万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1440 春雨の1307

2014年07月27日 | 万葉短歌

2014-0727-man1440
万葉短歌1440 春雨の1307

春雨の しくしく降るに 高円の
山の桜は いかにかあるらむ  河辺東人

1307     万葉短歌1440 ShuD460 2014-0727-man1440

はるさめの しくしくふるに たかまとの
  やまのさくらは いかにかあるらむ
河辺東人(かはへの あづまひと)=原文では「河辺朝臣(あそみ)東人」。06-0978歌参照。
【編者注】題詞は「河辺朝臣東人歌一首」。「春雑歌」三十首(1418~1447)の第23首。
【訓注】春雨(はるさめ)[波流佐米=17-3969、18-4138]。しくしく(敷)。高円(たかまと)[奈良市春日山南、02-0230]。