2014-0310-man1300
万葉短歌1300 をちこちの1170
をちこちの 磯の中にある 白玉を
人に知らえず 見むよしもがも 柿本人麻呂
1170 万葉短歌1300 ShuD284 2014-0310-man1300
□をちこちの いそのなかにある しらたまを
ひとにしらえず みむよしもがも
○柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第30歌参照。作者名・脚注のいずれもないが、作者名は第1310歌左注読下しによる。
【編者注】「寄衣」八首(1296~1303)の第5首。
【訓注】をちこちの(遠近)。磯(いそ=礒)。