歴史旅…というほどじゃない、気楽な史跡巡り備忘録
(※和菓子ネタはブックマーク「和菓子の国の人だから」へGo!)
お盆前に和歌山県の御坊を訪問し、
あの紀州鉄道に乗って来ました!
終点西御坊駅とKR301。
ローカル感が満載でまるで映画の
撮影セットみたいです。
初めて来たけど懐かしい…。
阪和線から乗り継ぎ、和歌山から
御坊はJRきのくに線で約1時間。
ここで乗り換え、次の道成寺駅へ。
駅から徒歩5分で道成寺到着です。
安珍・清姫伝説で有名なお寺。
この伝説は歌舞伎や文楽、舞踊に
取り入れられています。
左:参道の階段
中:仁王門
右:仁王門から見た本堂
境内はかなり広く、有名寺なのに
人気は意外と少ない。
時間の都合で、今回は有名な伝説
の解説は聞かず、お参りだけ…。
この後、御坊まで戻って、長年の
念願だった紀州鉄道に乗車!
日本一短いローカル私鉄といわれ
営業距離はわずか2.7km!
御坊駅0番乗場から乗ってみると…
「こ、これは遅い…!」
御坊駅を出発た直後はRがキツく、
まるで人が歩くほどの速度感。
例えるなら遊園地の幼児用乗り物
ぐらいゆっくりです。
その後直線でちょっと速度UP!
それでも自転車レベルですが…
「た、たまらん…楽しい!」
西御坊まで約8分、180円で
めっちゃ楽しめました。
のんびり走るローカル線ですが、
こんな日は暑さを凌げて本当に
ありがたい。
いつまでも残って欲しい路線です。
紀州鉄道のおかげで、とても緩く、
優しい時間が過ごせました。
紀州鉄道えぇやん!
~今回の甘いもの~
※姉妹ブログ「和菓子の国の人だから」へGo!
先週末の猛暑の中、18きっぷで
愛知県の犬山へ行きました。
JR高山線の鵜沼駅で降り、天守を
眺めながら木曽川北岸沿いに西へ。
迂回してライン橋から犬山城へ。
木曽川越しの犬山城天守(国宝)。
この眺めが見たかったんです。
天文6年(1537)織田信長の
叔父、信康が築城。
小牧・長久手の戦いでは秀吉が
入城し、小牧山の家康と対峙する
など愛知が誇る戦国の三英傑とも
関りがある城です。
左手に空堀りを見つつシンプルに
真っ直ぐな大手道を登って本丸へ。
ジャジャーン!と天守が出現。
元和3年(1617)に尾張徳川家
の付家老、成瀬正成が3万5千石
で入城し、当家が維新まで在城。
家老にしてこれだけの城を持つ…
さすがは尾張徳川家。
今から遡ること40年以上…
私にとっては小学校時代に好きに
なった初恋?の天守です。
今でも一番好きな天守なので…
外観を矯めつ眇めつ、穴が開く
ほどじっくり眺めました。
いよいよ天守内へ。
天守には珍しい畳敷きの部屋が
ありますが、質実剛健な造り。
最上階からの眺めも最高!
涼しい風も吹き抜けます。
天守にずっといたかったけど…
係員さんの視線も気になるので
犬山城下町の散策へ。
こじんまりながらも城下町も
綺麗です。
外国人や若い世代も歩いていて
10年前と比べ活気があります。
古来「尾張名古屋は城でもつ」と
言われますが、尾張犬山に観光客
が集るのも国宝天守のおかげに
違いありません。(たぶん…)
でも、この日はあまりに暑過ぎて、
城下町散策もそこそこで終了。
暑さに負けて…最寄りの名鉄犬山
駅へ移動し、新鵜沼まで乗車。
車窓からも天守を眺めていたのは
いうまでもありません。
その後、鵜沼からJRを乗り継ぎ
18きっぷを有効活用し、帰宅。
暑過ぎて観光は大変でしたが、
帰りの車内でこっそりビールを
呑みながら…犬山城天守の画像を
眺めてニヤニヤ…。
犬山城、たまらん…。
~今回の甘いもの~
※姉妹ブログ「和菓子の国の人だから」へGo!
230(愛知)犬山 うすかわ饅頭
231(愛知)犬山 胡麻最中
2024年6月の記録です。
城下町岩槻の時の鐘。
川越とは異なる風格ある佇まい。
有名さだけで「じゃないほう」の
とか言ったら失礼かな…?
赤羽からJR東北本線で大宮へ。
ここで東武野田線に乗り替えます。
車窓の景色に見入ってたら…
岩槻で降りるつもりが東岩槻に。
まぁ、これはこれでよしとして、
東側から岩槻城へ。
元荒川の向こうが岩槻城跡。
なんとなく在りし日の雰囲気…。
東国っぽい風景が見れて良かった。
川の西側に城跡の一部があります。
城跡の公園の池に架かる八つ橋①
土塁に挟まれた通路。
東国の「土の城」感がいいですね。
裏門、黒門②
移築されてぽつんと寂しい感じ。
それでも貴重な文化財です。
城下にある時の鐘③
全国的には知られてないですが、
川越よりむしろこちらの方が古い。
もっとPRすべきですね。
そして、岩槻市のマンホールには
①~③がデザインされています。
市民の誇りなんですね。
最後に旧岩槻藩の藩校、遷喬館
(せんきょうかん)を見学。
さて、ここからは大宮に移動。
以前、ブラタモリで観たので、
ぜひ来たかった神社です。
武蔵国一之宮、氷川神社。
「大宮」の名の由来です。
趣きのある立派な神社です。
参道は、なんと2km!
参道はまだまだ続いてたけど、
さすがに途中で諦めました…。
こんな都会でもこんなに長い
参道がちゃんと残されている
ことに感激しました。
さすがは大宮の発祥ですね。
~今回の甘いもの~
※姉妹ブログ「和菓子の国の人だから」へGo!
227(埼玉)
大宮 氷川だんご
228(埼玉)
大宮 姫どら焼き
229(埼玉)
岩槻 時の鐘最中
2024年12月の記録です。
12月にしては暖かいこの日、
ちょっと乗り鉄してみました。
大阪駅から加古川駅まで移動し、
ここから西脇市まではこの列車。
103系ですが、顔が2色なので
ちょっと都会っぽい。
それでもやっぱり加古川線?
すぐに田畑のある景色に…。
さらに、西脇市で乗り換えて
谷川までは125系の単行列車。
テンション爆上がり!
ゆっくりトコトコ走ります。
電化はされてるけど、途中の駅は
ほぼ無人駅…。
黒田庄とか、比延とか…
ローカル感十分でいい感じです。
谷川駅に到着。
ここから福知山線に乗り換えて
伊丹で下車。
戦国大名、荒木村重の伊丹城石垣。
駅前広場に保存整備されてるので、
ぜひご覧くだされ!
プチ観光もランチも済んだので、
帰路は阪急伊丹線に乗車。
街中なのにローカル感もあって
なんかいい感じでした。
今日はただただ電車に乗った一日
でしたが、面白かったです。
~今回の甘いもの~
※姉妹ブログ「和菓子の国の人だから」へGo!
226(兵庫)伊丹 酒の露