砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

福島原発 一時帰宅に同意書? これが日本の現実です

2011-05-11 13:47:56 | 福島原発

「警戒区域が危険であることを十分認識し、自己責任において立ち入ります。」

なぜ、自己責任なのか?

警戒区域に設定したのは住民ではなく政府です。

警戒区域が危険になったのは、政府と東電が運営している原発のせいです。

住民が自己責任を取るレベルの話ではありません。

民主党も自民党も公明党も、この日本に要りません。

といっても、今までの国会議員を選挙で選んだのも、国民ですから・・・

市町村の議員、県議員、国会議員、すべて国民によって選ばれた連中です。

議員というのは家業として成り立っているので、選挙では家族が全面に出て挨拶します。

何々議員の息子です、何々の妻でございますなどと、選挙期間に挨拶に来られても・・・息子がイケメンだからとか妻が美人だからとかで票を入れるのではありません。

また、公務員も責任を取らない体質ですから、何か問題が起きたときは誰も責任を取らない不思議な国になっております。

政府が自己責任で何でも済ますのであれば、自己責任で行った行為がどのようなものであれ法律に抵触しないということにすれば良い。

政府が責任を取らないというのであれば、無政府状態です。

世界を見てみますと、反政府デモやクーデターは到る所で起きています。

過去の日本でも大塩平八郎の乱などもありました。

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浜岡原発

2011-05-10 00:36:34 | 福島原発

浜岡原発を停止させるというのは・・・・

各電力会社(東電以外)が値上げできるように運転停止を決めたのではないか?

危ないから止めるというのもあるのだろうが、福島原発の補償費用を各電力会社に割り振るためにとりあえず中部電力の浜岡原発を停止させて、電力余力を中部以西でも減少させるという手法を採ったのではないかと勝手に邪推しました。。

中部で電力事情が悪くなると、関電から電力供給を受ける。

関電は、中国電力から必要に応じて電力供給を受けるかもしれない。そうすると、九州・沖縄以外で電力事情が逼迫するように見せかけることができる。

そうすれば、各電力会社は化石燃料での発電により電力コストが上がるということを主張し、それを価格に転嫁する。

そうすれば、原発事故の補償分担金を電力会社が負担するということではなく、国民から吸い上げるシステムができあがる。

というようなことを誰かが考えて、管首相に浜岡停止を進言していたりして・・・

なんちゃって。。

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知事が国政に注文をつけるなんて。。。

2011-04-25 19:38:35 | 福島原発

震災に遭った県の知事が国政に関することをアアダコウダと意見を述べていたが、あんたらはその県民にだけしか選ばれていないので、その他の国民に影響するような復興税云々を述べるべきではない!

国政に関することならば、国会議員になってから述べよ。

知事が言えるのは、復興にはこのぐらいの費用が要るので宜しく、あるいは、治安維持にどの位の人員が必要なので手配のほど宜しくとかいったその県に関することのみ言及すべきだ。

立場を弁えて意見を言うべきだと思うのだが・・・

それといつまで被災地近くの避難所に多くの人を避難させているのか?

被災地から離れた他県の廃校を利用するなり、色々なことができるだろう?

被災者のためのアパートも時間がかかるだろうから、もっと被災者を分散させるべきで、分散先の地方自治体を通じて各被災者の状況も把握できるだろ?

ちょっとは頭を使えよ。

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あほあほポストのとほほな記事 2

2011-04-13 11:14:46 | 福島原発

ポストの記事って放射能は怖くないだとか、広島・長崎の疫学調査で心配は要らないとかいっていますが取材をしたことがあるのかいな?

チェルノブイリ原発事故でも甲状腺ガンは治療が出来るから安心だとか・・・・

以下、ポスト(4月8日)の記事より。

被害がピークとなった95年には、小児甲状腺がんの発生率が、通常10万人に1人のところ、13人まで急増した。ただし救いは、この病気は治療でき、死亡したのは15人だった。小児ではない甲状腺ガンは約4000例発症したが、そのうち05年までに死亡したのは9人だった。

まず、ポストの記者が文系出身の記者だと思われる。理系では考えられない記事だからだ。

死亡しなかった小児の甲状腺患者数はどのくらいだったのか述べていない。

治療ができと書いているが、どのような治療がなされるかが書いていない。

死亡していないが甲状腺がんになった場合の症状がどのようなものかすら書いていない。

この記事は何を根拠に書いているのかを示す参照先(引用元)が明示されていない。

憶測で書いているかもしれない・・・

さらにびっくりさせられたのが、広島・長崎の被爆者に関する記事である。

放射能は怖くないというための根拠に、放射線影響研究所の調査報告を引用しているかのように書いている。

まず、放射線影響研究所が出したどのペーパーで述べているのかを明示していない。

 ところで、ポストさんは知らないようだから教えて差し上げるが・・・

財団法人 放射線影響研究所の前身は何か、そして何の目的で作られたのか。

1945年に日本の広島と長崎に原子爆弾が投下されました。

アメリカはマンハッタン計画でこれらの原子爆弾を製造し実戦に用いました。

ここまではわかるかな?ポスト君。

1946年、アメリカは核兵器を開発するための組織を作り直しました。

アメリカ原子力委員会(AEC)がそれに当たります。

核兵器を開発する上で様々なデータが必要となります。

その中でも人体にどのような影響があるのかを知ることが一番重要でした。

兵器ですからね。

そこで、AECは広島と長崎に原爆傷害調査委員会(Atomic Bomb Casualty Commission、ABCC)を設置し、サンプル(人から土や被曝したいろいろなもの)を集めに集めまくりました。

そのデータ収集は軍事目的であるから、核兵器開発に不都合なデータは公開されません。

アメリカは、核兵器開発の実験で自国軍隊に核爆弾投下直後の突入訓練(実験)を行っておりました。

その際、「あぶないでっせ!」なんてことを自国でも知らせておりませんでした。

そのABCCが1975年に放射線影響研究所となったのですが、あくまでもアメリカの意向に左右される組織でありました。

さて、そのような組織が放射能は安全ですと言っても信用できるかは、いかにアホななポスト君でもおわかりになるだろう。

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あほあほポストのとほほな記事

2011-04-08 09:51:06 | 福島原発

 この前、週間ポストの記事について馬鹿にしたことを書いてしまった。

よく見ると4月1日のエイプリールフール号ではないか!

すまん!見落としていた。冗談なら冗談と大きく書いてくれないと。

 しかし、エイプリールフールが過ぎた4月8日号でも冗談の続きが・・・

{不都合な真実 新聞・テレビも間違いだらけ 「放射能と人体」本当の話}っていう記事には腹が立った。

その中に、普段もたべている”被曝食品”という見出しで以下の記事がある。

 もう一点、食品の放射能について知っておきたいのは、もともと多くの食品には放射性物質が少量含まれていることだ。

食品安全基準では、野菜の放射線量は2,000ベクレル/kg以下だが、基準ぎりぎりの野菜を数kgドカ食いしても、もともと体内にあるカリウムからの被曝量と同程度なのである。その程度で危険というのなら、むしろカリウム含有量の多いイモ類や大豆などは、健康食品どころか毒になる。

もともと体内にある被曝量と同程度なのである。といっているが、そこに足すことになるので被曝量は倍になりますよ。

さらに、食品安全基準の2,000ベクレル/kgの野菜と汚染されていないイモ類や大豆を比較している。しかも、そちらの方が毒だと。

まず、カリウム中に0.0117%の放射性同位体のカリウム-40が含まれている。

ジャガイモの中にカリウムは100g中に330mg(五訂増補 日本食品標準成分表より)。

ジャガイモ1kgには3.3gのカリウムがあることになる。

1g当たりのカリウムには約30ベクレルの放射能量だから、ジャガイモ1kgで約100ベクレルである。

100ベクレル/kgのジャガイモと2,000ベクレル/kgの食品安全基準値を超えた食品を比較して、イモ類や大豆などが毒だと言ったポストは、

死んでお詫びしろ!

 さらに、何を言いたいのかわからないが、

普通に口にする食品のなかにも、かなりの”被曝食品”がある。例えば、ジャガイモでは発芽を抑えるために放射線照射を施すことが世界的に行われており(日本では一部のみ)、その他、香辛料や乾燥野菜の殺菌用にも使われている。現在は、世界で約40品目、年間30トンが流通している。これが危ないなら、すでに世界中が危ないことになる。

と書いているが、私たちが気にしているのは、放射性物質が付着した食品であり、放射線を照射された食品ではない。

放射線照射は、密閉容器に放射性物質を入れ、それから出てくる放射線を利用するのである。

今福島から出ているのは放射性物質であり、それが食物に付着することを恐れているのである。

放射性物質の付着と放射線照射をごちゃ混ぜにするな!

 これ以上に腹が立ったのは、スリーマイル原発事故、チェルノブイリ原発事故、広島・長崎の原子爆弾による被害についての記事であるが、これは次回に。

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