読売新聞のネット記事
しかも、九州長崎ローカル
以下のような記事があった。
長崎
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米原爆開発施設の国立公園化 長崎市が直接懸念伝達へ
2014年12月19日
米国の原爆開発計画「マンハッタン計画」の研究施設を国立歴史公園に指定する内容を盛り込んだ国防予算案が米上院で可決されたことを受け、長崎市の田上富久市長は18日の記者会見で、「核兵器が人類を滅亡に導くかもしれないという真実を、しっかり伝えなければならない」と述べ、国立公園化を進める関係者らに市側が直接懸念を伝える考えがあることを明らかにした。
また、オーストリアで開かれた「核兵器の人道的影響に関する会議」で、「核爆発は対応できないほどの悲惨な結果を招く」との指摘に対し、佐野利男・軍縮大使が「悲観的だ」などと発言したことについて、田上市長は「非常に悔しい思いをしている」と語った。
一方の朝日新聞では、このような記事が。
核爆発認識「悲観的過ぎる」 日本の軍縮大使が発言
ウィーン=岡田将平、大隈崇
2014年12月9日18時03分
ウィーンで開会中の「核兵器の人道的影響に関する国際会議」で、日本の佐野利男軍縮大使が8日、核兵器の爆発時には「対応できないほど悲惨な結果を招く」との見方について、「悲観的過ぎる。少し前向きに見てほしい」と発言した。
朝日と読売の記事両方とも、軍縮大使が「悲観的すぎる」と発言した事を報道している。
すなわち、核兵器の使用を是とした発言である。
まぁー、爆発したって即死せず生き残る者もいるじゃないか。彼らを助ける方法を研究したらってことで、核兵器OK。
で、このおっさんの役職はと言いますと、
軍縮会議日本政府代表部
Delegation of Japan to the Conference on Disarmament
軍縮会議日本政府代表部は、スイス・ジュネーブに所在する軍縮会議(Conference on Disarmament, CD)に対して日本政府を代表する組織です。昭和46年1月1日に開設され、現在は、佐野利男特命全権大使が館長を務めています。当代表部では、軍縮会議で主に議論される核軍縮に加え、生物兵器や通常兵器(対人地雷、クラスター弾、小型武器等)の軍縮に関する各種調整、情報収集及び交渉を行っています。
特命全権大使
ほんま・・・匿名で喋って欲しかったわ。
Wikipediaが正しければ、以下のような者が特命大使だ
特命全権大使は特別職の国家公務員かつ外務公務員(=外交官)であり、その任免は、外務大臣の申出により内閣が行い、天皇がこれを認証する。また、特命全権大使の信任状及び解任状は、天皇がこれを認証する。
要するに、国を挙げて「核兵器の使用を悲観的に考えてはいけない」と言う事なのでしょう。
いやー、さすがは安倍ちゃんが任命しただけはある。
頼もしい発言だ。
核爆発が起こっても、対応できる。らしい・・・
福島の原発(水素爆発のみ)事故でアップアップしている国なのに、核爆発には対応できるんだ♪