万葉短歌-悠山人編

万葉短歌…万葉集全4516歌(長短)のうち、短歌をすべてJPG&TXTで紹介する。→日本初!

万葉短歌0519 雨障み0459

2012年02月19日 | 万葉短歌

2012-0219-man0519
万葉短歌0519 雨障み0459

雨障み 常する君は ひさかたの
きぞの夜の雨に 懲りにけむかも  大伴郎女

0459     万葉短歌0519 ShuB425 2012-0219-man0519

□あまつつみ つねするきみは ひさかたの
 きぞのよのあめに こりにけむかも
○大伴郎女(おほともの いらつめ)=未詳。<8-1472 の左注に記される大伴旅人の妻(家持の継母)「大伴郎女」と同一人と見る説がある(…)。ただし、この女性を大伴坂上郎女かとする(略)説もある(…)。>
【編者注】題詞脚注によると、作者の子今城王(いまきの おほきみ)は、のちに大原真人(おほはらの まひと)の氏を受けた。
【訓注】きぞの夜の(きぞのよの=昨夜)。