ちょこ歴旅

歴史旅…というほどじゃない、気楽な史跡巡り備忘録
(※和菓子ネタはブックマーク「和菓子の国の人だから」へGo!)

甘いもんを求めて三十里

2012年10月27日 22時13分50秒 | ロードバイク
今日はKeiアニキと連れ立って「甘いもん」
を求め奈良県は宇陀市榛原まで行くことに。

待ち合わせのコンビニ(堺市堺区浅香山町)
に行くと、Keiアニキ、小振りなリュック
を背負っているじゃありませんか!
さすが用意周到です。

とりあえず、出発!まずは大和川沿いを
ひたすら遡ります。
堺~柏原~王寺~田原本を経て桜井市の
大神神社(おおみわじんじゃ)付近へ。
ここから先、桜井市の慈恩寺交差点付近
までさらに大和川沿を遡ります。


それにしても今日はいい天気、水の流れも
緩やかでまるで時間が止まっているよう。

慈恩寺交差点で大和川と別れ、国道166号
線で女寄峠(みよりとうげ)を目指します。


ここの上りは長いストレートなので、精神的
にきつい…。

それでも、ようやく女寄峠に到着です。


このまま国道166号線で右手のトンネルを
抜ければ大宇陀方面ですが、我々は左手へ。
県道198号線~国道370号線で榛原
(はいばら)へ向かいます。


今度こそ本日の最高到達点(標高368M)、
ここからは下り坂なので楽チンです。


のどか風景を眺めつつ、5kmほど走れば
近鉄榛原駅の付近。
そして間もなく本日の第一チェックポイント、
萩原交差点にある和菓子屋さんに到着です。

ここで看板商品の饅頭を購入、Keiアニキ
の好意に甘えリュックに入れてもらいました。

国道に面した裏口から店内に入ったのですが、
表にはいい感じの旧街道が通っています。


店の表通りはこんな感じ。突き当りには古い
商家風の建物が…。

近づいてみると、説明板に「旧旅籠あぶらや」
と書いてあります。
すぐに中からこちらの方が出てこられ、
中に招き入れて説明をしてくれました。


ここは伊勢本街道と伊勢街道(あお越道)が
合流する萩原宿の中心「札の辻」という地点。
そしてこの建物は明治末期まで営んでいた
宿屋だそうです。

こちらの建物の目の前には元銀行らしき建物と
なにやら石碑が建っています。


「右いせ本かい道、左あをこ江みち」

本日ここまでの走行距離は65km、思わぬ
プチ観光も出来たのでそろそろ帰ります。

 
帰路は国道165号線(初瀬街道)を西へ。
下り基調で楽チンなうえに景色もなかなか。

途中、本日の第二チェックポイント長谷寺へ。


長谷寺の中に入っていませんが、仁王門だけ
撮影してちょっと観光気分。

参道沿いは結構な賑わいで、草餅のやきもち
のお店が軒を連ねています。
そのうちの一軒でやきもちのセットを食べ、
さらに持ち帰り用も購入。
そして、再びKeiアニキのリュックに
お世話になりました。

ここから慈恩寺交差点付近まで国道165号
線、その後は大和川沿いを辿りました。

帰宅時間は午後3時半、甘いもんを求めて
三十里(本当は130km=三十三里)の
ゆる~い、まったりツーリングでした。

持ち帰った甘いものを食べるのが楽しみです。


~今回の甘いもの~
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027(奈良)榛原 宇陀川
026(奈良)初瀬 草福餅
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ちょっと十三峠へ

2012年10月21日 14時34分20秒 | ロードバイク
今日は昼からゆっくりしたかったので、軽目のコースを選択。
Keiアニキを誘って十三峠へ向かいます。


今日も快晴、最高のロードバイク日和です。

大和川沿いを走っていると、取り壊し中の団地が凄いことに。


なんだか薄っぺらくなって、まるで舞台のセットみたい。
廃墟マニアではありませんが、思わず撮影。

汗をかきかき十三峠を登ると、頂上からは大阪市内が一望できます。


残念ながらちょっと霞んでいます。
視界がクリアなら左の方に梅田のビル群や大阪城天守がみえるんですが…。

平群へ下り、バイパス沿いの旧道を走ります。


車が少ないので走りやすいですよ。

続いて、本日の裏テーマである甘いものを求め、斑鳩町の北原白水堂さんを目指します。
こちらの草団子「仏鬼羅坊」が私のお気に入りです。(以前ブログで紹介した様子はこちら
甘いもの好きのKeiアニキにお勧めしようと思いまして…。

ところが、ほぼ売り切れているじゃ~ありませんか!わずかに2本入りパックが1つだけ残っています。
まだ、10時前ですよ…。

Keiアニキが最後の1パックを購入し、1本もらって竜田川沿いの公園でいただきました。


うん、「仏鬼羅坊」やっぱりおいしい。
ついでに、竜田川もなかなか風情があります。

この後、国道25号線~大和川沿いをひた走って帰宅。
本日の走行距離は78km、帰宅時間は12時でした。

疲れもほどほどで、今日は昼からゆっくりできそうです。
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久々の嵐山

2012年10月13日 20時59分31秒 | ロードバイク
今日は師匠Clarkさんと久々の嵐山ロングライドです。
朝7時に堺の鳳に集合、11時15分に嵐山到着の予定です。

大和川沿い~国道25号線~斑鳩~奈良自転車道を走り、9時20分に休憩ポイント平城宮跡到着。


この時点で10分遅れなので、休憩もそこそこに出発です。

続く木津自転車道ではちょっと頑張りました。
とはいっても前を曳いてくれるClarkさんが頑張っただけで、私は後ろにくっついて走っただけです。


今日はいい天気で、まさに自転車日和です。

流れ橋を過ぎ、御幸橋(ごこうばし)で木津川、宇治川を一気に跨ぎます。


左は木津川、右は宇治川。
あとは桂川沿いに約20km走れば嵐山です。

11時35分、ようやく嵐山の「毬りん」に到着です。(約20分遅れ)


店内に入ると、1組を除き全員が料理待ちの状態、時間がかかるのを覚悟します。
まぁ、こればかりは仕方ないですね、店員のお姉さんが可愛いので許しましょう。

Clarkさんが焼きカレー、私は生姜焼き定食をいただき、遅れを無視してゆっくりコーヒーも飲みます。
結局、12時55分に出発。(約55分遅れ)

ところで、食事中にClarkさんがメールをやり取りし、同じ会社のS部のTさんが流れ橋付近で合流するとのこと。
楽しみにしつつ、頑張ってそこまで走ることに。


桂川沿いを急ぎます。

流れ橋より2~3km手前の御幸橋でTさんと合流できました。
Tさんが所属するサイクルショップの赤いチームジャージ、その愛車、そして鍛えこんだ足のフォルム…。
「これはヤバい、速そうや」と私の危機管理センサーが知らせます。

一旦、流れ橋前の休憩ポイントまで移動します。


そして、ここから木津自転車道(ノンストップです)の終点まで約20kmをTさんが先導してくれることに。

恐れは現実に…。
私にとってのハイペースのさらに1割増しぐらい(時速34~5キロ)のハイペースです。
15kmぐらいまでは我慢していたのですが、残り5km…太ももが重くなり、左ふくらはぎがピクピク、
見る見る引き離されてしまいました。
このメンバーでは私が断然若いはずなのですが、やっぱり鍛錬の差でしょうね。

その後は、市街地や途中に信号がある奈良自転車道を騙し騙し走り、王子付近でTさんとお別れです。
「どうも、ご迷惑をお掛けしました」

結局、辺りがすっかり暗くなった6時40分頃に帰宅、走行距離は202kmでした。
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黄金色の棚田

2012年10月08日 16時50分16秒 | ロードバイク
今日は独りでロードバイクで出掛ける予定です。
朝6時に起床したものの、行き先を決めかねてゴロゴロしていたら、枕元でメール受信音が…。
「あれ?Clarkさん今日は走らへんて言うてたのに。」
結局、8時半に鳳待ち合わせで金剛山のロープウェイ乗り場へ行くことに。
メンバーはClarkさん、Clarkさんの友人sinさん、私の3人です。

急にやる気になった私は緊急出動する消防隊員並みに迅速に準備完了。
待ち合わせまで1時間以上余裕があったので、Clarkさんとsinさんが待ち合わせするであろう
忠岡町のコンビニへ向かうことに。(行き先とは逆方向です)

旧国道26号線の北助松あたりで、思い立って旧紀州街道を走ることに。


ここ助松田中本陣は紀州徳川家専用の本陣で、江戸へ参勤交代する際の休息に使用したそうです。
立派な長屋門と長~い塀が往時を偲ばせてくれます。

旧国道26号線へ戻り、忠岡のコンビニでClarkさん、sinさんと無事に合流。
再び鳳まで引き返し、狭山池~瀧谷を経てロープウェイ乗り場を目指します。

ロープウェイ乗り場を目指す途中、下赤阪の棚田に立ち寄ります。


稲穂が実った黄金色の棚田が出迎えてくれました。
秋を実感できる心和む景色です。

ここからは予定通りロープウェイ乗り場に向かって登るのみ。

こちらsinさんです。


木漏れ日の中を走るClarkさん、いい感じです。

この後はロープウェイ乗り場から観心寺を経て和泉市の国分で解散となりました。

帰宅時間は2時15分、本日の走行距離は92km、秋を実感した一日でした。
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湖東(彦根、多賀)へ

2012年10月06日 23時47分28秒 | オートバイ
今日はオートバイで久々のロングツーリング。
ところが、寝坊とエンジントラブルのため
出発が1時間遅れの7時となり、これが後々
響いてくることに…。

中央環状線、国道1号線など、ひたすら下道
を走り続け、10時前にようやく琵琶湖が
見えてきました。


今日はちょっと曇り空ですが、それでも
琵琶湖はいい。
信号の少ない琵琶湖沿いの道を気持ち良~く
走って、11時過ぎに彦根城に到着。


中堀越しに天守を望むと、佐和口多聞櫓と
天秤櫓(いずれも重文)が手前に見えます。

いざ、表門跡から入城。


左から表門橋、彦根城博物館外観、
井伊直弼の具足(当然井伊の赤備え)、
博物館内の復元御殿。
御殿には奥向き(殿様のプライベートエリア)
が再現されています。

ひこにゃんの出番はまだ先だったので、
諦めて本丸へ。


急で登りにくい石段を登ると天秤櫓が睨みを
効かせています。
一度橋の下をくぐった後、ぐるりと回って
橋を渡って門に至ります。

上から見るとこんな感じ。


次に太鼓門(重要文化財)をくぐります。


門の内側は城郭建築には珍しい開放的な造り。

さて、いよいよ天守(国宝)へ。


小振りながらも飾り金具が豪華で、さすがは
井伊家35万石の天守。
全国に4つしかない国宝天守の1つです。
(他には松本城、犬山城、姫路城)
大津城天守を移築し4層から3層に改変した
そうで、その分ずんぐりした印象。
右の写真は天守入口の梁、曲がり具合が凄い。

続いて西の丸三重櫓(重要文化財)へ。


端正な姿で琵琶湖方面を睨んでいます。

山を下り内堀を渡って二の丸へ。


城主が日常生活を送っていた楽々園(槻御殿)
は現在修復中。

仕方なく隣接する玄宮園へ。


こちらは彦根城を代表する眺め、
「THE 彦根城」って感じ。

二の丸に残る貴重な馬屋(重要文化財)。


L字型の巨大な馬屋で、中には馬の模型が…。

ついでに、京橋口付近の旧西郷邸の長屋門。


さすがは家老の御屋敷という感じ。

最後は、井伊直弼が十六代藩主になるまで
住んでいた埋木舎(うもれぎのや)。


内堀に面した静かな佇まいです。
ここは4年前に見学したので、今日はパス。

ゆっくりし過ぎて時間がなくなってきたので、
慌てて多賀大社へ移動。
本当は米原の醒ヶ井へも行きたかったけど、
今日は諦めます。
朝の1時間半がなければ…。

バイクで走ること15分、あっという間に
多賀大社へ到着。


滋賀県犬上郡多賀町にあり、
伊邪那岐命(イザナギ)・伊邪那美命(イザナミ)
の2柱を祀っています。
古くから「お多賀さん」として親しまれ、
中世から近世にかけて全国的に信仰を集め、
「お伊勢参らばお多賀へ参れ、お伊勢お多賀の子でござる」
と謡われたそうです。
これは多賀大社が祀るイザナギ・イザナミが
伊勢神宮が祀る天照大神の両親だから。

本日最後の1枚はこちら。


琵琶湖をパノラマ撮影しましたが、曇り空に加え
時間も4時半頃なので暗い。

結局、一部有料道路(第二京阪)を使用して
8時前に帰宅、走行距離は319kmでした。

最後は八尾辺りから雨にも見舞われ、
朝の1時間半が最後まで響いた一日でした。


~今回の甘いもん~
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023(滋賀)多賀 糸切餅
024(滋賀)彦根 埋れ木
025(滋賀)彦根 三十五万石
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