2014-0715-man1426
万葉短歌1426 我が背子に1295
我が背子に 見せむと思ひし 梅の花
それとも見えず 雪の降れれば 山部赤人
1295 万葉短歌1426 ShuD437 2014-0715-man1426
□わがせこに みせむとおもひし うめのはな
それともみえず ゆきのふれれば
○山部赤人(やまべの あかひと)=原文には「山部宿祢(すくね)赤人」。01-0318歌参照。
【編者注】題詞は「山部宿祢赤人歌四首」(1424~1427)、その第3首。「春雑歌」三十首(1418~1447)の第9首。
【訓注】我が背子(わがせこ=吾勢子)。思ひし(おもひし=念之)。降れれば(ふれれば=零有者)。