八尾市市民活動支援ネットワークセンター「つどい」(ブログ)

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地域食堂「おかえり処 お結びころりん」

2018-02-22 17:02:07 | 事業者等の社会貢献活動

こんにちは  「つどい」スタッフ鞠ちゃんです。


まだまだ寒いですが、日差しはもう
今年は、本当にが待ち遠しい!

先日、同じ「つどい」のスタッフてるみちゃんと共に

八尾市東山本町の地域食堂

「おかえり処 お結びころりん」さんを訪ねました。

「おかえり処お結びころりん」は、ちあきさんが、実家の酒屋の倉庫を改装して、
お母さんのはるみさんと始められた地域食堂です。

入口を入ると、「お帰りなさい!」との声が!
えっ!私?「初めてなんやけど・・」と思ったのですが、すぐに、「あぁそうだ!
帰って来れる
ところなんだ!」と、お店の想いに納得。



平日の朝7時から8時は、朝食(¥300)。
11時30分から20時までは、昼食(¥450)・夕食(¥600)。

コーヒーなどの飲み物は、100円から。駄菓子なども置いてあります。



又、手作りの小物やアクセサリーの販売、作品の展示があり、
座敷にはオモチャがいっぱいのキッズコーナー、
子ども服の
リサイクルコーナー(1枚100円)など、小さな子どもづれのお母さんも周りに
気を使わないで
ゆっくり子どもと過ごせる工夫がされています。

午後は、学校から帰った小学生たちが顔をだし、宿題などをやっていくそうです。

ちあきさんは、看護師さん。2人の子どものお母さんでもあります。
職業柄、高齢の入院患者さんが、退院しても1人なので退院を喜べないと
言われていたり、
退院後、外出の機会がなく孤立して引きこもり状態になって
しまうという話を聞くことも多かったそうです。

又、ご自身も出産後の社会からの孤立感を経験されたり、子どもたちも学校から
帰っても家にだれもいない現状が増えているなどの事を思い、
何かできることがないかと考えたそうです。

そこで、思い当たったのが『誰でも気軽に集える地域の居場所』として、
一番みんなが来やすい場所
が飲食店という形だったそうです。

今、お店は、はるみさんを中心に、ボランティアのご近所のかたと共に運営されています。



また、

  ~登録制まかない付ボランティア「お結び母さん」

として、お結びころりんの活動や地域活動に理解のある方を募り、空いている時間を活用して、
お手伝いをしてもらったり、地域食堂をやってみたいけれど、どうすればよいかわからない人に
ノウハウを身につけてもらえる制度もスタートしました。

また、「お結び空間」貸し出します☆

として、イベント、講演、講座、ワークショップ、会議、など朝、昼の部に分けて、
2時間2000円で貸し出しもされています。

ちあきさんご自身は、今後、『コミュニティナース』として、ご自身のキャリアを生かした活動を
していきたいと考えておられます。

コミュニティナース
  
病院や福祉施設、訪問看護に従事する看護師とは異なり、地域の中で
  住民とパートナーシップを形成しながら、その専門性や知識を活かして
  活動する医療人材。

「病院に行くというハードルが上がってきているなら、医療に従事する人間が
地域におりてくればいい。地域食堂を拠点に、看護師としての職業を生かしたい。」
とちあきさんは言われます。

また、八尾市内の就労支援をされている農園とも交流があり、土に触れることが
人に触れる、命に触れることにもつながり、

    ×看護×

という輪が地域で出来ていき、「人」も「もの」も地産地笑(地域の人・ものを活かして、地域のみんなが笑う)を
実践できればと頑張って
おられます。

住んでいる人の身近にある地域食堂、そして、食だけでなく健康面でも気軽に相談できる
場所があれば、本当の意味で地域分権が進みます。

「地域の方のための、地域の方による、地域の食堂」


八尾市内にもっと増えていけば、いいですね。


「おかえり処 お結びころりん」
   八尾市東山本町8-6-32     TEL:080-4562-3310
        営業日:月~金曜日【水曜日:朝のみ営業】土・日・祝は休
         朝  : 7時~8時
         昼・夕:11:30~20時

小鹿 千秋さんは、4月1日(日)八尾市生涯学習センター「かがやき」で行われる
エデュケーション フォ ライフ フォーラム「みんながつくる みんなの地域」に
パネリストとしても、出席されます。

 


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