砂上の楼閣

たまに思いついたことを時々書いたり書かなかったり。
ジャンル未定の備忘録みたいなものです。

令和6年 庄原市市政懇談会についての雑感 5 禁忌の質問

2024-09-04 23:01:13 | ブログ

 懇談会で質問したかった事の中で、いちばん質問してはいけないことがある。
それは、若手職員の離職の問題だ。

NHK Web News
庄原市 職員退職相次ぎ夏採用へ

05月08日 21時07分 より引用
庄原市では、ことし3月までの1年間に市の職員全体の7%にあたる37人が退職しました。
定年が延長されたことから定年退職の職員はおらず多くが自己都合で、30代以下の若手職員が4割を占めたということです。

庄原市の木山耕三市長は、8日の会見で、若い世代の退職者が多かったことについて、「第一志望ではない人が就職の場として庄原市役所を選んだ状況があった
引用終わり

懇談会配付資料より2ページ目
「庄原いちばんづくり」とは
「やっぱり、庄原がいちばんええよのぉ」と実感してもらえる まちづくり
とのことです。

「庄原いちばんづくり」を行っている庄原市で、「庄原市役所がいちばんええよのぉ」と何故思われなかったのか?
夏の採用試験では、「あなた、ここ(庄原市役所)が一番志望でしょうね?」と面接官が訪ねるのでしょうか?
私が思うに、十中八九試験を受けに来た人は「そうです」と答えるでしょう。

市に問題があるようにも思えるが、市会議員が問題視した形跡もないなぁ~

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令和6年 庄原市市政懇談会についての雑感 4

2024-09-04 22:01:50 | ブログ

 前回までで、
1. 平均値の比較だけで「庄原いちばんづくり」の施策の効果があったかどうかを論じるのは無理である。
2. 市民に配付した資料のデータをどのように検証すれば良いのかが分からない。引用元を明確にして検証可能な形でデータを用いて市民に説明するべきです。
3. 上記2に起因するが、検証しようとすると、市のデータと異なる値となり、市が出した平均値の値よりも高く出て施策施行前後の差が無くなる。

まっ、このようなことを書きました。


 市政懇談会の中で質疑応答があったクマやイノシシの獣害対策ですが、「クマの出没に関して安全な対策を取れないか?」との
質問に対し、クマは県の管轄であり、県にも言っていると市長は仰いましたが、誰にどのような形で申し入れたのかは分かりませんでした。
湯崎知事に正式にクマ対策を環境省とかに働きかけてくれと言ったのか、関係部署に文書で申し入れたのか・・・
雑談程度で申し入れているのか、正式に申し込んでいるのか?
いつ、誰が、どの部署(人)に、どのような内容を申しいれたのか、その結果はどうなっているかを答えて欲しかった。

現状では、イノシシの捕獲檻にクマが入った場合、一々県にお伺いを立てなくてはならない。市町村で直ぐに対策が取れるようにすれば良い。
県が非科学的な根拠で捕獲頭数の上限を決めていることが、そもそもの間違いであると思う。
それにしても、芸備線廃止の話では、近隣の市や県と協議会を開いたりしているが、クマ対策で島根・山口・広島の各市町村で環境省なり県にもっと対策を取りやすいように求めていく努力をしたら?と言いたい。

別に、クマやイノシシが身近に居なくなっても私は支障を感じない。

そもそも、クマの生息数なんか不正確で増えているか減っているか誰も分からないのだから。

因みに、クマの目撃例とクマの生息数に相関性があるかどうかは分からない。
分かるのは、被害件数の増減であり、その被害も人身に危害が加えられたとか、一定規模の農作物の被害をカウントするのがよい。

よく市の広報で、クマが来ないように柿の木などは切りましょうと言っているが、私は家に成る柿が好きだ。

どうしてクマのために木を切らないといけないのか?
駆除一択でお願いしたい。

ちょっと、動物愛護団体とは話が合わないだろうなぁ

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令和6年 庄原市市政懇談会についての雑感 3

2024-08-31 18:01:49 | ブログ

なんだかなぁーー
アホらしくなってくる。
平均値を比較しても無意味だということを書いたが、市が懇談会で用意した資料の値が間違っているのではないかと思える。

資料には、住民基本台帳に基づくと明記されている。
庄原市のホームページ(HP)の統計情報で転入者と転出者の人数を確認し計算したところ数値が違うのである。
市政懇談会で配布された資料には、(転入者-転出者=社会増減)という計算式で数値を出しているとある。
庄原市のHPで確認できる統計資料は、住民基本台帳に基づいている。一応確認済み。
令和5年度の統計資料は、各月のデータと年度全体のデータがあるので容易に(転入者-転出者=社会増減)の計算が出来る。引き算だし・・
その数値が、資料中の数値と異なっていた。
令和5年度以外のデータは各月のデータがあるが年度合計の数値が無かったので計算して求めました。
平成28年までしか遡れなかったので、そこまでの数値の違いを表にしました。

この数値の違いが生じるのは何故かは分かりません。

庄原市に尋ねてみたいと思います。

当然、成果2に関しても、移住者の数が増加してきたのは、「庄原いちばんづくりの取り組み」が影響していると平均値で結論づけるのは間違いであろう。

あと、市政懇談会の中で獣害対策について質疑応答があったが、これに関しては次に持ち越しということで。

最後には禁断の質問を・・・ 

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令和6年 庄原市市政懇談会についての雑感 2

2024-08-31 11:12:18 | ブログ

どうしてそのような結論が得られるのか? 不思議な市の算数問題

取り組みの成果(1) 社会減の減少幅が縮小傾向
と銘打っております。

転入 - 転出 = 社会増減
転入は、他の地域から庄原市に移り住んだ人
転出は、庄原市から他へ移り住んだ人

数字は住民基本台帳を基に算出されていると資料中の説明にあります。


で、
庄原いちばんづくりの取り組み実施前の平成18年度から平成24年までの社会増減の平均値 211.9人/年

庄原いちばんづくりの実施期間の社会増減の平均値 166.5人/年
を比較しています。

ほら見てください!減ってるでしょ? すごーーーい!
と自画自賛されております。

算数で、平均値というのを教えてもらった小学生みたいですね。

平均値は何でも説明できる魔法のアイテムだと思ったのでしょうか。

転入者 - 転出者 = X

平成18年から令和5年までの各年度のXを求めていますが、各年度毎に庄原市の人口減が進み、かつ、高齢化が進んでいる中で単純に(引き算)だけで求めた数字に意味があるのでしょうか?

懇談会では、転入者と転出者の各年度の増減の傾向も示されていないし、どのような年代の人が転入転出をおこなっているのかの説明もありませんでした。
たとえば、転入者の数は毎年一定であったとし、転出者の数が減ってきたとします。
転出者の多くが30代から50代であったと仮定します。
しかし、その年代は年々減少してきており、それが転出者減の要因かも知れません。
あくまでも例えですが・・・


何が言いたいかと言いますと、転入・転出する要因が分析されていないのに小学生でも出来る平均値の比較で。「庄原いちばんづくりの実施」が社会増減の減少に寄与したというのは間違いでしょう。


嗚呼それと、庄原市のホームページにある統計資料令和5年度の人口動向(住民基本台帳に基づく)の数字から転入者-転出者は、603-806=(-203)
懇談会の資料で令和5年度の数値が-129となっていますが・・・

 

数字の違いについては、次に説明します。

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令和6年 庄原市市政懇談会についての雑感 1

2024-08-31 03:44:24 | ブログ

 先週、8月23日に庄原市口和町で市政懇談会が行われました。

懇談会と言うよりも、自分たちが行っている施策の説明会みたいなものです。

懇談会の議題は、
安心して住み続けられるまちづくりに向けて
~庄原いちばんづくりの取り組み~

という議題です。

配付された資料をJPGでアップしておきます。(たぶん、門外不出、一子相伝の資料かも知れません)

資料1ページ目に目次があります。。
1 庄原いちばんづくりとは
2 庄原いちばんづくりの取り組み
3 庄原いちばんづくりの成果
4 庄原市の人口動態について
5 安心して住み続けられるまちづくりに向けて

1, 2はこのような趣旨で、このような施策を行っていますという説明。
3は、その成果がどのような物であったか説明しています。

懇談会では質疑応答の時間も設けられていましたが、質問は遠慮しておきました。
質問したら市の偉いさん方が怒るかもしれないし。
質問内容が分からないかもしれないし、早く帰りたかったし。


質問したかったのは、成果についての根拠です。

今日はこの辺りで。

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