万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1304 天雲の1174

2014年03月14日 | 万葉短歌

2014-0314-man1304
万葉短歌1304 天雲の1174

天雲の たなびく山に 隠りたる
我が下心 木の葉知るらむ  柿本人麻呂

1174     万葉短歌1304 ShuD287 2014-0314-man1304

あまくもの たなびくやまに こもりたる
  わがしたごころ このはしるらむ
柿本人麻呂(かきのもとの ひとまろ)=第30歌参照。作者名・脚注のいずれもないが、作者名は第1310歌左注読下しによる。
【編者注】題詞「寄木」二首(1304~1305)の第1首。
【訓注】たなびく山に(たなびくやまに=棚引山)。我が下心(わがしたごころ=吾下心)。