ハレ時々オンデマンドTV

オンデマンドTVの感想やら日々の見聞録

YSスペシャル 終了

2009-01-24 22:55:28 | 
ビッグコミックスピリッツ増刊『YSスペシャル』 終了



昨年休刊になった『ヤングサンデー』の一部の漫画が
ビッグコミックスピリッツの増刊号という形で
月1回発刊されていたのだが、
残念ながらそれも5号で終了となってしまった。

「鉄腕バーディ」や「とめはね」などスピリッツ本体に
隔巻連載という形で生き残っているものもあるが
比較的に好きだった漫画が月刊にまわされていたので
ちょっと悔しい思いをしていたのに・・・

中でも石渡治氏の「オッズ」という競輪漫画が非常にいい出来で
月刊になってからのサブストーリーも結構面白く読んでいた。
直球ストレートの根性系、正義は必ず勝つ型のスポーツマンガで
スポーツオンチの自分には、個人的な体験のあるなしを置いても
なおかつ感情移入、共感できるものがあった。
こういうマンガが続かないのは、本当に惜しい。



単行本を待とう。


ビッグコミックスピリッツ増刊『YSスペシャル』vol.5 2009年2月25日号
小学館発行 500円(本体476円)
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こうの史代この世界の片隅に 最終回

2009-01-23 21:45:16 | 
こうの史代『この世界の片隅に』最終回



漫画アクションに連載の
こうの史代『この世界の片隅に』がとうとう最終回。

いつも彼女が描き続けている
自分の居場所がある、という幸せを
またしみじみと読ませてくれた。

家族の幸せ、ということでは
同じアクションの中の『おちけん』(川島よしお)というマンガで
落語の師匠が
「どうせならみんながうっとりするような大きなホラ噺を演りな!!」と
弟子を励ますなかなかいいセリフがあるのだが
『この世界の片隅に』も
まさしく「うっとりするようなホラ噺」には違いない。



ボロ泣きです。


こうの史代『この世界の片隅に』(最終回)
川島よしお『おちけん』
ともに漫画アクションNo.3 2009年2月3日号 330円(本体314円)
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茂木大輔 PLAYS ヤマシタワールド (山下洋輔)

2009-01-20 23:24:52 | 音楽
東京オペラシティ ニューイヤー・ジャズ・コンサート2009
山下洋輔プロデュース
茂木大輔 PLAYS ヤマシタ★ワールド



タイトルを打つだけで疲れてしまうな。
基本的にはクラシックのオーケストラによる演奏会。

1.ベートーベン/交響曲第7番 第一楽章
2.山下洋輔作曲、挟間美帆編曲/管弦楽のためのChasin' the Phase
3.茂木大輔/管弦楽のための<ファンファーラ>
4.茂木大輔/オーボエと大太鼓のための<4つのナイフラ>
5.山下洋輔&挟間美帆/
       ピアノと管弦楽のための<ダンシング・ヴァニティ>

全5曲中、山下洋輔自身が演奏(オーケストラと一緒)したのは
最後の曲だけであった。

メインの<ダンシング・ヴァニティ>は筒井康隆の
同名小説をモチーフとした曲で、
なかなか聴き応えのある曲であった。
というよりはある意味で「情景音楽」とでも言うのか
分かりやすくて、よかった。
おそらく、オリジナルの4曲の中では一番血の通った演奏だったと思う。

それをもって、収穫としましょう。


東京オペラシティ ニューイヤー・ジャズ・コンサート2009
山下洋輔プロデュース
茂木大輔 PLAYS ヤマシタ★ワールド

2009年1月20日(火) 19:00~ 
東京オペラシティコンサートホール:タケミツメモリアル
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Perfume Portfolio

2009-01-07 22:32:18 | 
Perfume/写真集『Portfolio』



間もなく成人式を迎えるPerfumeの初めての写真集。
ロケ地は上海で、新旧東西が渾然と入り混じった空気感が
絶妙にPerfumeのキャラクターにフィットしている。

後ろのインタビューも含めてページ数はかなり多いのだが
1点1点の写真の完成度が高く、見ごたえがある。

ちなみにカメラの関和亮氏はDVD『Bitter』や
いくつものジャケ写を手がけた人物というだけあって
完璧な絵づくりで、たとえ1人しか写っていなくても
いつものPerfumeの世界を写しきっている。



もちろん、写真のポーズや背景は曲の振り付けとは全然違うのだが
まるでエレクトロ・ワールドやコンピューター・シティの
1シーンと思わせるくらい、ストーリー性や創造性に満ちている。

三部作あたりの近未来的な世界感が見事に表現された、
非常によくできたミュージック・フォトブックで
単体の写真集、というより
Perfumeでなければできない「作品」のひとつといってよいだろう。



Perfumeの音の世界を目で見て感じる、至福の1冊ではある。


Perfume/Portfolio 撮影:関 和亮 株式会社ワニブックス 本体2,500円+税
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オバマ演説集

2009-01-04 21:03:11 | 
オバマ演説集(生声CD付き)



仕事先の若い社員H君がiPodに入れて毎日聴いている
というので、マネをして買ってみた。

H君はアメリカで生活経験があり英語がバリバリなので
そのまま聴いて理解できるらしいが
私にはそんなことはできないので
とりあえず原文と対訳を読み、内容を頭に入れて聴いている。

なるほど、人の心を高揚させる技術というか演出というか
聴いているとなんだか自分にも力がわいてくるような
気がするから不思議だ。

CDは41分なので、ちょっと電車で出かけるときなどに丁度いいかも。
思わずこぶしを握ってうなずいている自分に気づくこと請け合いである。


『オバマ演説集』生声CD付き 朝日出版社 定価本体1,000円+税
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箱根駅伝

2009-01-03 13:50:38 | Weblog
第85回箱根駅伝 復路



このところ引きこもりがちだったので
散歩をかねて駅伝見物に・・・

9区の横浜駅を過ぎてちょっと行ったあたりで
見ていたのだが、今更ながらみんな早い、早い。
多分、いまの私の全力疾走以上の早さだな。

カメラを構えていても、あっという間に通り過ぎて、撮れない。
写真は東農大の選手でこのあたりでは6~7位を走っていた。
(残念ながら最終的にはシードには入らなかったようで、残念)

天気もよかったので、そのまま近所を散策。

運河沿いの公園では親子連れが何気なく投げたポップコーンに
海鳥が群がって、大変なことになっていた。



さすが横浜は中華料理の街だけあって、
いたるところに中華料理屋があるのだが、
賑やかな中華街とは違って、この辺は静かなもの。

さてさて、のんびりしていたお正月もすでに終盤。
東洋大の鮮やかな優勝劇が年明けの気分を明るく盛り上げてくれた。

沿道でちょっと旗を振っただけだが
走り抜けた選手の元気をもらったようで、トクした気分、なのである。
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初音ミク みくのかんづめ

2009-01-02 18:52:15 | 音楽
初音ミク みくのかんづめ OSTER project

新年早々引きこもって駅伝も見ずに
ハードディスクのバックアップをとっている。
何か、去年もこんなことやってたような・・・

で、BGMは『みくのかんづめ』。
なぜかと言えば、”初音”だから。はははは・・・



まあ、プロがやればここまでできるゾ
という見本で、脱帽もの(当然か)。

初音ミクがナビゲートする音楽番組(?)風の作りになっていて
アップテンポな曲からスローバラードまで
バラエティに富んだ曲が詰め込んである。
特にスローな曲では「歌」がちゃんと聴こえて
うならされるのである。

You Tubeでもネタは尽きないしGTレースに「痛車」がデビューするなど
ミク人気はますます増幅している感がある。
(GTカーの個人スポンサーは一口5万円だそうな)
紅白も夢じゃない?

ちなみにウチにも「初音ミク」はいるのだが
『まいごの子猫ちゃん』を替え歌にしようとして
頭の部分の歌詞を入力しただけで放置状態で、
すっかり「弱音ハク」状態になりきっている。



しかし、この『かんづめ』を聴いていたら
またやる気が復活してきた!
パラメーターがサビないうちに
Perfumeの『Dream Fighter』でもやってみるか!
(・・・っていきなり目標高すぎ!)

全国に多数存在すると思われる弱音ハクさん
今年こそは、頑張りましょう!


みくのかんづめ OSTER project feat.初音ミク
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バッハ ゴールドベルク変奏曲:ヴァルハ

2009-01-01 14:38:31 | 音楽
バッハ/ゴールドベルク変奏曲 cem:エルムート・ヴァルハ



新年明けましておめでとうございます。

さて、新年早々はゴールドベルクで聴き初めというのが
私の定例なのだが、今年は一番好きなヴァルハのチェンバロで。

クラシックはまったくの門外漢なので
ヴァルハという人がどういう人なのか知らないけれど
自分の聴く限り、最も無色透明というか
「なにも足さない、なにも引かない。」の極みのように聴こえる。

感情の表現やらメッセージとは無縁の
ひたすら純粋な「音」の美しさだけが際立ち
そのまま森の中に持っていけば、鳥のさえずりに溶け込んでしまうような
「非人情」の音世界が実に淡々として、心地よい。

これと対極にあるのがグールドの81年版で
まるで居酒屋でオヤジに説教されているような
それはそれで楽しいのだけれど
むせ返るような人間臭さは、聴くシチュエーションを選んでしまう。

同じ曲でここまで解釈が違うものかと他にも聴きたくなって
ウチのCD棚にはちょうど30枚のゴールドベルクがあるけれど
(もちろん、巷の音源の針の先ほどの数でしかないが)
ヴァルハの右手とグールドの左手をはみ出る演奏には
いまだに出会えていない。

さてさて、この先何枚まで聴けるのか、
ヴァルハとグールドを超える音源を見つけることはあるのか、
楽しみは尽きない。

今年はどういう年になり、自分もどうなるのやらさっぱり分からないが
流れる水のように
力まず濁らず、淡々と過ごせればよい、と思うのではある。


J.S.バッハ『ゴールドベルク変奏曲』cem:エルムート・ヴァルハ 東芝EMI 91年
※録音は61年

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<追記>

先ほどM氏よりまた御節料理の
おすそ分けをいただきました。
ありがとうございます!



・・・で、たまたま本棚の整理をしよう!ともくろみ
案の定広げるだけ広げて途方にくれている最中だったので
食べられるのはいつになることやら・・・

今年もきっと、M氏はじめ、たくさんの皆様の
お世話になることでしょう。

感謝とともに、よろしくお願いいたしますm(_ _)m。

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