2019-0215-man3093
万葉短歌3093 小竹の上に2905
小竹の上に 来居て鳴く鳥 目を安み
人妻ゆゑに 我れ恋ひにけり ○
2905 万葉短歌3093 ShuF676 2019-0215-man3093
□しののうへに きゐてなくとり めをやすみ
ひとづまゆゑに あれこひにけり
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2964-3100、137首)の第130首。男。
【訓注】小竹(しの)[02-0133小竹之葉者(ささのはは)、07-1349小竹尓不有九二(しのにあらなくに)、-1350八橋乃小竹乎(やばせのしのを)、ほか]。人妻(ひとづま)[下記注]。我れ(あれ=吾)。
【編者注-ひとづま】01-0021人嬬、04-0517人妻、09-1759(長歌)他妻、10-1999人妻、-2296人妻、11-2365人妻、12-2866人妻、-2909人妻、-3093人妻、-3115人妻、13-3314(長歌)人都末、14-3472比登豆麻、-3539比等豆麻、-3541比登豆麻、-3557比登都麻。