ハレ時々オンデマンドTV

オンデマンドTVの感想やら日々の見聞録

Perfume バンドスコア

2008-10-31 21:51:58 | 音楽
Perfume 『スコアブック』




いやあ、あるんですね、こんなものが。

前々回にPerfumeの『GAME』のDVDの話をしたときに
生バンドのことをちょっと触れましたが
ちゃんとバンドスコアになって出版されてました。
納められている曲は
 リニアモーターガール
 コンピューターシティ
 エレクトロ・ワールド
 チョコレイト・ディスコ
 ポリリズム
 Baby cruising Love
 マカロニ
 love the world
と最新の曲まで入ってるところが泣かせます。



上の部分はエレクトロ・ワールドの間奏の部分。
巷ではパクりと言われてるらしいですが
そんなことは、どうでもいいことです。

ガガツ ガガツツツ ガガツツ ガガツツ・・・

とカッコよくキメたい!

今頃これを見て練習しているギター少年がいると思うと
妙に胸が高鳴ってきますね!

おじさんにはムリだけど
雰囲気だけでも浸ってみたいものです!

手近にギターのある方は、ぜひ!

『Perfume scorebook』シンコーミュージックエンタテインメント刊 2,500+税




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星 新一 『ようこそ地球さん』

2008-10-28 21:39:47 | 
星 新一『ようこそ地球さん』



ちょっと前にNHKで星新一作品を
ミニドラマやアニメで映像化しているのを見て
懐かしくなって、読み返してみた。

自分が星新一を呼んでいたのは中学1~2年の頃
クラスメートだったI君の影響。

I君はお父様が大学の先生だったおかげで
生まれてからずっと、本に囲まれて暮らしていた。
中学になっても毎日本は手放さず、
詰襟の学生服のポケットにはいつも違う文庫本が入っていた。
それがとても大人っぽくて、とてもカッコよくて
クラスの男の子は皆、文庫本をポケットに入れるようになった。

自分は星新一や北杜夫の『船乗りクプクプ』を。
SF好きのK君はハヤカワ文庫のレンズマンシリーズ。
やはり男の子だけあってSFに人気があり
『ミクロの決死圏』やら『原子力潜水艦シービュー号』やらを
競って読んでいた。
その頃はハヤカワ文庫と創元SF文庫が定番で
1冊200円~300円くらいで買えたと思う。
創元SF文庫のブラッドベリもかなりお気に入りだったけど
ポケットに入れて歩くには、少々重かったなあ・・・

みんな、どうしてるんだろう。

星新一の作品については、なにをかいわんや、であろう。
電車の中で読みながら、改めてその着想の鋭さや
やさしい、やさしいラブストーリーに引き込まれていく。

さすがに一編一編を覚えているわけではないが
読むほどに、むしろ、中学校時代の友達の顔や
授業のことなんかが思い出されて
ページを繰るごとに、黒板とチョークの匂いが蘇ってくる。


自分にとって星新一の文庫本は、小さなタイムマシンなのだ。


星 新一『ようこそ地球さん』 新潮文庫  本体552円(税別)

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Perfume 『GAME TOUR』 DVD

2008-10-16 00:36:00 | 音楽
Perfume 『GAME TOUR』DVD



今春に行われた『GAME TOUR』のライブDVD。
映像がとてもクリアでウチのボロTVでも
シャキっと見えるのだから
最近のハイビジョンTVなら
もっとはっきりと見えるのでしょう。いいなあ。
シアターで見られる人がウラヤマシイ・・・

今回は編集でのエフェクトを極力使わずに
普通に繋げているので
ごくごく普通のライブDVDになっている。

映像が鮮明なだけに
3人の生身の女っぽさというのが感じられて、
「アイドル」として彼女たちを好きな向きには
いいのかもしれない。

カメラ11台の威力を発揮して
細かいカット割のオンパレードだった
昨年のfan service『bitter』のスピード感や
「色気のなさ」に比べると、好みは分かれるでしょう。

そういった意味でも後半の曲の方がそのナマッぽさに合うのか
イキイキして動きも大きく、見所は多いように感じる。
横浜BLITZで現物の「TAKE ME TAKE ME」を見たときの
かしゆかの妖しげな色っぽさや
「ポリリズム」(完全版)が、やはりこのDVDの最高潮でしょう。



会場ではそれほど気にならなかったけれど
こうして落ち着いてDVDで見ると
曲によってLIVE用のアレンジ(ミックスのバランス?)を
変えているのが分かって、面白い。

もっと極端に、LIVEごとにはっきり別バージョンと
分かるくらいに替えて遊んでくれた方が、面白いのではないかと思う。
FUJI ROCKで「EDGE」を生バンド付きでやっている
映像があったけれど、ああいう試みはもっとやって欲しいなあ。
アンプラグドの「マカロニ」なんて、ちょっと聴いてみたい気がする。

あるいはオーディエンスの手拍子や歓声に反応して音響が変化するとか
ビジュアルが駆け巡るとか、ステージにテルミンをたくさん仕掛けて
振り付けによってノイズが出まくるとか
そういう演出があってこそ「テクノ・ポップ」だと思うのは
ロートルのアナログオヤジだからでしょうか・・・


ま、武道館に期待しましょう!


Perfume『GAME TOUR』DVD TOKUMA JAPAN COMMUNICATIONS 3,900(税込み)
AMAZONで予約していたら、今日着きました。
Perfume好きのM氏は昨日のうちに「フラゲット」しているのでしょう・・・
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東京ゲームショウに行ってきた

2008-10-11 22:03:29 | Weblog
東京ゲームショウ2008



何年ぶりかで東京ゲームショウに行ってきた。
ゲームの世界は久しくご無沙汰しているので
何がどうなっているのかよく分からないが
相変わらず、人は入っている。

自分の分かる範囲ということで、ついCAPCOMのブースで
『バイオハザード5』のPVに見入ってしまった。

本作は「ハリウッド」クォリティを目指したそうで
俳優や制作はほぼアメリカのハリウッドで行ったそうだ。
最終的な画像はCG処理されるのだが
キャラクターや彼らの動作をリアルにするために
俳優、女優が存在する。

簡単に製作過程を紹介すると
 1.絵コンテを起こす
 2.それに沿った実写(風景など)を行う
 3.それぞれの俳優がモーションセンサーをつけて
   グリーンバックでアクションシーンを撮影する
 4.各シーンをCGで合成する
 5.顔にモーションセンサーをつけて
   アップの仕上げとアフレコを行う
 6.BGMの録音もハリウッドのスタジオで
   フルオーケストラで行う
ということになる。
実写の映画そのものよりもよほど手間ヒマがかかっており
ひとつひとつのシーン仕上げる時間と人手を考えたら
気が遠くなりそうだ。

プロデューサー氏によれば
とにかく現在の最高のものを目指し、
画像のリアリティと迫力、CGならではの特殊効果
さらにストーリーの重厚さは映画作品と肩を並べるという。
「このゲームを知らないということは
 トップを知らない、ということだ」という言葉に
自信のほどが表れている。

制作費の話はしていなかったが
近年のゲーム制作にかけられるコストは
下手な映画を軽く上回るので、この作品も
ご多分に漏れず、であることは想像に難くない。

ゲームは既に子どもの手を離れて
一般的な「エンターテインメント」として認知されてきた。
とはいえ、こうした大作が出るたびに
たかがゲームごときにここまでやるか、という
ご意見も確かにあるだろう。

しかし、やるからには頂点を目指すというエネルギー
やったことがないことに挑戦しようとする強い意思があるからこそ
テクノロジーの可能性が広がっていくことも、事実なのだ。

比較の対象としては適切ではないかもしれないが
10年で月に立つ、と宣言したことで本当に
月面着陸が実現したこととも似ているように思う。
人は大きな目標を持つことで
夢と勇気を持って階段を上ることができるのだ。

ゲームというエンターテンメント・ビジネスは
インターネットや通信の世界と密接に結びついている。
パソコンやテレビ、携帯電話の発展には
ゲームで培われたノウハウが少なからず貢献してきた。
その裏には、娯楽としてのゲームという枠にとらわれず
ビジュアルや音響の可能性を追求してきた
制作者たちの「こだわり」と「夢」がある。

たかがゲーム、されどゲームが
未来の映像と音によるコミュニケーションの領域を
改革していく大きな力になることは間違いないのだ。

そういう意味で、一時期の勢いは失ったとはいえ
日本(世界)のエンターテインメント・ビジネスが
これからも夢と勇気を持ち続けることを、期待してしまうのだ。

また、同じ意味で
任天堂がこの場にいないことを、ちゃんと考える必要があるだろう。



東京ゲームショウ2008 10月9日(木)~10月12(日) 幕張メッセにて
コメント (2)
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倉庫 萌え~~~

2008-10-09 20:52:48 | 
倉庫



う~~ん、いいねえ。
キターーーーーッ!て感じです。

工場系の写真はどちらかというと
ライトアップされた夜景の写真が多く
妙にウソくさいところがあるのだけれど、
さすがに倉庫は夜が真っ暗だから
昼の写真が多い。

真っ青に抜けた空をバックに
錆び付いた波板鉄板!!
このコントラストがなんともいえず
美しい。

 


横浜の港やみなとみらいは
チャリで10分も走れば行けるので
自分でもデジカメ持って走ればいいのだけれど
こうは、撮れない。

・・といいつつも
行ってみようか、などと思ったりして・・・


もちろん、町中にも面白い倉庫は
いくらでもあるので
続編に期待したい!

しかし、倉庫と来たら
次あたり
「エアコンの室外機」が
出てもよさそうなんですけどね・・・
(あるかな?探してみようか・・・)


『倉庫』 (株)ワールドフォトプレス  本体2,476円+税
横浜地下街 有隣堂にて購入
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