2012-0210-man0510
万葉短歌0510 白栲の0450
白栲の 袖解き交へて 帰り来む
月日を数みて 行きて来ましを 丹比真人笠麻呂
0450 万葉短歌0510 ShuB411 2012-0210-man0510
□しろたへの そでときかへて かへりこむ
つきひをよみて ゆきてこましを
○丹比真人笠麻呂(たぢひの まひと かさまろ)=第226歌、285歌参照。
【編者注】第509歌(長歌)への反歌。長歌の題詞原文は、「丹比真人笠麻呂下筑紫国時作歌一首并短歌」。ただしこの510歌の題詞は「反歌」。
【訓注】白栲(しろたへ=白妙)。交へて(かへて=更而)。数みて(よみて=数而)。