ハレ時々オンデマンドTV

オンデマンドTVの感想やら日々の見聞録

大人の写真。子供の写真。

2006-06-27 01:14:58 | 
本屋さんで面白い本を見つけた。

『大人の写真。子供の写真。』
文庫版の写真集。

53歳のオジサン(プロカメラマン)と
6歳の女の子(カメラマンのご友人の娘さん)が
それぞれカメラをもって
同じ場所で写真を撮ろう、というアイデア。
写真も面白いが、文章がいい。

何はともあれ、手にとって見てほしい。

当然かもしれないが、
親は子どもの写真を撮り、ビデオを撮り続け
気が付いてみると自分の写真が殆んどなかったりする。
子どもの写真すら、成長するにつれ撮らなくなるから
「親子」として写真を撮れるのは、
いくつ位までなのだろうか。

親だって子育てによって成長する、と聞いた。
ならば、頑張っている父さんや母さんの写真も
一緒に残しておきたいではないか。親子なんだし。

一方的に見るのではなく
お互いに見つめあい、見せ合うことができれば
幸せなんだと思う。
見たい、見て欲しい、は即ち「好き」
ということなのだから。

話は飛んでしまうが
ジーコ監督の退任会見の記事を読んだ。
「悔いも恥もない」という監督の言葉は立派だ。
日本人はもっとジーコ監督や選手たちに敬意を払うべきだ、と思う。

いまの日本人のスポーツに対する態度は、実に大人気ない。
人格や尊厳というものをすっかり見失っている。
見かけだけの熱狂は、「好き」とは異質のものだ。
例えは悪いが、愛情のない肉体関係に等しい。
だから、いたわりもなければ、本当の余裕も、遊びも生まれない。

こんな大人の姿を、子どもに見せたいか。


「大人の象は象らしくない。子供の象はどっから見ても像。」

写真の話なら、笑えるのだが。



『大人の写真。子供の写真。』
新倉万造×中田燦(写真) 中田諭志(文章)
えい(木扁に世と書く)文庫 650円+税
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レコードの音源をパソコンに取り込む

2006-06-25 20:16:13 | オーディオ・V系
アナログオヤジの実験室編。

アナログレコードとカセットテープの音源を
デジタル化するという構想が
やっと日の目を見ることになりそう。
とりあえず実験してみたですよ。

これもネットで調べると
デジタルオーディオプロセッサなるものを
使うのが簡単そうだったので
オンキョーのSE-U55GX(B)という製品を購入。
PCの右手の縦型の黒い箱がそれ。
定価23,100円。確かアマゾンで入手した。


機器をつないで早速録音してみる。
今日はまだ実験のつもりだったので
カセットテープの音源を使った。

操作そのものは、慣れれば大丈夫そうだが
ちょっと厄介な問題が露呈。

録音した音源は「Track 01」~という
名前が付いて保存されるのだが、
無音の状態になると曲の終わりと判断して
自動的にトラックが分かれるようになっている。

たまたま使った曲が休止符(無音状態)の多い曲だったため
同じ1曲なのにトラックが6つにもなってしまった!

1曲ならまだわかるけど、数曲まとめて録音したときに
トラックが20にも30にもなったら
あとで確認するときに実に面倒なことになる。
考えただけで、気持ちが萎えてしまいそう・・・

音源→PC(録音時間は音源の時間と同じ!)
 →タイトルの入力(トラックごとに!)→CD(MD)へ

という手間と時間を考えたら頭がクラクラしてきた。

実はこの方法を調べていたときにあるHPで
「音源がCD化されているなら迷わずそっちを買うべき」と
あったが、素直に賛成しよう。

とはいえ、エアチェックしたライブ音源のテープが
ゴソっとあるので(間違いなくCDはない)、
それだけでも何とかしたい。

老い先短い(?)オヤジには
結構つらい作業だなあ・・・
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GYAOをテレビで見る

2006-06-25 14:39:06 | オーディオ・V系
アナログオヤジの実験室編。

オンデマンドTVにはまりつつも
せっかくだからGYAOもテレビで見たくなって
やってみたですよ。

パソコンの画面をTVに出す方法がわからなくて
ネットで調べたら
ダウンスキャンコンバータなるものが必要、ということなので
価格.comで探して購入。
ioデータのTVC-XGA2という機材で定価9,800円のもの。
(実際の購入価格は忘れました。スミマセン)
PCの横の黒い箱がそれ。

ただし画像を表示するだけなので
音声はイヤホンジャックからオーディオアンプを通して
出力した。

使用しているテレビが28Wの古いブラウン管なので
デスクトップの文字がにじんでしまい
拡大表示しなければファイル名も判別できないが
その解像度の低さが幸いして(?)
GYAOの動画はいたってキレイ(に見える)。

最近のハイビジョン対応が当たり前の
液晶やプラズマで32インチにもなると
ボケボケで見るに耐えないものなのに
そこはローテク、アナログの逆転勝利!
ブラウン管だって捨てたもんじゃないぜ、フフンって感じ?

そこまでするならテレパソ買えよ、とツッこまれそうだが
あくまでも「リビングのテレビで見る」ことにこだわりたいんだな。

オンデマンドTVからはついにお待ちかね!
ハイビジョン画質の新バージョンが登場したので
液晶でもPDPでも高精細な画像が楽しめる!!!!!
(ただしすべてのプログラムが対応しているわけではないが)

これからオンデマンドTVを申込むなら、ハイビジョン対応がいいでしょう!
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モロボシ・ダンの正体

2006-06-25 12:23:55 | ウルトラシリーズ
久々にオンデマの話。で、ウルトラセブン。

ビデオ→ジャンル→キッズ/特撮→ウルトラセブン#17
「地底GO!GO!GO!」

ウルトラシリーズは「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」の
3シリーズが全編収録されていて感涙。

オンタイムで見ていたのは小学校の低学年の頃で
怪獣の記憶は鮮明なのに、ストーリーは
ほとんど覚えていない。
最初から見直して、こんな話だったんだ、
と関心することしきり。

ウルトラセブンの17話は
話としてはどうということはないのだが
初回に唐突に現れたモロボシ・ダン誕生のエピソードで
全く記憶になかった。

ウルトラセブンは思っていたより奥が深い。
ウルトラQの「アンバランスゾーン」というコンセプトが
ウルトラマンよりむしろセブンに色濃く出ている。

ウルトラマンとウルトラセブンの最も異なる点は
セブンが人間と同サイズまで縮小することと
敵役にこれまた「人間サイズの宇宙人」が
多く登場することだと思う。

極大化された怪獣やヒーローは「異界」の存在として
リアルな社会とは無関係な存在であり続けるが
人間サイズになることで、いきなり現実味(?)を帯びてくる。
つまり、人間とは「無関係にやってくる悪(巨大怪獣)」が
サイズダウンすることによって
「人間社会の中に存在する悪」の隠喩であることが鮮明になる。
ヘドロから生まれたゴジラ、という単純な図式より
もっと奥が深いものだ。

ウルトラセブンがモロボシ・ダンのモデルにした
次郎という青年は生きる希望を持ち、
それがゆえに、仲間を救うために犠牲になる
勇気を持った青年だった(17話)。

ウルトラマンなどのヒーローものは
「他力本願」の見本市のように言われるけれど
根底にはやはり、人間の力や勇気を信じる思いがあったわけだ。

およそ40年の月日を経て、オジサンは
やっとそのメッセージに気づいたってこと・・・?

こりゃ、三無主義とか言われてもしょうがないかもねぇ・・・
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武満徹トリビュートコンサート

2006-06-21 00:23:31 | 音楽
 今日はオンデマの話はお休みにして、武満徹トリビュートコンサートの話を、
もう2日も経ってしまったのだけれど書いておきたい。


 武満徹 トリビュートコンサート 2006年6月18日(日)16:00~

 オペラシティ 武満徹Vision In Time 最終日。
 16:00開演、途中20分の休憩があったとはいえ
 19:30分までという長時間。
 しかし、全く時間を感じさせない、楽しいコンサートだった。

 参加ミュージシャン総勢19名。
曲目によって入れ替わり立ち代りで名人芸を聴かせてくれる。
 リチャード・ストルツマンやら高木綾子やら、荘村清志、渡辺香津美、
吉原すみれ、山口恭範、coba、はては小室等、上田正樹、吉野弘志・・・
これだけ多彩な演奏家が一同に揃うというのもめったにありそうにない
(と思う)。
 その中心にいる武満徹という「芸術家」の幅の広さ、
懐の深さをあらわしているのだろう。
 
 『時間の園丁』という著書の中で
「音楽は楽譜に書かれて完結するものではない」
ということをおっしゃっていたそうだが、この日の演奏はまさしく、
楽譜から飛び出た、人と人の創造する幸福な瞬間だった。
 
 多分、10年という時間が、こうした環境を創ったのだと思う。
もちろん、実験工房から始まる、常に新しい創造に向かう精神の高揚と、
それを形にする行動力が受け継がれていることもあるのだろうが。
 
 こういう機会に接すると「演奏家」の存在の貴重なことを
改めて考えてしまう。いわゆる日本の「現代音楽」も
世代交代が始まっているのだとは思うが、
武満徹でも石井真木でも、黛敏郎でも、それを次ぐ若い世代は
出ているのだろうか。
 
 またその曲を、徹底的に弾きまくる高橋悠治、高橋アキのような演奏家は。
もちろん自分が知らないだけなのだとは思うが、
こんなおじさんにも聴こえてくるような、
作曲家や、演奏家が出てくればもっと面白くなるだろう。

 5月28日の武満さんのオーケストラ作品のコンサートで
打楽器をやっていた加藤訓子は、
まさにそうした存在なのかと思う。

 ・・・まだ書きたいことはあるけれど、長くなったし、
話も飛んでしまったので、今日はこの辺で。
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ジョニ・ミッチェル

2006-06-18 10:53:03 | 音楽
オンデマンドTVでジョニ・ミッチェルを見る。
ビデオ→ジャンル→音楽/洋ジャズ→ジョニ・ミッチェル
「Painting With Words & Picture」という98年のシークレットライブ。

会場には彼女の描いた絵を並べ、客席は数々のソファという
ファンと友人限定200人のみを集めた場にふさわしい演出。
それだけでも見る価値はある。

ジョニ・ミッチェルの名前は知っていても意識して聴いたことはなかったので
改めて、感銘を受けた。
このライブ当時で50代中頃、ちょっとハスキーな声で
リラックスして歌う様が非常に心地よい。

見終わった後、ItuneとMORAで検索、視聴し、
結局amazonでCDを3枚購入。

ちょっとハマりそうな予感。

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オンデマンドTVは面白い

2006-06-18 10:23:53 | オンデマンドTV
オンデマンドTVを見始めてから約半年。
せっかくなので、感想など書いてみようかと。
ビデオオンデマンドに興味がある方に少しでも参考になれば
願ったりかなったり。

では、つれづれなるままに・・・
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