昨日のBS-TBS報道1930で、イベルメクチンのCOVID-19の治療薬としての可能性について話していた。
その番組を見る二日前に偶然、COVID-19に対してイベルメクチンが治療薬としてスロバキアで承認されているとの話を聞いた。
教えてくれたのは喫茶トラジャのママさんだった。ネットでスロバキアの新聞を読んで知ったらしい。
報道1930では、本庶佑先生、自民党の武見敬三代議士、北里大学の花木先生の3名がゲストとしてイベルメクチンの治療薬としての可能性について話していた。
海外でのCOVID-19に対する治療薬としての事例紹介や日本での研究状況を紹介していた。
治療薬としての可能性に厚労省の反応は鈍いらしい。
厚労省は大学の研究機関にイベルメクチンの有効性について尋ねたらしく、その答えがあまり有効性が認められなかったとのであるらしい。
それに対して番組内では、実験系に用いた培養細胞の影響について言及していた。
そうだよなぁ~
培養細胞でのin vitroの実験が、in vivoの反応を全て正確に再現してくれるとは限らないしなぁー
厚労省がイベルメクチンの有用性について尋ねた際の研究結果は論文になっているのだろうか?
あと、なぜ日本ではCOVID-19に対するワクチンや治療薬が創られないのかという問題点も議論になった。
日本の製薬業界が世界の業界と比べて脆弱なことが要因であると共に、政府が大胆な投資をしないことも要因ではないかと。
なかなか面白い番組であった。