砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

高血圧ー3

2006-04-04 06:56:35 | 健康・病気

 血圧の測定は面白い!?

まぁー、高血圧になってしまったことは仕方ない。

薬も飲まなければならない。

しかし、漫然と飲むだけではいけない。その薬が効いているかどうかを調べなければならない。

降圧目標値は140-90だ!

薬を多く飲めば目標値になるかも知れない。

しかし、それでは金の無駄遣いだ。

血圧測定は、時間を決めて測定するのが良い。通常は、朝の食事前に測定するのが良いと言われている。

朝は忙しいと言われる方は、夜に計ればよい。

たまに朝にも計れば、朝の時と夜の時の差が分かってくるかも知れない。

何もしていなければ、何も得られない。

前回、飲んでいた薬の種類を述べたが、その効果が血圧値をチェックすることでいろいろなことが分かってくる。

私は左腕と右腕で測定した血圧値、そして脈拍、測定日、時間、体重、運動をしたかどうか、特記事項の項目をデータベース化しています。

ちょっと、グラフを示してみよう。

Gra1

このグラフは薬を切り替えた時の血圧値を示しています。

なんとなくグラフの右側部分が左側より低いように思われます。

これを統計処理で差があるのかどうかみてみました。

                                                                  

                                                                         

                                        

薬の組み合わせは3通りです。

Bunnsann

分散分析で血圧値の違いを見てみました。

まず、3種類の薬の組み合わせでの平均血圧値が異なるのは、統計的に意味のある違いなのか、それとも単に誤差範囲の内なのかを調べたのです。

その結果、この平均値の違いは誤差と言うことで片づくものでなく、薬の組み合わせの性であると。

どの組み合わせの薬が他の薬の組み合わせと違っていたのかを比べました。

オルメテックとアダラートを服用しているときの血圧値が、他の組み合わせよりも低かったようです。

Ca拮抗薬をノルバスクからアダラートに変えたのが良かったみたいです。

ノルバスクは20mg、アダラートは40mgと成分量は違いますが(モル濃度で差があるかどうかは知りません)、アダラートに変更して若干血圧が下がりました。

このグラフからは読み取れませんが、以前の組み合わせでは、冬季に測定していた際に血圧が高くなるといったことが観察されたのですが、アダラートの組み合わせでは、それが見られなかった点が違います。

 ところで、アダラートに変えてから、ちょっと気になったことがありました。

測定した血圧値が左右で異なる。常に右腕で測定した値が高いのです。

これも平均値を分散分析で処理してみました。

その結果がこれです。

Adasayuusa

左腕と右腕で測定された血圧値はやはり誤差で片づくものではありませんでした。

しかし、これが注意しなければいけない点なのかどうかは主治医と相談しなければいけません。

あくまでもデータ処理をしただけで、判断は医者が下さなければいけません。素人判断は止めています。

血圧値を測定していればいろいろなことが出来、医者にもいろいろ相談できますので、毎日測定されることをお薦めします。

しかし・・・これはブログで書くより、ホームページで書けば良かったかも。

次回は、まとめということで。

ではでは。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高血圧-2

2006-04-03 02:25:58 | 健康・病気

 前回、高血圧のステージ2に入ってることを書いた。

で、病院でどのような薬を与えられたかを書いてみる。

2003年7月1日に病院に行った。血圧値は185-127だった。

まず、2日からディオバン80mgを毎日服用することに。

2週間後に病院へ。

148-105になる。

16日からアムロジン5mgを服用。

16日以降、ディオバン80mg、アムロジン5mgの組み合わせ

ディオバンは、選択的AT1受容体ブロッカー

アムロジンは、Ca拮抗薬

2005年4月25日に、アムロジンからノルバスク5mgに切り替える。

この組み合わせで、2005年5月26日まで服用した。

 結果は、夏場の気温が高いときには血圧は順調に下がっていたが、冬場寒くなると血圧値は高く、冬場は血圧測定を中止していた。

また、アムロジンとノルバスクの違いはわからなかった。

 5月27日より、降圧目標値140-90に達しないので、ディオバンの服用量を160mgにした。

ディオバン160mg

ノルバスク5mg

8月20日までこの組み合わせで薬を服用したが、ディオバンの増量効果がなかったので、21日からオルメテック20mgに変更。

オルメテックもディオバンと同様に、AT1選択的ブロッカーである。

オルメテック20mg

ノルバスク5mg

の組み合わせで2005年11月13日まで服用。

薬の切り替え効果無し。

14日からCa拮抗薬をアダラート40mgに変更

アダラートCR40mg

オルメテック20mg

上の組み合わせで現在まで薬を服用。

通常この時期から気温が下がり効果が見られないはずなのに、アダラートの効果で血圧値が140-100前後となる。

私にとってはアダラートが効果があったみたいだ。

これから気温が暖かくなり、運動量も増えるので血圧値が更に下がるものと考えられる。

経過観察した後、血圧値が下がれば、アダラート単独投与にした方が良いかどうか医者と相談する予定だ。

そうすれば、薬代が少なくなる。

 次回は、血圧測定の有効性について・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高血圧ー1

2006-04-02 06:29:05 | 健康・病気

 高血圧の薬を飲んでいる。

高血圧の薬を飲み出したのは2003年の7月からだ。

20年前から高血圧であるとは知っていたが、あまり気にしていなかった。

というよりも、高血圧に関する情報を遮断していたのかも知れない。

また、週刊誌等で高血圧の記事が載っている場合は、怪しげな内容の記事であったりして読まなかった。

 それが、2003年の5月ぐらいだったと思うが、行き付けの喫茶店に置いてあるTimeという雑誌にアメリカでの高血圧のガイドラインが更新されたとの記事が載っていた。

「JNC7」という単語で検索をかければ、今では日本語訳のサイトが出てきますから読まれては如何でしょうか?

それによると、高血圧には3段階あります。

Jnc7slides_11

私の場合は、SBPとDBP(世間で言う血圧の上と下のこと)が共にめでたくステージ2。

なんとなく危ない状態なんだなぁーーという気がしてきた。

この表から貴方はどのクラスに属するのか分かると思います。

ステージ2では、2種類の薬の組み合わせで血圧を下げるのが一般的です。

日本では2004年に日本高血圧学会より「高血圧治療ガイドライン2004年版(JSH2004)」が出版されております(有料)。

今回のテーマは4,5回の連続ものにしようかと思っております。

次回は、私が使った薬の種類ということで。

注: 私は何かを売りつけるつもりはありません(薬事法遵守)。 医者でもありません(医師法遵守)。 単なる患者です(健康増進法遵守)。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする