2017-1019-man2627
万葉短歌2627 はねかづら2439
はねかづら 今する妹が うら若み
笑みみ怒りみ 付けし紐解く ○
2439 万葉短歌2627 ShuF272 2017-1019-man2627
□はねかづら いまするいもが うらわかみ
ゑみみいかりみ つけしひもとく
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第9首。男。
【訓注】はねかづら(波祢縵)[羽縵(蘰)。「女が成年式に付けた髪飾りの一種か」。04-0705葉根縵 今為妹乎(はねかづら いまするいもを)、-0706葉根縵 今為妹者(… いまするいもは)、07-1112波祢縵 今為妹乎(… …)、波祢縵 今為妹之(… いまするいもが)]。うら若み 笑みみ怒りみ(浦若見 咲見慍見)[諸説は行為者を女と見るが、依拠本は男とする]。