ちょこ歴旅

歴史旅…というほどじゃない、気楽な史跡巡り備忘録
(※和菓子ネタはブックマーク「和菓子の国の人だから」へGo!)

続・紅葉狩り

2012年11月25日 18時13分43秒 | ロードバイク
今日は秋晴れ、雲一つない素晴らしいお天気です。
(まぁ、本当は一つ二つはありますが…)
用事を午前中に済ませ、昨日の紅葉狩りの続きに出発です。

大和川沿いを気持良~く走ります。


お天気がいいので、川沿いの景色もgoodです。

目的地に到着。
紅葉と言えばやっぱり「もみじ」と言う訳で、目的地はこちら。


竜田川のもみじです。

「嵐吹く三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり」(能因法師)
百人一首にも詠まれたほどですが…ちょっと時期が遅かったのかアップに堪えません。

このままでは帰れないので、すぐ近くの法隆寺に立ち寄ります。


こちらのもみじの方がちょっとマシかなって感じです。
小腹が空いたので、左の写真の景色を眺めつつ団子を食べて小休憩。

せっかくなので、法隆寺の裏側の高台に回ってみます。


左端に五重塔や金堂が見えていい感じです。

さて、今週の紅葉狩りはこれにて終了としますか…。

本日の走行距離は76kmでした。

紅葉&甘いもの狩り

2012年11月24日 17時43分52秒 | ロードバイク
今日はKeiアニキと二人で鍋谷峠~紀ノ川
沿い~紀見峠~西高野街道を走ることに。
コース設定のテーマは、ずばり「紅葉」と
「甘いもの」です。

鍋谷峠では、3週間ぶりのライドでかつ
体調万全でないKeiアニキを見捨てて、
タイムトライアルを決行。
(28分20秒で自己記録、満足です)

<鍋谷峠の登り口付近>

本日最初の「紅葉」ゲット。

<鍋谷峠> ~和歌山県かつらぎ町~

9時時点の気温は3度です。
寒かった…せいでカメラを出すのが面倒で、
この後の下りの撮影は一切なし。

向かい風に苦しながら紀ノ川沿いを走り、
橋本市の学文路にある「長栄堂」に到着。
ここは甘いもの好きのKeiアニキのために
用意したお店です。
柔らか~い焼き餅とよもぎ餅が名物です。
(以前紹介した様子はこちら

ここでKeiアニキは焼き餅1、よもぎ餅1
を購入、店先でペロリと平らげます。
さらに、「他に寄る店ある?
なかったらここでもう一個買おうかな。」
などとのたまう始末。
正直(ゲゲッ!まだ食べるの?)と思いつつ、
そこは平気な顔で隠し玉を投入。
「橋本にもう一軒あるけど、行きます?」
とお伺いを立ててみたら…
「よし、行く!」との気持ちいい即答。

かくして4kmほど先の南海高野線橋本駅前
を目指します。
あっという間に次のお店に到着。
(詳細は別記事にて)
Keiアニキ、ここではさっきとは別タイプの
焼き餅とまんじゅうを購入。
店内のテーブルで頂きます。
もちろんアニキは2つともペロリ。
ほぼ食べ終わった頃、お店の女将さんが
温かいお茶とともにサービスで出来たての
薯蕷(じょうよ)饅頭を出してくれました。

出来立てはホカホカのモチモチで最高。
Keiアニキ、これも軽く平らげました。
(数十分のうちに甘いもの5個完食!)

さて、甘いもので充電完了し、紀見峠へ。

<紀見峠> ~和歌山県橋本市~

ここで、写真の枚数が少ないことに気づき、
慌てて枚数を稼ぎます。
しかし、本日のテーマ「紅葉」が不足!
(「甘いもの」は充分堪能したけど…)

下りの途中、南海高野線天見駅前でようやく
「紅葉」発見。

楓(かえで)でしょうか?

さらに、三日市に向かう遊歩道(旧南海
高野線の軌道跡)でも晩秋らしい光景が。

これで、ブログが書けそうと一安心。

三日市から河内長野駅に向かう高野街道
沿いにも晩秋の光景がありました。
わざわざ遠くまで行ったのに、こんなに
近場に「紅葉」があったとは…。

左:街道沿いの御屋敷
右:長野神社の大銀杏

「紅葉」の写真も出揃って、本日の任務完了。
この後、西高野街道で堺へと帰宅。

帰宅時間は午後2時半、本日の走行距離は
101kmでした。

それにしてもKeiアニキ、さすがに甘いもの
食べ過ぎです!


~今回の甘いもの~
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032(和歌山)橋本 串柿

ダラダラ信貴山へ

2012年11月18日 18時37分50秒 | ロードバイク
昨日は一日中雨のため、家でダラダラ。
その状態を引きずったまま、今日はお手軽
コースで信貴山(しぎさん)を目指します。

師匠Clarkさんと共に大和川沿いを走り、
柏原から葡萄坂を登ります。
私のダラダラが感染したのか、Clarkさん
もあまり気合が入らない様子。

ダラダラと物見遊山気分で坂を登りますが、
この季節期待の紅葉がとんと見当たりません。
どうも、この辺りは常緑樹が多いようです。

やがて、のどか村前を通過し、本日の目的地
である信貴山朝護孫子寺に到着。


開運橋という縁起のいい名前の橋を渡ります。


参道で、ようやく紅葉に出会いました。

自転車では境内に入れないので、仁王門と
遥か谷の向こうの舞台造りの本堂を撮影。


残念ながら山はあまり色づいていません。

ちなみに、ここ信貴山朝護孫子寺は、
約1400年前、聖徳太子が物部守屋の討伐
に際して戦勝祈願、その時天から現れた
毘沙門天から必勝の秘法を授かった場所
とされています。
それが寅年、寅日、寅の刻だったため、
信貴山の毘沙門天は寅に縁のある神として
信仰されています。
なお、境内には巨大な張子の虎などもあり、
阪神ファンの私にはちょっと嬉しい場所。
(今日は写真なし)

さて、開運橋とトラで気分が上がったので、
今日は大人しく引き返します。

帰りは青谷方面へ。

曇天で写真が暗くて分かりにくいですが、
こちらも見渡す限り緑の山です。
ここの地名は青谷なので…仕方ないか。

その後、Clarkさんとは柏原で解散。
Clarkさんは石川CLへ、私は大和川沿い
に帰りました。

本日の走行距離は62km、帰宅時間は
12時半過ぎでした。


~今回の甘いもの~
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031(奈良)信貴山 寅まんじゅう

名張へ行きました

2012年11月10日 22時58分38秒 | ロードバイク
今日は先週行けなかった三重県の名張市を
目指します。
もちろん独りではなく、師匠Clarkさん
と一緒です。

朝7時、堺市西区鳳のコンビニで待ち合わせ、
大和川沿いを延々走り、奈良県桜井市へ。
大神神社(おおみわじんじゃ)付近を過ぎ、
三輪山の南麓の金谷河川敷公園でちょい撮影。

そろそろ紅葉の時期、桜の木も色付きます。
一番右の写真は「佛教傳来之地」の石碑。
こんな内陸部で意外な気がしますが、ここは
難波津から大和川を遡ってきた船の終着点。
583年、飛鳥の都の外港であるこの地に
百済から経典などが陸揚げされたそうです。

おっと、目的地はまだまだ先です。急がねば。
ここからは国道165号線(初瀬街道)で
まずは榛原(はいばら)へ。

榛原まではかなりの登り坂。
標高80Mから出発、目指す榛原は310M、
しかも途中で350M地点を越えます。
やっとのことで榛原に到着、現在10時半
過ぎです。

ここからも引続き国道165号線で、名張を
目指し小刻みなアップダウンを繰り返します。
途中、室生の手前辺りで目についた光景を
ちょっと撮影。


日本昔話の長者どんの屋敷?

再びスタートし、標高360Mまで登った後、
道は下り基調。
下るということは、帰りは当然登り…
う~ん大丈夫かな?ちょっと心配です。

11時半、ようやく名張(標高200M)に
到着し、榛原からは約20km。


ちょっとレトロな駅。

本当は香落渓(かおちだに)へ行きたかった
のですが、時間的にも体力的にも無理。
仕方がなく近くのちょっとした観光スポットヘ。


左:名張藤堂邸
右:寿栄神社(ひさかじんじゃ)の太鼓門。

名張藤堂邸は藤堂高吉(藤堂高虎の養子)を
祖とする名張藤堂家(2万石)の陣屋の一部。
2万石とはいえ、独立の大名ではなく津城の
藤堂藩(32万石)の家来だったそうです。
なお、寿栄神社は高吉を祀った神社であり、
太鼓門は陣屋の表門を移築したもの。

ちなみに、この藤堂高吉は悲運な人だった
ようです。
織田信長の重臣(柴田勝家に次ぐNo2)、
丹羽長秀の三男として生まれ、羽柴秀吉の
希望で弟の秀長の跡取り養子となったものの、
のちに秀吉の心変わりで、秀長の家臣である
藤堂高虎の跡取り養子に。
その後、高虎に息子が生まれたこともあり、
その家臣とされたそうです。
なんか、たらい回しで可哀想ですね。

そろそろ12時、プチ観光も済ませたので、
道の駅「宇陀路室生」まで帰って昼食タイム。

左:道の駅の裏を流れる宇陀川
中:猪肉、よもぎ入りのお好み焼き
右:蓬入り米粉クレープで粒餡を包んだもの

さぁ、お腹もいっぱいになったので元気良く
国道165号線を引き返します。

せっかくなので、帰り道でも色々と撮影。


室生付近の紅葉の山。


榛原の古い街並。


三輪付近、大和川の向こうに聳える大神神社
の巨大鳥居。

午後5時半、ヘロヘロになりつつ無事に帰宅。
走行距離は171kmでした。
帰宅後、鏡に映る顔はいつもより5歳ぐらい
老けていました。


~今回の甘いもの~
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030(三重)名張 なばり饅頭

真田ゆかりの九度山

2012年11月04日 17時26分54秒 | ロードバイク
今日は秋晴れ、いい天気。
なんだかんだで今日も独りで走ることになり、
行き先を検討。
熟慮の結果(距離とか和菓子とか…)、
「爽やかな風に吹かれて紀ノ川沿いを走る」
ことに決定し、朝7時に出発です。

まずは鍋谷峠を越えて和歌山県に入ります。
この道は国道480号線、道が狭い分交通量
は少な目。
登りはしんどかったけど、景色を眺めつつ
ゆっくり走る下りは気持ちいい。


木が邪魔で大パノラマとはいきませんが、
それなりに綺麗。


紀ノ川沿いの風景です。
左:伊都郡かつらぎ町の笠田付近
右:同郡九度山町付近

紀ノ川沿いはかなりの逆風で、今日のテーマ
「爽やかな風に吹かれて紀ノ川沿いを走る」
とは大違い。
大誤算、いや~酷い目に遭いました。
それでも県道13号線、4号線を走ること
約30分で九度山に到着。


善名称院(ぜんみょうしょういん)
通称「真田庵」は高野山真言宗の寺院。
関ヶ原の戦いで西軍についた真田昌幸・
信繁(幸村)が隠棲した屋敷の跡。
ここから抜け出した幸村が大坂の陣で活躍
したことは御存じのとおり。
なお、本堂は八棟造といわれる不思議な形。

帰りは一番楽な(それでもしんどい)紀見峠
を越え、河内長野からは西高野街道を通って
帰りました。

帰宅時間は午後1時、走行距離は97km。
残念ながら昨日と合わせて199kmで、
200kmには届きませんでした。
やっぱり師匠Clarkさんがいないと距離が
なかなか伸びません…。


~今回の甘いもの~
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029(和歌山)学文路 かむろ大師餅

名張へは行きませんでした

2012年11月03日 17時37分26秒 | ロードバイク
昨夜、本日一緒に走る予定の師匠Clark
さんから火急の用が出来たとのメールが…。
当初は三重県の名張へ行くつもりでしたが、
さすがに一人ではしんど過ぎる。

起床後、改めて走るコースを検討。
そこそこ満足出来る距離は「100km」、
かつ「美味しい和菓子」が買える所は…
迷った挙句、奈良県の田原本町に決定!
出発は8時と、ちょっと遅くなりました。

まずは、いつものように大和川沿いを
走ります。

左:堺市で見かけたシラサギ
右:王寺町で見かけた沈下橋

快調に走り、2時間ちょっとで田原本町
に到着です。

田原本町は豊臣秀吉の家来で、福島正則や
加藤清正と共に賤ヶ岳の七本槍と呼ばれた
平野権平長泰(1559年 - 1628年)
を祖とする旗本平野家5千石の陣屋町。
狭い道幅に当時の町割りの面影が残ります。
また、太鼓楼が一際目を引く浄照寺の表門
は秀吉の桃山城の遺構だとか。
(残念ながら写真なし)


ここは弥生時代の環濠集落遺跡で、大型建物
の跡や青銅器の工房跡などが発見されました。
出土した土器に描かれた絵を元に復元された
楼閣の飾りは、まるで「はくしょん大魔王」
の髭のよう。
ユーモラスな外観ですが、コスモス越しに
見ると意外としっくり。

ここで、携帯をチェックすると、Clark
さんから明日のお誘いのメールが入っている
じゃありませんか…。
たぶん明日は名張ツアー、長丁場に備えて
急いで帰ります。

今日の走行距離は102km、帰宅時間は
午後1時でした。
明日、大丈夫かな~?


~今回の甘いもの~
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028(奈良)田原本 権平もなか