ちょこ歴旅

歴史旅…というほどじゃない、気楽な史跡巡り備忘録
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和泉葛城山から粉河、加太へ

2012年05月26日 20時20分52秒 | ロードバイク
今日は師匠Clarkさんと泉佐野のコンビニで8時に待ち合わせです。
その後、神通温泉口から和泉葛城山に登り、粉河~加太~泉佐野~鳳を走る予定です。

出発が5分ほど遅れたため、急いで旧国道62号線を南下、高石辺りの信号で停まっていると、
なにやら背後にロードバイクの気配が…。
振り返って見ると、なんとClarkさんでした(まさか、ここまで北上してきたとは…恐るべし)。

結局、本来の集合場所である泉佐野まで一緒に走り、Clarkさんの友人Sinさんと合流、
和泉葛城山へはこれまで走ったことがない神通温泉口から登ります。
この道は道幅が広く、傾斜も緩くて快適です。
8kmほど走ったところでハイランドパークに到着です。

<ハイランドパークからの眺め>

左からSinさんのバイク、Myバイク、Clarkさんの(セカンド)バイク。

山頂までは行かず、ここから和歌山県の粉河方面へ下り、県道7号線を西へ和歌山市を通過、加太へ向かいます。
加太では眺めのいい店で昼食タイムです。

<カレーとコーヒーの店アルゴ>

テラス席は潮風が心地よく、海が一望できます。
今日は残念ながら曇り空で景色がいまいちでしたが、晴れていればさぞやいい景色でしょう。
なぜか庭のパラソルの下にはヤギがいます。

カップルに交じってオッサン3人でパスタ(私はペペロンチーノ)を注文しました。
ここはカレーとコーヒーの店なのに…。

そのあとはひたすら北上して帰宅の途に着きました。

本日の走行距離は142km、5月は4日間で計720kmとなりました。

二週連続で嵐山へ

2012年05月19日 23時12分29秒 | ロードバイク
二週連続で師匠Clarkさんに無理やり嵐山へ連れて行かれまして…。
というのは嘘で、Clarkさんの誘いに自らホイホイと乗って行ったのが本当のところです。

朝5時半に鳳に集合、先週よりも30分早いスタートです。
ところが、「10分ほど遅れます」とのメールが入ったため、目的地と反対方向の南に向いて走り出し、
Clarkさんを出迎えます。
3kmほど走ったところ、高石辺りで前方からClarkさんの姿が見えてきました。

<姿を現したClarkさん>

おはようございます。
考えてみれば、私よりも1時間ほど早く出発してもらっているので…このくらいは仕方ありません。

ところで、ふと見ればヘルメットとサイクルコンピュータが新調されています。
いやはや、自転車関係になると全く惜しげなくお金を使われますな…。

合流後、大和川沿い~国道25号線~奈良自転車道を快調に走り、大和郡山のコンビニに到着すると、
「あまのじゃくへ行く時は駐車禁止!!」という意味不明の張り紙があちこちに貼られています。
帰宅後確認すると、コンビニの斜め前に「麺屋あまのじゃく大和郡山店」があることが判明。
「もっと面白いものがあるかと思ったのに。ちぇっ!調べて損した。」

休憩後、京都八幡木津自転車道へは道を間違えることなくスムーズに走ります。
時間に余裕があるので道端に咲くきれいな花を撮影。

<仮称:幸せの黄色い花>

種類が良くわからないので、…幸せの黄色い花としておきます。

無事、京都八幡木津自転車道に合流し、約44kmを1時間40分ぐらいで快調に走り抜けます。
先週より1時間以上早い11時半過ぎに嵐山に到着しました~。
先週同様、カフェレストラン?「毬りん」さんになだれ込み、今日は牛カルビ丼定食を注文しました。
そして写真は…撮り忘れました(シュン)。

12時半、早くも折り返して帰路に着きますが、時間があるので松尾大社に立ち寄ります。

<松尾大社>

ここは渡来人、秦氏の氏神を祀った神社ですが、秦氏は酒造りを伝えたという伝承があることから、
お酒の神様として有名です。
境内には酒造メーカーから奉納された菰樽がずら~っと並んで壮観です。

<上津屋流れ橋>

先週のがいまいちだったので、写真を撮り直しました。
う~ん、あんまり代わり映えしませんな。

その後はひたすら来た道をトレース。
先週よりも1時間以上早い18時半に帰宅、走行距離は207kmでした。

帰宅後、鏡を見ると、もみあげや鼻の周りに汗の塩分が固まっていました。
それどころか、速乾性の黒いアンダーウェアにはカビが生えたかのように白い斑点が…これも塩分。
そのせいか、体がぐったりとしています。

「あ~もう自転車でお腹いっぱい、明日は自転車を見たくない。」

嵐山まで怒涛の200km

2012年05月12日 22時52分26秒 | ロードバイク
とうとう行ってきました嵐山、ロードバイクで堺から片道100km超、往復200km超の大冒険です。

師匠Clarkさんとは我が家の近所で朝6時に待ち合わせ、大和川沿い~国道25号線~奈良自転車道
~京都八幡木津自転車道を走って嵐山に向かいます。
平城宮跡を過ぎて国道24号線下をくぐった所、奈良自転車道との分岐点までは、すこぶる快調。
ところが、ここから京都八幡木津自転車道までの道がよく分かりません。
Clarkさんと、あっちだこっちだと迷いながら選んだ道が全て裏目という悲惨な状況。
しばらく迷ってなんとか京都八幡木津自転車道に辿りつきました。

自転車道を走ること40~50分、前方に見えてきたのは「流れ橋(上津屋橋)」です。
京都府久世郡久御山町と八幡市を結ぶ木造356メートルの風情ある橋です。
歩行者と自転車は通行可だそうです。
<上津屋流れ橋>

かなり遠目から適当にとったので、写りがイマイチです。
時代劇の撮影にも使われるとか。

今日は、なにしろ目的地が遠いもので、写真を撮るのもそこそこに再出発です。
再出発後は逆風の中、Clarkさんの後ろに隠れて走ること2時間あまり、ようやく嵐山に到着。
なんとこの時点で走行距離がすでに107kmに達しています。

嵐山に到着後、自転車好きの皆さんの中で有名らしいカフェレストラン「毬りん」に一直線です。
Clarkさんが事前にリサーチしてくれていました。

店の前にはちゃんと自転車専用スタンドが設置されており、お店の方が出迎えてくれます。
早速、テーブルについて人気NO1メニューらしい鉄板つくね定食を注文。
<鉄板つくね定食>

とてもおいしかったです。
Clarkさんにおごってもらっちゃいました~。ごちそう様です。
店を出るとき、Myボトルに水補給してくれるサービスがあるなど、自転車乗りに優しいお店です。

この時点で午後1時半、すぐに帰らないといけない時間ですが、せっかくなので嵐山らしい所を撮影。
<渡月橋、渡月橋からの眺め>

相変わらずアングルが悪い写真です。
言い訳のようですが、なにしろ時間がなかったもので…。

この後は来た道を黙々と辿って、一散に帰宅しました。
結局、帰宅したのは7時45分頃、すっかり日も暮れていました。
解散後、Clarkさんはさらに1時間ほどかけて南へ帰って行きました(本当にタフな人です)。

本日の走行距離は213km、自己最長を2km更新できました。
もし再び嵐山に行くことがあれば、もうちょっとだけゆっくりしたいな~。

大宇陀そしてニホンオオカミに会いに

2012年05月06日 12時07分13秒 | オートバイ
国道309号線で水越峠(トンネル)を抜け
奈良県へ向かいます。
ロードバイクならトンネルの上を超える
旧道を汗をかきかき走るところですが、
なにしろ今日はオートバイ、エンジン付き
のうえトンネルを抜けるので楽ちん。

奈良県に入ると北上し、あとは国道165、
166号線を東へ走ると大宇陀に到着。

ここ大宇陀または大和松山(奈良県宇陀市
大宇陀区)は織田家4代の陣屋町、織田家
の丹波柏原への転封後は幕府直轄領として
栄えた町。
現在も多くの古い建物が軒を並べ、重要
伝統的建造物群保存地区(略して重伝建)に
指定されています。
ちなみに重伝建は全国に93地区あって、
大阪では富田林、奈良ではここと今井町、
五條新町が指定されています。

早速、道の駅にバイクを停めて歩いて町へ。
川に架かる橋を渡ると左手に古い門があり、
ここから内が旧陣屋町。

<西口関門>

織田家の松山陣屋唯一の建築遺構。

門をくぐり右折した後、大手筋を進むと、
松山陣屋の入口にあたる春日門跡の櫓台が
残っています。
ここは町屋と松山陣屋またはそれ以前に
あった大和松山城との境目。

<春日門跡の櫓台>


春日神社の参道脇から裏山に続く道があり、
15~20分ほど登ると織田信雄(信長の次男)
が麓に陣屋を築くまで支配拠点だった
大和松山城の主郭部の跡に辿りつきます。

<大和松山城>
左から登城道、天守台、天守台からの眺め

関ヶ原の戦い(1600年)の後に福島孝治
(正則の弟)がそれまでにあった城を大改修
しましたが、1615年の孝治の改易に伴い
破却されたそうです。
天守台だったと思われる高台に上ると、
爽やかな風が気持ち良く、なかなかの眺望。
町から見上げた時は小さな丘に見えたけど、
どうやら立派な山城だったようです。

山を下りて町並みを見学。
さすがに重伝建に指定されているだけあって
趣のある建物が並びます。

<重伝建の町並み>


建物を撮影していると町屋独特の二階の小窓、
虫籠窓(むしこまど)に興味が湧いてきました。

<いろいろな虫籠窓>

こうして見ると結構色々な形があって、
撮影も楽しい。

続いて「酒蔵通り」という、なんとも嬉しい
名前の通りに向かいます。
以前は造り酒屋が数軒あったそうですが、
現在は2軒だけとのこと。

<久保本家酒造、特別純米酒「初霞」>

久保本家酒造さんで特別純米「初霞」を
1本購入。(720ml \1,300)
元禄15年(1702年)創業の老舗で、生もと造り
という昔ながらの手法で酒を造っているとか。
(帰宅後に飲みましたが、少し黄色がかった
見た目ですが、くせもなく飲みやすい。)

大宇陀の町を堪能し、再びバイクで移動。
国道166号線を南下、途中で伊勢方面との
分岐を五條方面に道をとり、東吉野村へ。
分岐後すぐに天誅組終焉の地という石碑が。

<天誅組終焉の地の石碑>

討幕を目指した吉村寅太郎ら天誅組が1863年
に幕府軍の追討を受けて戦死した地。
明治維新の先駆けとなりましたが、
時代より少~し早すぎたんでしょうね。

さらに五條を目指して、吉野川の支流である
鷲家・高見川沿いを風を感じつつ走ります。
5分ほど走ると、今日の目的物を発見!

<ニホンオオカミ像、周辺の景色>

明治38(1905)年、東吉野村で捕まった
雄のニホンオオカミが最後の捕獲記録。
その標本はイギリスの大英博物館に保存
されているそうです。
ちなみに剥製は国内に3体しかなく、
うち1体は和歌山県立自然博物館にあり。

「最後のニホンオオカミ」このフレーズに
惹かれここまでやって来たようなものです。
ここから見えるあの山にニホンオオカミが
いたと考えるとロマンを感じますね~。

ここからは川沿いの道をニホンオオカミ
のようにワイルドに?五條まで走り、
金剛トンネルを抜けて自宅へ帰りました。

今日の走行距離は166km、エンジン付きでも
結構疲れました。


~今回の甘いもん~
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010(奈良)大宇陀 きみごろも

新緑の玉川峡へ

2012年05月04日 21時04分28秒 | ロードバイク
今日は久々に南方面へ向かいます。
朝7時に出発し旧国道26号線を南下、8時に泉佐野でClarkさんと待ち合わせです。
最近はブルーのウェアがお気に入りだったClarkさんですが、今日はおNEWの黒いウェアです。
ロードバイクとも良く合っていてカッコいいです。

まずは山中渓越えで和歌山側へ向かうため、紀州街道(熊野街道)を走ります。
泉南市の信達宿(しんだちじゅく)を走っていると、見事な藤棚があったので急遽停車します。
外から写真を撮っていると、花びらの清掃をされていたおばさんが「中へどうぞ」と言ってくれました。

<信達宿の藤棚>

ここはテレビでも毎年のように紹介されている有名スポットです。
「平成の花咲かじいさん」と呼ばれたこちらのご主人が作り上げた見事な藤棚です。
残念ながらご主人は亡くなられたそうですが、保存会の方々が遺志を継いで藤を守っておられます。
キレイな藤、ありがとうございます。
ちなみに今年は例年より開花が遅く、「ふじまつり」は明日5/5までだそうです。

改めて、山中渓を目指して出発です。

<山中渓~雄ノ山峠>


ここは比較的楽に和歌山側へ行けるので、お気に入りです。
写真では分かりませんが、狭い山間をJR阪和線、阪和自動車道、一般道がもつれあうように通っています。

和歌山では気持ちいい風を感じながら紀ノ川沿いに東へ向かいます。
九度山では「真田まつり」が開催中で普段はひっそりとした町が賑わっています。
明日は端午の節句ということもあり、「真田日本一の兵」と謳われた赤備えの武者行列が行われるそうです。

九度山からは国道370号線を高野山方面(南)へ2kmほど走り、赤瀬橋交差点から丹生川沿いに東へ。
急流の両側に山が迫る「玉川峡」といわれるところです。

<玉川峡>


Clarkさんも新緑の渓谷を快走します。
今日は気温がやや低く、この辺りでは肌寒いほどです。

この後、国道371号線に合流して北上、紀ノ川沿いに出てみると、西の空はどうやら雨の様子です。
ここからは雨を避けて北東に五條を目指してひたすら走ります。

五條のコンビニで補給した後、金剛トンネルを目指して山を登ります。
Clarkさん、ここでもアウターギアでダンシングし続けてグイグイ登っていきます。

後ろを走る私は遅れないようについていっていましたが、ここで異変が…
ガッツリ補給をし過ぎたためか、力むと腹痛が…あ~やばい。

遅れつつもなんとかトンネルに到着、すぐに大阪側に下り、途中の「行者の水」のトイレへ駆け込みます。
セーフ!なんとか災害を免れました。
やっぱり、借入も補給も計画的が大事です。

結局、午後6時過ぎに帰宅、走行距離は158kmでした。