八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

大阪府八尾市の魅力ある市民活動情報をブログ形式で発信しています!
ぜひぜひご覧下さい(^_^)/

ご縁をつなぎ、ささやかなコーディネートを①【仰天 60年前の八尾のまち】

2023-02-11 17:19:38 | 「つどい」の主催行事とお知らせ

こんにちは。
センター「つどい」の新福です。

プロローグ:「和ろうそくは、つなぐ」お話会から・・・
 さて、昨年11月下旬に「和ろうそくは、つなぐ」お話会を主催した、つどい登録団体「八尾で絵の本ひろば広げよ会」に「和ろうそくは、つなぐ」の書籍を基に図解にした資料を提供しました。
 (下記が図解にした資料です!)


















御陰様でお役に立ったようで、会場参加者・関係者から喜びのお声をいただきました。

 ▼その時の取材ブログは、こちらをどうぞ▼

和ろうそくは、つなぐ」お話会【その1】

 
「和ろうそくは、つなぐ」お話会【その2】



開催後、数週間が経ち・・・つながりは続く・・・
開催後、数週間が経ち、岩崎さんがつどいに来館。
喜びの声を届けていただきました。
「プリズムホールで、写真展「仰天 60年前の八尾のまち」が始まったので、覗きに行ってほしい」と言われました。

開催案内を見ると企画・運営がつどい登録団体「特定非営利活動法人八尾すまいまちづくり研究会」でした(主催は八尾市)。

これは例年、市役所市民ロビーで展示会をしていた長年の取組みだと思い、ご挨拶と取材に・・・。




【そこで出会った60年前の八尾のお写真】

 驚くばかりでした。
 なぜなら、撮影された建物・寺院には記録にないだろうというお写真だったからです。
 
 

 

 


「仰天 60年前の八尾のまち」で展示されたお写真等の内容・解説は下記の八尾市ホームページをご覧くださいませ。
 「令和4年度個性豊かな住環境づくり事業展示会を開催します」
  
 

【そこでハッと気づき、情報提供へ】
 展示されていた大信寺の太鼓楼の写真。
 あれれと、これは、現在の山徳の天ぷら屋さんの場所では。

 そこで、ひとつの仮説を立てました。大層ですね(*^_^*)


 戦後、シロアリ被害で本堂が倒壊した大信寺さんには、当時の記録はないのではないか。

 主催者に一言「この展示している写真を大信寺にて提供したいので、お譲りいただけないですか。」とご相談しました。

 すぐに大信寺さんにお話しすると「太鼓楼の写真は見た事がありません。ぜひ展示したいのでいただきたい。」と即答いただきました。

 後日ご提供することになりました。

 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 
 


 また、同じ本町にある光専寺近辺の写真提供も光専寺さんにお話し「ぜひ展示したいのでいただきたい。」と即答いただきました。
  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 


 両寺院は当時の様子がわかる写真の記録がないことから写真提供を希望され「つどい」を通じて両寺院に写真を提供しました。

 また大信寺には国土地理院のホームページに航空写真から年代別に敷地の様子を閲覧及びダウンロードが出来ることを添えました。
 さらに八尾図書館所蔵の「中河内郡誌」に大正時代の大信寺本堂の写真が掲載されていることも情報提供しました。

 これらの情報は、企画・運営されている「特定非営利活動法人八尾すまいまちづくり研究会」さんから教えていただきました




【八尾のまちは、写真等の記録がないのかも?】

 これまでの蓄積と仮説を立てて、写真の記録という情報を提供し、写真という物を提供しました。
 大層ですが眠りかけていた地域資源を発掘し、必要であろう方に情報を提供させていただいたと言うコーディネートの一環になりました。
 これも「中間支援」「つなぎ役」の役割として、誰も気づいていないところを提供する「つどい」の役割でもあるんでしょうね。


八尾には、ひと・もの・エネルギー・情報などがあるまちです。しかし・・・

 当事者が記録をお持ちでない。
違う場所には記録があっても、当事者は知らない。


 「ここにあなた(当事者)の記録が残っていますよ。見つかりましたよ。」と気付き伝える方が居ない。

 今回は、大信寺さんなどの事例を通じて気付かせていただきました。
 八尾のまちは、つながりが途絶えていたり、届いていなかったりしているのも特徴的やと思います。

 皆さんが意識をして、後世につなげていく意識をもっていただく「つなぎ役」を意識して行くことが大切やと思います。
 この共通認識を皆さんに伝えられたら、良いと思い投稿しました。地域の歴史、文化が、将来にもつながれば、嬉しいです😌



最新の画像もっと見る

コメントを投稿