万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌4077 我が背子が3787

2021年08月27日 | 万葉短歌

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万葉短歌4077 我が背子が3787

我が背子が 古き垣内の 桜花
いまだふふめり 一目見に来ね  大伴家持

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□わがせこが ふるきかきつの さくらばな
  いまだふふめり ひとめみにこね
○大伴家持(おほともの やかもち)=03-0403歌注参照。
【編者注】巻18(4032~4138、百七首)の第45首。小題に、「一 答属目発思兼詠云遷任(せんにんしたる)旧宅(もとついへの)西北(いぬゐの)隅桜樹(あうじゅを)」。
【訓注】我が背子(わがせこ=和我勢故)。垣内(かきつ=伎可吉)[「カキウチの転。垣で囲まれた土地の内側」]。桜花(さくらばな=佐久良婆奈)。