万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1268 子らが手を1162

2014年03月02日 | 万葉短歌

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万葉短歌1268 子らが手を1162

子らが手を 巻向山は 常にあれど
過ぎにし人に 行きまかめやも  柿本人麻呂

1162     万葉短歌1268 ShuD230 2014-0302-man1268

こらがてを まきむくやまは つねにあれど
  すぎにしひとに ゆきまかめやも
柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第30歌参照。
【編者注】題詞・作者名・左注・脚注のいずれもないが、作者名は第1269歌左注読下し「右の二首は、柿本朝臣人麻呂が歌集に出づ。」による。
【編者注-前歌】第1267歌の題詞は「就所発思 旋頭歌」、左注読下しは「右の十七首は、古歌集に出づ。」
【訓注】子ら(こら=児等)。巻向山(まきむくやま)[奈良県桜井市]。過ぎにし人(すぎにしひと=過徃人)。行きまかめやも(ゆきまかめやも=徃巻目八方)。