万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1305 見れど飽かぬ1175

2014年03月15日 | 万葉短歌

2014-0315-man1305
万葉短歌1305 見れど飽かぬ1175

見れど飽かぬ 人国山の 木の葉をし
我が心から なつかしみ思ふ  柿本人麻呂

1175     万葉短歌1305 ShuD288 2014-0315-man1305

みれどあかぬ ひとくにやまの このはをし
  わがこころから なつかしみおもふ
柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第30歌参照。作者名・脚注のいずれもないが、作者名は第1310歌左注読下しによる。
【編者注】「寄木」二首(1304~1305)の第2首。
【訓注】人国山の(ひとくにやまの=人国山)[和歌山県田辺市秋津町?]。我が心から(わがこころから=己心)。なつかしみ思ふ(なつかしみおもふ=名著念)。