今朝の信州は涼しい19度でしたが、関係先でコロナ患者が
発生したため、今日の仕事は延期となりました。久しぶり
に朝は涼しかったのですが、今になってまたまた暑くなっ
てきましたよ。信州のコロナも猛威です。県下で1,591人
長野市496人、佐久市210人、上田市186人、飯田市145人
松本市142人、伊那市138人、諏訪市119人、安曇野市54人
塩尻市19人、木曽郡8人と相変わらずの感染拡大が止まりま
せん。医療機関の病床もひっ迫しているようです。
電力不足が心配ですが・・その原因については??マスコミ
も政府もはっきり追及していません。
「今年の歴史的に早い梅雨明け、異常高温が直接的な引き金
となりました」と話すのは、環境エネルギー政策研究所の
飯田哲也氏。「欧州でも6月は猛暑に襲われましたが電力
不足騒ぎは起きなかった。日本は途上国のような電力不足
に見舞われており、完全に“人災”といえる。電力会社と政府
の完全なる失敗です」(飯田氏、以下同)
途上国であれば安定供給のため、政府や大企業が電力を独占
するメリットはあるが、先進国である欧米や日本は、現在
電力は“自由化”されている。それまで電力会社が独占して製造
(発電)販売していたが、'16年4月より電気の小売業への参入
が全面自由化された。独占市場より、市場を開放したほうが
メリットがあるという考え方だ。「日本は電力の“市場”に問題
があります。欧米の電力市場は、需要が増えると供給も増えて
価格が上がる。逆に需要が下がると供給も下がって価格も下
がる。緊急時になっても、たいていのことは市場でクリアで
きます」
電力不足の危機を市場がクリアした一例を紹介する。数年前
にドイツで皆既日食が起こった。ドイツは太陽光発電が広く
普及している。通常の電力需要は約8000万キロワット。その
うちの4000万キロワット程度が太陽光発電だった。しかし、
日食によって太陽が隠れ、供給は1000万キロワット程度まで
落ちた。「しかし、何も問題がなかった。電力市場において
価格が少し上がって太陽光発電以外の供給が増え、太陽光
発電が急減した分をカバーしたのです。日本で起きている
ような電力不足は、市場をちゃんとつくればまったく問題
なくクリアできる話。しかし、日本は実質的には電力市場が
開かれていない。日本の電力市場は1億7000万キロワット位
あるのですが、そのうちの8割は、東京電力など自由化以前
に独占していた電力会社が、発電も販売もいまだに独占。
完全に自由化されたのは2割くらいしかない」
価格は若干上がるが、それによって供給が増える(=販売量
が増える)ため、電力不足にならない。日本は欧米のような
電力市場がなく、電力危機をカバーできない。
「日本の電力自由化は“見せかけ”。開かれた電力市場であれ
ば電力不足なんて起きません。また、欧米は万が一の際にも
備えるためにかなり高度な計算に裏付けされた対応をして
いますが、日本にはそれがない。日本の電力自由化は、実質
的に電力会社が自分たちの独占を維持するように、欧米の
仕組みとは似て非なるものをつくった。その結果として途上
国のような電力危機を招いてしまったのです」
と環境エネルギー政策研究所の飯田哲也氏は週刊誌に語って
いる。私はそれ以前に公共料金と言われる電気量は政府と国
が天下りや、政治献金などのために国民をなんかのからくり
で我々を騙しているような気がします。これもこの電力業界
誰が一番得しているのか?? 真剣に考えますと・・判ります。










発生したため、今日の仕事は延期となりました。久しぶり
に朝は涼しかったのですが、今になってまたまた暑くなっ
てきましたよ。信州のコロナも猛威です。県下で1,591人
長野市496人、佐久市210人、上田市186人、飯田市145人
松本市142人、伊那市138人、諏訪市119人、安曇野市54人
塩尻市19人、木曽郡8人と相変わらずの感染拡大が止まりま
せん。医療機関の病床もひっ迫しているようです。
電力不足が心配ですが・・その原因については??マスコミ
も政府もはっきり追及していません。
「今年の歴史的に早い梅雨明け、異常高温が直接的な引き金
となりました」と話すのは、環境エネルギー政策研究所の
飯田哲也氏。「欧州でも6月は猛暑に襲われましたが電力
不足騒ぎは起きなかった。日本は途上国のような電力不足
に見舞われており、完全に“人災”といえる。電力会社と政府
の完全なる失敗です」(飯田氏、以下同)
途上国であれば安定供給のため、政府や大企業が電力を独占
するメリットはあるが、先進国である欧米や日本は、現在
電力は“自由化”されている。それまで電力会社が独占して製造
(発電)販売していたが、'16年4月より電気の小売業への参入
が全面自由化された。独占市場より、市場を開放したほうが
メリットがあるという考え方だ。「日本は電力の“市場”に問題
があります。欧米の電力市場は、需要が増えると供給も増えて
価格が上がる。逆に需要が下がると供給も下がって価格も下
がる。緊急時になっても、たいていのことは市場でクリアで
きます」
電力不足の危機を市場がクリアした一例を紹介する。数年前
にドイツで皆既日食が起こった。ドイツは太陽光発電が広く
普及している。通常の電力需要は約8000万キロワット。その
うちの4000万キロワット程度が太陽光発電だった。しかし、
日食によって太陽が隠れ、供給は1000万キロワット程度まで
落ちた。「しかし、何も問題がなかった。電力市場において
価格が少し上がって太陽光発電以外の供給が増え、太陽光
発電が急減した分をカバーしたのです。日本で起きている
ような電力不足は、市場をちゃんとつくればまったく問題
なくクリアできる話。しかし、日本は実質的には電力市場が
開かれていない。日本の電力市場は1億7000万キロワット位
あるのですが、そのうちの8割は、東京電力など自由化以前
に独占していた電力会社が、発電も販売もいまだに独占。
完全に自由化されたのは2割くらいしかない」
価格は若干上がるが、それによって供給が増える(=販売量
が増える)ため、電力不足にならない。日本は欧米のような
電力市場がなく、電力危機をカバーできない。
「日本の電力自由化は“見せかけ”。開かれた電力市場であれ
ば電力不足なんて起きません。また、欧米は万が一の際にも
備えるためにかなり高度な計算に裏付けされた対応をして
いますが、日本にはそれがない。日本の電力自由化は、実質
的に電力会社が自分たちの独占を維持するように、欧米の
仕組みとは似て非なるものをつくった。その結果として途上
国のような電力危機を招いてしまったのです」
と環境エネルギー政策研究所の飯田哲也氏は週刊誌に語って
いる。私はそれ以前に公共料金と言われる電気量は政府と国
が天下りや、政治献金などのために国民をなんかのからくり
で我々を騙しているような気がします。これもこの電力業界
誰が一番得しているのか?? 真剣に考えますと・・判ります。









