こんにちは 「つどい」スタッフ鞠ちゃんです。
毎日寒~い日が続きますが、お元気ですか?
私、不覚を取ってダウンしてしまいました。
インフルエンザは、しっかり予防注射をしていたので大丈夫でしたが、
周りの方々に迷惑を掛けてしまいました。
皆様もお身体を大切に。チョットした咳や鼻水にもご注意を!
さて、「つどい交流会」として 12月10日(日)
「みんなの学校・みんなの地域を考える!」をテーマに開催しました。
今年2月5日にNPO法人KARALINさんと一般社団法人AN SHINHさんが
共催で、八尾市市民活動支援基金事業助成金事業の「つながり」コース活用事業として
映画「みんなの学校」の上映会を開催され、市内外から多くの方々の参加がありました。
その後、3月5日と9月23日に一般社団法人AN SHINHさんの主催で、映画の舞台となった
大阪市立大空小学校の初代校長 木村泰子氏の講演会とワークショップが開催されました。
今回の交流会は、その9/23の講演会&ワークショップの主催団体の代表理事 長沢克彦氏を
話題提供者としてお迎えして、提供いただいた映像を鑑賞しながら学校や地域をもう一度考えよう
という試みでした。
子育て関係の支援を行っておられる団体さん中心にご案内を差し上げ、年度末
行事と重なって少人数での集いではありましたが、貴重な情報機会となりました。
木村氏が目指されたのは一般的に言われる障がい児も含めてわけ隔てのない
、「子ども中心の学校づくり」です。
そして、地域づくりもまた、主語を子どもに変え、
「子どものために、地域は何をしたらよいのか?」を考えるべきだと言われます。
4つのチカラ(大空小学校での実践として・・・)
・自分の考えをもつチカラ(人となぜ考えが違うのか)
・人(自分と違う人)を大切にするチカラ
・自分を表現するチカラ
・チャレンジするチカラ(どれだけ失敗してもやり直せるか)
「この4つのチカラをもった子ども達を、学校と地域でいかに育てるか」
大人に向けて発信された宿題です!
班に分かれた発表の様子も少し拝見でき、後日談としても「地域での交流展開」
「映画・みんなの学校の上映会」「保護者が勇気づけられた」などのエピソード」
も分かち合っていただきました。
※詳しい映像は、一般社団法人AN SHINHさんのHPにアップされる予定だそうです。
12/10の交流会に参加していただいた「ちいき食堂」の役目を営まれている参加者の方からは、
食堂が子ども達の「ホット一息つける場所」になっていることをお聞きしました。
ボランティア活動をされている参加者の方は、「地域防災の担い手」として
中学生が、年少者や高齢者にとって頼りになる存在になっているとの情報もいただきました。
中学時代にお子さんが不登校になった経験をお持ちのお母さんもおられて、
その時の先生方は、その生徒さんに真剣に向き合って、
親身になって考えて下さったそうです。
今では、お子さんも元気で明るい学生生活を送られています。
今振り返って、「なんだったのかなあ」って言われているそうです。
きっと、その時期のその人にとって、必要な何か重要なことだったのでしょうね。
人は、それぞれ何かとても大切なことや時間を、その人なりの時間経過で吸収されて
いるのでしょうね。
皆さんの想いはそれぞれです。
様々な市民活動に参加して、他の方の意見や見方に触れていただけたことが、
少しでもプラスになれば幸いです。
今、地域と市民活動がそれぞれバラバラに活動するのではなく、
つながることによって、それぞれの特性や強みを生かして、
より大きな活動へと進むことができる気運が感じられます。
八尾市も2018年4月から「中核都市」になります。
地域活動や、市民活動もさらに新しい一歩を踏みだしましょう!