2017-1014-man2622
万葉短歌2622 志賀の海女の2434
志賀の海女の 塩焼き衣 なれぬれど
恋というものは 忘れかねつも ○
2434 万葉短歌2622 ShuF267 2017-1014-man2622
□しかのあまの しほやきころも なれぬれど
こひといふものは わすれかねつも
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第4首。女。
【訓注】志賀(しか)[福岡市東区。志賀島の歌は集中16首]。海女(あま=白水郎)。なる[穢(=馴れる)]。恋といふもの(こひといふもの=恋云物)。