万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1416 玉梓の1285

2014年07月05日 | 万葉短歌

2014-0705-man1416
万葉短歌1416 玉梓の1285

玉梓の 妹は花かも あしひきの
この山陰に 撒けば失せぬる  

1285     万葉短歌1416 ShuD415 2014-0705-man1416

たまづさの いもははなかも あしひきの
 このやまかげに まけばうせぬる
=未詳。作者名・脚注・左注のいずれもない。ただし頭注(仮称)読下しに「或本の歌に曰(い)はく」。
【編者注】題詞は「挽歌」。十三首(1404~1416)の第13首。
【訓注】玉梓の(たまづさの=玉梓之)。妹(いも)。あしひきの(足日木乃)。山陰(やまかげ=山影)。撒けば失せぬる(まけばうせぬる=麻気者失留)。