSIC (CD) 2004 Virgin Records Ltd
※アマゾンにて購入。1,400円だったかな・・・?


<追記>

姫山桜桃(ひめ ゆすら)嬢の
胸元の凡字の刺青が気になって調べたら
阿弥陀如来と千手観音を示す文字らしい。
目撃したら合掌して念仏を唱えるべし。

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姫 山桜桃(ひめ ゆすら)

2007-12-08 03:30:20 | Weblog
姫 山桜桃(ひめ ゆすら)嬢 初対面

仕事先の宴会の流れで
最後にニューハーフのショーパブに
連れて行ってもらった。

このテの店は
10年以上前に札幌で行ったきりだから
本当に久しぶりだったのだけれど
どこでもいつでも
こうしたお店(というか「女性」)は
テンションが高くてパワフルだ。

中で、ストレートな女性のままで
但し男には全く興味なし(と言っていた)という女性がひとり
強烈なオーラを放っており
酒場の戯言という以上に
直感的に惹きつけられるものを感じた。


ニューハーフの人々が性別を換えるために
肉体を「改造」しているなら
それは立派な「義体」であろう。

上の彼女が性別はそのままとはいえ
ニューハーフ集団の中で違和感がないのは
全身に刺青を施して
やはり「義体化」しているからだろうか。

ニューハーフの人々が
本物の女性より美しく、
女性らしく見えることがあるとすれば
それは、この義体にゴーストが宿った場合なのだろう。

彼女に感じたオーラは
まさにゴーストそのものを感じさせるものだ。


後で聞いたら
SMの世界で名の知れた人ということ。

姫 山桜桃(ひめ ゆすら)という
なかなか、凄い女性です。

残念ながら写真が載せられない
(撮れなかった・・・)ので
こちらへ。

http://www.hime-yusura.com/

コメント (2)
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