とある村の村長さんが放射能レベルの話をしていた。
「我が村で水から検出された放射能レベルは、高かった時からだいぶ下がってきているのをマスコミは放送しない。」と嘆いておられた。
下がってきたのは偶々でしょ。
放射性物質発生源の福島第一発電所の原発は相変わらず放射性物質を垂れ流しているのだから、風向きとか降雨とかの条件が重なれば高濃度の放射性物質が検出される可能性がある。
住民を早く避難させた方が最善の策であると思うが・・・・
原発からはずっと放射性物質が垂れ流され、その拡散は不均一である。
不均一に拡散しているというのは放射能レベルの測定にやっかいな問題をもたらす。
放射性物質が均一に拡散しているならば、ある地点で測定した結果はその他の地域の値と同じであろうと考えられる。
しかし不均一だと、ある地点で測定した値は、他の地点の値を代表するものではない。すなわち、他の所を推測する事が出来ない。
その村にとって肝心なのは、低い値がどうのこうのではなく、原発からの放射性物質の垂れ流しが終息することであると思うのだが。
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