東京ゲームショウ2011
in 幕張メッセ 9月18日(日)
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久しぶりに東京ゲームショウを見に行く。
最近はゲーム業界もあまりいい話はなさそうだし
入場者も少ないのだろうと思っていたら
想像以上に混雑していた。
また客層が「普通の」若者が多くて
いつの間にやらファミリーコーナー
なんていうのができたせいで
ベビーカーを押した家族連れもいて驚いた。
(ま、関係者の身内かもしれないが・・・)
それだけゲームのファン層が広がった証拠かもしれない。
展示ブースもそれほどコアな感じはなく
ひたすら試遊機が並び、皆無心に遊んでいる。
個人的に見たかったのはSEGAのブース。
ミクのホログラフとねんどろいどの着ぐるみに癒された。
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目立っていたのはGREEのブースで
PSPやセガと同じくらいのスペースを使っている。
モバイル&ソーシャルゲームコーナーと合わせると
真ん中の会場の3分の1を占める一大勢力で
業界の構造がまったく変わってしまったことを
まざまざと見せつけていた。
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キラーコンテンツとそれをプレイするハードをセットにして
ユーザーを囲い込むという戦略はもう成り立たず
デバイスとコンテンツの関係は一層複雑になるのだろう。
ゲーム機、ミュージックプレイヤー、スマートフォン、デジカメ
タブレット・・・と、ネットに接続するモバイル端末が増えてくると
どれかひとつにまとめたい、というニーズはありそうに思える。
考えてみれば、これらのハード~コンテンツのすべてを扱っているのは
まさにSONYだけである。
これはSONNYにとって大きなチャンスなのではないか。
あるいはこうした状況こそSONYが思い描いていた世界なのかもしれない。
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先日発売になったSONYタブレットは、久々にヒットする予感がした。
PSVITAは(実機には触れられなかったが)デザインが弱いと思う。
もちろんそれぞれがマーケティングに基づいた製品化を行っているのだろうが
ハードやインターフェースのデザインは
もっと統一すべきではないかという気がする。
「心が踊れば、それはGAMEです。」というのが
今年の東京ゲームショウのキャッチフレーズなのだが、
日本のメーカーはいつの間にか「心が躍る」モノが作れなくなっている。
「心が躍る」とは、デザインに集約されるのではないかと思う。
SONYはデザインで勝負できる数少ない会社のひとつであろう。
ゲームだけでなく、モバイルマーケット全体を視野に入れて
SONYらしい「デザイン戦略」を展開してほしいものだ。
in 幕張メッセ 9月18日(日)
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久しぶりに東京ゲームショウを見に行く。
最近はゲーム業界もあまりいい話はなさそうだし
入場者も少ないのだろうと思っていたら
想像以上に混雑していた。
また客層が「普通の」若者が多くて
いつの間にやらファミリーコーナー
なんていうのができたせいで
ベビーカーを押した家族連れもいて驚いた。
(ま、関係者の身内かもしれないが・・・)
それだけゲームのファン層が広がった証拠かもしれない。
展示ブースもそれほどコアな感じはなく
ひたすら試遊機が並び、皆無心に遊んでいる。
個人的に見たかったのはSEGAのブース。
ミクのホログラフとねんどろいどの着ぐるみに癒された。
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目立っていたのはGREEのブースで
PSPやセガと同じくらいのスペースを使っている。
モバイル&ソーシャルゲームコーナーと合わせると
真ん中の会場の3分の1を占める一大勢力で
業界の構造がまったく変わってしまったことを
まざまざと見せつけていた。
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キラーコンテンツとそれをプレイするハードをセットにして
ユーザーを囲い込むという戦略はもう成り立たず
デバイスとコンテンツの関係は一層複雑になるのだろう。
ゲーム機、ミュージックプレイヤー、スマートフォン、デジカメ
タブレット・・・と、ネットに接続するモバイル端末が増えてくると
どれかひとつにまとめたい、というニーズはありそうに思える。
考えてみれば、これらのハード~コンテンツのすべてを扱っているのは
まさにSONYだけである。
これはSONNYにとって大きなチャンスなのではないか。
あるいはこうした状況こそSONYが思い描いていた世界なのかもしれない。
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先日発売になったSONYタブレットは、久々にヒットする予感がした。
PSVITAは(実機には触れられなかったが)デザインが弱いと思う。
もちろんそれぞれがマーケティングに基づいた製品化を行っているのだろうが
ハードやインターフェースのデザインは
もっと統一すべきではないかという気がする。
「心が踊れば、それはGAMEです。」というのが
今年の東京ゲームショウのキャッチフレーズなのだが、
日本のメーカーはいつの間にか「心が躍る」モノが作れなくなっている。
「心が躍る」とは、デザインに集約されるのではないかと思う。
SONYはデザインで勝負できる数少ない会社のひとつであろう。
ゲームだけでなく、モバイルマーケット全体を視野に入れて
SONYらしい「デザイン戦略」を展開してほしいものだ。