いやー、驚いた!!
今日のニュースでSTAP細胞に関する報道があったが、ファーストオーサーだけが悪者だなんて・・・
普通は信じられないね。
論文共著者の大物は通常自分自身では実験しないからねー。実行部隊は若手となるが、この細胞培養系だと、STAP細胞作成と培養系の確立で、数人の若手が実験を行っていると思うのだが・・・理研では違うのかな?
Natureに投稿するぐらいの研究なら、ある程度人海戦術で追試や繰り返し実験を行っているでしょう?
まず、分化している lymphocytesをルーティンで分離収集する技術の確立。
分化しているということを証明する方法の確立
これでSTAP細胞作成のためのリンパ球をLow pHで処理し、STAP細胞を作成する。
得られたSTAP細胞が多能性を有しているかを確認する実験系の確立。
これをファーストオーサーが一人でやったというのが不思議だ・・・
ユニットリーダーという役職がどういうものか知らないが、リーダの下には何人かの研究者がいると思う。しかし、理研の役職のユニットリーダーがどのようなポジションで権限を持っているのか知らないので何とも言えないが、理研内でファーストオーサー以外でSTAP細胞作成を再現出来ていないのかどうかもハッキリしない。
この実験の重要なポイントは、体細胞から多能性細胞を作出出来たということであり、共同研究者はこの重大性を認識したから実験に参加したのだろう。
この重大性を認識していたら、通常は自分たちでも追試・再現実験を行うだろう?
もしくは、大御所は実験しないとしても、他のユニット内の研究者に再現性を確認させると思うが・・・
不思議だ・・・