砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

自動車税 環境負荷の大きい自動車のでたらめさ

2011-05-21 11:18:14 | 社会・経済

自動車税の季節となってきましたが、私の乗っているRVRも税金を納めなければなりません。

悲しいことです。

自動車税は県税だそうです。知らなかったのですが・・・

今まで国税(酷税とも)だと思っていたのです。

それはさておき、自動車税に関してはめちゃめちゃいい加減なことがわかりました。

グリーン化税制という訳のわからない税金がある条件で掛かります。

新車登録してから13年を経過したガソリン車・LPG車に概ね10%上乗せ。

ディーゼルなら11年を経過した車が対象。

広島県のグリーン化税制の説明パンフレットにはこのように書いております。

「地球温暖化防止及び大気汚染防止の観点から、環境にやさしい自動車の開発・普及の促進をはかるため,自動車税・自動車取得税について、次の特例措置が講じられています。」

「環境負荷の大きい自動車は自動車税が重課となります。」

おそらく・・・・新車登録から13年で車は劇的に変化し、環境に負荷をかける怪しげなものになるらしいです。

従って、プリウスが新車登録初年度に年間2万キロ走った場合と13年を経過した車が無走行でも、13年という年月を経た化け物は環境に負荷をかけるというのが広島県の考え方です。

残念なことに、広島以外でも悪税は掛かっているらしいです。

13年を経過した車がなぜ環境に負荷をかけるのかを税金の支払窓口で尋ねました。

それはわからないそうです・・・・

徴収者がわかないのに支払わなければならない不条理さ・・・

科学的データが無いのに13年とかの区切りを勝手につけ、税金を不当につり上げています。

いい加減な税制であり、繁華街で所場代を巻き上げるヤクザみたいなものです。

日本人はお上の言うことに従順過ぎるのでは無いでしょうか?

ま、かくいう私も先に支払ってから、窓口に質問をしていますので、やや反抗的従順者ということになりますかね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京証券取引所の斉藤惇

2011-05-18 06:38:04 | 福島原発

東京証券取引所の社長斉藤は、次のように発言した。

東電は株主が持っている会社で、政府が持っている会社ではない。

これは、枝野幹事長が金融機関に東電への債権放棄に言及したことに対する発言だ。

つまり東電に公的資金を投入すると被災者救済に繋がらず、東電株主救済に繋がることを明確にしてくれたありがたい発言だ。

以前、ライブドア株という記事でも書いたが、レスター・C・サローの知識資本主義からの引用を再度記載したい。

小口投資家たちに、市場は操作されていて、大口投資家や内部関係者とフェアーに競争しているのではないと警告することである。

資本主義の下ではすべての経済行為の極意は、「買い手の危険持ち」、「買い手の危険負担」ということである。

株主、特に大株主は金も出すが口も出す。

すなわち、今回の原発の放射能漏れの一連の問題は、株主のせいだとも言える。

地震に対する耐震設計や津波に対する防御対策は、東電の持ち主である株主が決定してきたのであるということだ。

もしも「いいえ、耐震設計などは政府が決定したのです。」と反論するのであれば、東電は政府のものです。

JALよりもひどい会社の株主を、政府の公金で救済するのは如何なものか?

株主が放射能を除去してくれるのか!と言いたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島原発 一時帰宅に同意書? これが日本の現実です

2011-05-11 13:47:56 | 福島原発

「警戒区域が危険であることを十分認識し、自己責任において立ち入ります。」

なぜ、自己責任なのか?

警戒区域に設定したのは住民ではなく政府です。

警戒区域が危険になったのは、政府と東電が運営している原発のせいです。

住民が自己責任を取るレベルの話ではありません。

民主党も自民党も公明党も、この日本に要りません。

といっても、今までの国会議員を選挙で選んだのも、国民ですから・・・

市町村の議員、県議員、国会議員、すべて国民によって選ばれた連中です。

議員というのは家業として成り立っているので、選挙では家族が全面に出て挨拶します。

何々議員の息子です、何々の妻でございますなどと、選挙期間に挨拶に来られても・・・息子がイケメンだからとか妻が美人だからとかで票を入れるのではありません。

また、公務員も責任を取らない体質ですから、何か問題が起きたときは誰も責任を取らない不思議な国になっております。

政府が自己責任で何でも済ますのであれば、自己責任で行った行為がどのようなものであれ法律に抵触しないということにすれば良い。

政府が責任を取らないというのであれば、無政府状態です。

世界を見てみますと、反政府デモやクーデターは到る所で起きています。

過去の日本でも大塩平八郎の乱などもありました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜岡原発

2011-05-10 00:36:34 | 福島原発

浜岡原発を停止させるというのは・・・・

各電力会社(東電以外)が値上げできるように運転停止を決めたのではないか?

危ないから止めるというのもあるのだろうが、福島原発の補償費用を各電力会社に割り振るためにとりあえず中部電力の浜岡原発を停止させて、電力余力を中部以西でも減少させるという手法を採ったのではないかと勝手に邪推しました。。

中部で電力事情が悪くなると、関電から電力供給を受ける。

関電は、中国電力から必要に応じて電力供給を受けるかもしれない。そうすると、九州・沖縄以外で電力事情が逼迫するように見せかけることができる。

そうすれば、各電力会社は化石燃料での発電により電力コストが上がるということを主張し、それを価格に転嫁する。

そうすれば、原発事故の補償分担金を電力会社が負担するということではなく、国民から吸い上げるシステムができあがる。

というようなことを誰かが考えて、管首相に浜岡停止を進言していたりして・・・

なんちゃって。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「仏の発見」という本

2011-05-08 01:00:27 | 本と雑誌

五木寛之 著  対話者 梅原 猛

先日本屋で、「仏の発見」という本を見かけパラパラッと立ち読みし、即購入した。

久しぶりに面白い本に出会えた。

仏教関係の本では、渡辺照宏著の「仏教」という本も面白かった。

しかし、この「仏の発見」は、仏教を解説している本ではありません。

知的好奇心を満足させる本です。

とりあえずお薦めいたします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする