2017-0501-man2459
万葉短歌2459 我が背子が2271
我が背子が 浜行く風の いや急に
急事増して 逢はずてあるらむ ○
2271 万葉短歌2459 ShuF131 2017-0501-man2459
□わがせこが はまゆくかぜの いやはやに
はやことまして あはずてあるらむ
○=柿本人麻呂歌集。
【編者注】「寄物陳思」(2415~2507、93首)の第45首。女。
【訓注】我が背子が(わがせこが=吾背児我)。いや急に(いやはやに=弥急)。急事(はやこと)。逢はずて(あはずて=不相)。
【参考-異訓例】電網検索「万葉集 2459」から、用字はそのまま。
1 吾が背児が浜行く風のいや急(はや)み 急(はや)みき事(こと)しまして逢はざらむ
2 我が背子が浜行く風のいや早に 言を早みかいや逢はずあらむ
3 裁が背子が疾行く風のいさ早やに ことを早みかいや逢はずらむ
4 我が背子が浜吹く風のいや早に 早事なさばいや逢はざらむ
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