2013-0425-man0955
万葉短歌0955 さす竹の0865
さす竹の 大宮人の 家と住む
佐保の山をば 思ふやも君 石川足人
0865 万葉短歌0955 ShuC355 2013-0425-man0955
□さすたけの おほみやひとの いへとすむ
さほのやまをば おもふやもきみ
○石川足人(いしかはの たるひと)=原文には「石河朝臣足人」。「神亀元年(724)、従五位上。その後大宰少弐に任ぜられ、同五年に遷任されて都へ去った。」 なお第549歌参照。
【編者注】題詞原文は、「大宰少弐石河朝臣足人作歌一首」。
【訓注】さす竹(さすたけ=刺竹)。大宮人(おほみやひと)。佐保の山(さほのやま=佐保能山)。思ふやも(おもふやも=思哉毛)。