『無意識の不必要な緊張がとれることで、その人固有の形と重力の間で、自然と姿勢が整っていく。
なんらかの動作において、特定の部位に負荷が集中しすぎず、全身で負荷に適応できることで、楽に動けちゃう。
そして負荷の変化に瞬時に身体が反応できるので力みがない。』
と、いうのを導きたくて、日々セッションさせていただいております。
ですので、特定の部位(筋肉)に「効かせる」感じのアプローチは少ないですし、クライアントに「なんかよく分からない」と言われることも💦💦💦
「そう、そのよく分からない感じで良いので、ここから可動域を変えたり、重さを変えたりしたときどんな感じがするか教えてくださいね」と伝えながら(なだめながら?🤣)身体の変化を探ってもらっていたりします。
それで、セッション後に歩いてもらったときに「なんだか進みが良いし、身体が楽になっています。」と言われたら、それだけで私は大満足。(歩きが楽になることは、身体のシステムが良い方向に変化した結果だから。)
さらには、ここでのセッションの良し悪し「正解」といったものは、クライアントが決めるもので、私はそれを見守るだけしかできないとも考えています。
クライアント個人の身体の背景→私がそこに新しい動き・動き方につながるエクササイズを提供→クライアントがそれによる変化を気に入る、それが「正解」。
では、その「正解」を誰かに説明するとしたらどうでしょう?
そこには、なにがしかの「文脈」が必要になります。
クライアント固有の身体の背景→どのような動き・動き方にチャレンジしたか→感覚を含めた身体にどんな変化があったか→その変化をクライアントがどのように受け取ったか、という風に。
だから、ここでのセッションを短い文字・言葉で一般化させることは、なかなかに難しかったりします。
ほんとSNSなどでよく見かける「効かせる」「痩せる」とか「これさえやれば」というものとは真逆路線。
商売のためにも「分かりやすさ」が大切なのは知っているけど、ここで行なっていることをイメージしてもらうのは本当にムズカシイ💦
ましてや、言語化が不得意な私。
だからね、、、
こうやって下手な文章でも、ブログを書くことが、なんらか伝えることに繋がっていたら良いな、などと思ったりしております。
では、また来週〜。
【お知らせ】
- KPS2.0にてITTピラティス・ライブラリ発売中
(KPS2.0は運動プログラム管理に加えて、クライアントとのやりとりもできるシステムです。)
ご購入はこちらから - マット・ピラティスインストラクター養成 コース
キネティコスコンテンツを利用したITTマットピラティストレーナー養成コース。
まずはコンテンツにて、事前学習をしていただきます。
(コンテンツはどなたでも購入可能。)
「エッセンシャル・エクササイズ」(EE)
「マット・エクササイズ」(MAT)
上記二部構成で、EEのみの受講も可能です。
基礎機能解剖を確認しつつ、エクササイズの「より良い指導方法」と「なぜ?このエクササイズを使うのか」を探求してまいります。
お申し込みお待ちしております。
- (株)メッツさんのFIT-iにて撮影した、指導者向けDVD発売中。
詳細はこちら