晴レニモマケズ

朝７時４０分自宅を出発しますが、すでに強烈な暑さです。
晴レニモマケズ、熱風ニモマケズ、灼熱ノ太陽ニモマケナイ、サウイフモノニ私ハナリタイ…。

今日は先週の土曜日と全く同じプランで朝１０時に東渋田（和歌山県伊都郡かつらぎ町）で師匠Clarkさんと待ち合わせです。
（鳳（堺市）～国分（和泉市）～鍋谷峠～東渋田～粉河～和泉葛城山～塔原（岸和田市）～光明池～鳳）

集合場所に５分前に到着したので、Clarkさんを出迎えに行きます。
五條方面（東北東）に２kmほど走った時点で、カメラを構えて待ち受けていると…見えてきました。

＜Clarkさん登場＞

すごい勢いで走ってこられました。

和泉葛城山の粉河口に向かう途中、私のリクエストで粉河寺に立ち寄ってもらいます。

＜粉河寺＞

左が大門（重要文化財）、立派です。
右は境内の風景、右奥のひときわ大きな二重屋根が本堂（重要文化財）。

ここ粉河寺は朝廷や貴族の保護を受けて平安時代から繁栄していたそうで、西国三十三箇所の第三番札所にもなっています。
僧兵を擁し、根来寺や雑賀衆とともに豊臣秀吉に抵抗したため、天正13年（1585年）に攻められ伽藍が焼失したそうです。

ところで粉河寺の周辺に提灯や山車が出ていたので、門前町の通りを流します。

＜粉河祭り＞

提灯をつけた山車がたくさん停まっていました。

粉河祭りは紀州三大祭のひとつ。
今日明日（7/28～29）開催され、今夜は提灯をつけた山車が練り歩く宵祭だそうです。
せっかくなので見たかったのですが、残念ながら昼間はお休みのようです。

さて、ここからは本来のルートに戻って和泉葛城山を登り始めます。

いや～とにかく暑い、太陽の光線が肌に突き刺さり、流れる汗が目に入ってヒリヒリします。
それでもここまで来たら登らないことには帰れません。
心の中で宮澤賢治の「雨ニモマケズ」のフレーズを勝手に変えて自分を励ましてみます。
晴レニモマケズ、熱風ニモマケズ、灼熱ノ太陽ニモマケナイ、サウイフモノニ私ハナリタイ…。

なんだかんだでとにかく登り切り、その後無事に家までたどり着くことが出来ました。

本日の走行距離１０５km、帰宅時間は１６時２０分でした。
う～ん疲れました。やっぱり夏場は午前中だけにしないといけませんね。
どうやら、晴レニハカテズ、熱風ニモカテズ、灼熱ノ太陽ニハ全くカテナイ…ようです。

４人揃って滝畑ダムへ

今日は、Clarkさん、Keiアニキ、Akiraアニキ（当ブログ初登場）の４人揃って滝畑ダムを目指します。
全員インカムを装着しているので、意思疎通もスムーズです。

高向（たこう）から滝畑ダムへ向かう河内長野かつらぎ線は傾斜が緩やかで、渓谷の景色や川の水音が心地よく、
木陰も多いので夏にはもってこいの道です。

＜滝畑ダム付近の山並み、河内長野かつらぎ線を走る様子＞

こうして４人一緒なのは、昨年の３月以来です。
おや？ブランクが長いせいかAkiraアニキがうつむき加減です。

＜滝畑ダム手前の登り坂を走る様子＞

あっというまに坂を上り切ります。
Keiアニキは余裕のピースサイン、白い歯がまぶしいです。
あとはトンネルをくぐれば、滝畑ダムに到着です。

＜滝畑ダム＞

もっといろんなアングルで撮ったのですが、まともなのはこれだけ…。

＜滝畑ダムの湖岸を走る様子＞

やっぱり、こうして４人揃って走るのは楽しいものです。

あっという間に滝畑ダムの南端の食堂前に到着。
ここでしばし休憩した後、ダム手前のトンネルまで戻ってここで早々に解散です。
まだ９時ですが、Keiアニキ、Akiraアニキ、そして私はここから一路帰宅します。
しかし、Clarkさんはこれから五條まで知人のカヌーの様子を見に行くとのこと…全く鉄人ですな。
私も誘われましたが、もちろん丁重にお断りしました。

帰宅は１０時、走行距離６１kmという短い走行でしたが、やっぱり４人揃うと楽しいですね。
Akiraアニキ、これからはもうちょっとマメな参加、お願いしますよ～。

ツイてる一日？

今日は師匠Clarkさんと朝１０時に東渋田（和歌山県伊都郡かつらぎ町）で待ち合わせです。

Clarkさんは大回りして金剛トンネル越えで五條から東渋田へ。
一方、私は鍋谷峠越えでショートカットして合流する予定です。

久々のヒルクライムであり、シートポジションを変えたことも影響したのか鍋谷峠の登りは
人様には見せられないぐらいヘロヘロでした。
それでもなんとか９時４０分頃に鍋谷峠に到着です。

＜鍋谷峠＞

標識以外には特になにもありませんが、せっかくなので撮影します。

この時点でちょっと遅れ気味ですが、幸いにも？Clarkさんも１５分程度遅れている様子。
とはいえ、お待たせするわけにもいかないので早々に出発します。

鍋谷峠から和歌山側に下り、少しだけ紀ノ川沿いの土手を走ります。

＜紀ノ川沿いの風景＞

川と山、心和む風景に遅れていることも忘れてついつい撮影。
残念ながら右手の紀ノ川は写っていませんが…。

ここから２～３分で待ち合わせの東渋田のコンビニに到着。
この時、１０時１５分、Clarkさんはまだ到着していません。（セーフ）
ロードバイクを停め、ヘルメットを脱ごうかと思っているところにClarkさんが到着です。
グッドタイミング、今日はきっとツイている日です。

ここで補給をした後、１１時前に出発し、和泉葛城山の粉河口に向かいます。

粉河口から和泉葛城山への登りは、灼熱の太陽に晒される過酷な道のりでした。
最初は気を紛らわすようにあれこれ（マムシが死んでいるとか、40cm以上ある巨大ミミズ
がいたとか…）話していましたが、あまりの暑さにそのうち喋らなくなりました。

ようやく山頂に到着、東屋の屋根の下にロードバイクを停めてしばし休憩です。

＜和泉葛城山の山頂にて＞

ロードバイクの後ろに紫陽花が咲いていました。真ん中は紫陽花のアップ画像。

休憩中、目の前にホタルのような虫が。
Clarkさん：「これってホタルかな？」
私：「まさかこんな山の上にホタルなんかいないでしょう。きっとホタル似の虫じゃないですか？」
などと話をしていると、問題の虫が靴に登ってきたので、撮影しました。

＜山頂のホタル？＞

帰って調べたら、ホタルって本来は山の中で暮らしているようです。
ここ和泉葛城山のブナ林にも姫ホタルが生息しているようです。
ただ、ちょっと山頂に近過ぎるのと、イメージよりやや大きいのが気になります…。

この後、塔原口へ下り、岸和田の稲葉町付近のコンビニで解散前の最後の休憩です。
休憩していると、突然黒い雲が頭上に現れて雨が降り出しました。
やっぱり今日はツイています。
ここでしばらく雨宿りがてら休憩した後、１５時半過ぎに解散しました。

本日の走行距離は９８km、いつもより休憩が多かったので距離は伸びませんでしたが、
今日はツイている一日で、雨にも濡れず、ホタル？も見られて楽しかったです。
これで涼しかったらもっと良かったんですが…。

夏は暑い

いや～７月は暑い、「夏は暑い」。
そんなことは子供でも知っていることですが、忘れていたそんな当たり前のことを再認識しました。

朝７時半に堺の鳳で師匠Clarkさんと待ち合わせ、続いて８時に浅香でKeiアニキと合流し、
大和川沿い～国道２５号線～斑鳩～明日香・葛城自転車道で明日香村へ向かいます。
ちなみに、今日は３人でインカムを装着して走ります。

時々インカムで話したり、景色をながめつつ気持ちよく走り、あっというまに斑鳩を通過。
明日香・葛城自転車道に入ってすぐの奈良県第二浄化センターの公園でトイレ休憩です。
ここは一部が公園となっていて野球場やテニスコートなどがあり、いつも賑わっています。

＜休憩中に談笑する様子＞

Clarkさんの愛車に見入るKeiアニキと、解説するClarkさん。

今日は時間にも余裕があったため長めの休憩をとった後、元気に再出発です。

そうはいっても残り距離はほんの１６～７kmほど、ほんの４０分ほどで目的地である明日香村の
コンビニに到着です。
なんか最終目的地がコンビニというのもちょっと寂しいですが…。

＜コンビニからの眺め＞

今日は天気が良いのでただの田園風景もいい感じです。
明日香村ののどかな眺め好きです。

ここで、昼食タイム。
私はナポリタンパスタとカニ風味の寿司をいただきました。

あんまり気にしていませんが、コンビニの前におじさん３人で座り込む姿ってどうなんでしょうか？
まぁ、ここなら会社の若い人に見られる心配も少ないですが、あんまり見られたくはないです。
ClarkさんもKeiアニキも会社では結構偉い人ですから…。

さて、１２時前ですが、補給も完了したので折り返します。

ここで、写真をほとんど撮っていないことに気づき、あわててブログ用に撮影を開始します。

＜明日香・葛城自転車道＞


左の写真の２つの小山はきっと古墳なんでしょうね。
真中は疾走する男の背中、「俺の背中を見ろ！」って感じでしょうか。
右の写真は走りながらうまく撮れたように見えますが、実は被写体の方が合わせてくれています。
午前中が曇り空だったことが幸いし、この頃まではみんなとても元気でインカムも活用していました。

帰路はノンストップで走りましたが、午後の天気が良すぎて徐々に体力が奪われます。
そういえば、終盤の大和川沿いを走っている頃はあんまり喋りませんでしたね…。

結局、１５時前に帰宅、本日の走行距離は１１３kmでした。

やっぱり「夏は暑い」。