こんにちは 「つどい」スタッフ鞠ちゃんです。
4月30日(日)八尾市沢の川商店街「観智坊」で、
「第17回えんがわ寄席」が開催されました。
「えんがわ寄席」は、前回まで同じ沢の川商店街の
ファミサロン「えんがわ」で行われていましたが、
閉館に伴って、今回から会場を変えての開催となりました。
開口一番は、千里家 露九 さん。この寄席の主催者さんです。
「えんがわ寄席」の今までの経緯の説明もかねてのトップ登場です。
演目は、おなじみの「ときうどん」。
二席目は、宝塚から来られた 花の家 なごみ さん。
関大落研OGさんです。
演目は、これもよく知られている「饅頭こわい」。
中入り後一番、続いての女性の登場です。
「えんがわ寄席」初登場、銀杏亭 福豆 さんです。
一時話題になった「理系女(リケジョ)」さん、分析系の研究室に在籍中の現役大学院生です。
研究と全く異なる分野の落語が、日常のエア・チェンジに役立つのかもしれませんね。
演目は、「桃太郎」。
なかなか寝ない子供を寝かしつけようと父親が昔話の「桃太郎」のお話をします。
ところが・・・現代の子どもです。「昔々って、年号は?」「あるところって、どこ?」
など理屈っぽい!やがて子どもは、論理的な物語の解説を始めます。
そうこうしているうちに父親の方は寝てしまう・・・といお話です。
元気いっぱいの女性たちの後は、「えんがわ寄席」お馴染みの
河内屋 葉陽論(カワチヤ バビロン)さん。
今回の出演者の中で最年少。現役の大学生です。
演目は、「三年目」。江戸落語の演目の一つです。
亡き妻に、どうしても再婚しなくてはならなくなった時には、
幽霊になってでてきてくれと約束した男がいます。
昔埋葬前に、極楽往生を願い死者の頭髪を剃り落す習俗があったことに基づく演目です。
今回、ファミサロン「えんがわ」に来られていた方は、久しぶりの出会いを
喜ばれていましたし、新しい参加者の姿もみえました。
今後広報の仕方として、
フェイスブック&ツイッターや、住所を書いていただいた方には、
ハガキで次回の開催案内を送ることもされるそうです。
「(落語を)やりたい人と、やってほしい人が気軽に交わる場所をつくっていく」
千里家露九さんの今後の抱負です。お手軽に、ふらっと聴きにこれる場所を
つくっていきたいそうです。
今後2か月に一度の割合で開催され、次回は6月の予定です。
開催は、日曜日。
皆さん一度聴きに行ってみられませんか。