砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

枝葉末節の海水注水問題

2011-05-27 01:44:38 | 福島原発

アホな国会では海水注水が中断したとかしないとか・・・・

マスコミでも大きく取り上げていた・・・

あほや・・

大体海水を入れると言っても、濁りの程度は予想外に酷かったかもしれない。

そんな水を入れると予測がつかない状況になる。

もちろん濾過するだろうが、濾過する際に恐ろしく圧が上がるだろう。

目詰まりしない濾過はない。

無理矢理濾過を続けるとフィルターが壊れ、濁り水が原子炉内に入っていくことになる。

配管系には温度を測定するセンサーなどがあるが、それに泥がつくと温度が低く測定される。

さて、電源喪失したプラントでどのように圧力とか温度や水位を測定したが問題になるはずなのですが、誰も質問していないのかな?

原子炉建て屋内に入ることは当時出来なかったはずであるから、どのように圧力とか温度を推定したかが問題になる。

例えば、海水注入する際に圧力計が建て屋から離れた外部にあったとしたら、その圧力計から炉内の温度とか炉内圧力を推定することが出来る。

もちろん、フィルターの前後での差圧がゼロに近いと考えて推定する場合と差圧を考慮した場合では推定値が変わってくる。

大事なのは、何をどのように測定したかを明確にしてそれを検証することだ。

マスコミも大本営発表を鵜呑みにして右往左往するのは止めて、もっと検証してから報道すれば良い。

今更3月12日のことを速報する価値もない。

コメント
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