万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1420 沫雪か1289

2014年07月09日 | 万葉短歌

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万葉短歌1420 沫雪か1289

沫雪か はだれに降ると 見るまでに
流らへ散るは 何の花ぞも  駿河采女

1289     万葉短歌1420 ShuD431 2014-0709-man1420

あわゆきか はだれにふると みるまでに
  ながらへちるは なにのはなぞも
駿河采女(するがの うねめ)=04-0507参照。
【編者注】題詞は「駿河采女歌一首」。「春雑歌」三十首(1418~1447)の第3首。
【訓注】沫雪(あわゆき)[泡雪。≠(春の)淡雪(あはゆき)]。はだれ(薄太礼)。まで(左右)[左右手・真手(まて)、握手]。